「ANAカードプレミアム」のメリットは?プラチナカード3種類を比較 マイル付与率アップ、ラウンジ無料利用、割引優待etc.

2019.7.3
FINANCE
(写真=PIXTA)
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ANAカードの最上位に位置するプラチナグレードのクレジットカード「ANAカードプレミアム」。ANAをよく利用する人であれば、このプラチナカードを持つことで旅行がとてもお得で、快適になる。どのようなメリットがあるのか、いくつか種類がある中で代表的なカードにはどのような特徴があるのか、比較する。

「ANAカードプレミアム」なら毎年ボーナスマイルとして1万マイルがもらえる

「ANAカード」はANAのマイルが貯まりやすく、ANAグループ店舗の利用で割引などが適用されるクレジットカード。その最上位のプラチナグレードにあたる「ANAカードプレミアム」では、ほかのグレードのカード以上に特典・サービスが充実している。

例えば、マイルについては入会時に1万マイルがプレゼントされるほか、毎年カードを継続するたびに継続ボーナスとして1万マイルがプレゼントされる。

さらに搭乗時にも搭乗ボーナスマイルとして通常のフライトマイルに50%がプラス。搭乗の多い人には、毎年2,000マイルがプレゼントされる。

またマイルの交換先の1つに、ANA公式サイトで利用できる電子クーポンのANA SKYコインがあるが、ANAカードプレミアムでは交換マイル数に応じてレートが変化し、5万マイル以上の交換時には通常レート(1マイル→1コイン)の1.6倍のコインを得られる。

つまり、マイルが貯まりやすく、貯めたマイルをより有効に使えるカードなのだ。

ANAカードで唯一「ANAラウンジ」を無料利用ができるなど、旅行がより快適に

空港ラウンジには航空会社のラウンジのほか、通称「カードラウンジ」と呼ばれるクレジットカード会員が無料利用できるラウンジがある。一般的に航空会社のラウンジのほうがグレードは高いが、航空会社のクレジットカードであっても多くはカードラウンジしか無料利用できない。

これはANAカードでも同じなのだが、「ANAカードプレミアム」だけは国内主要空港の国内線ANAラウンジを利用できる。プラチナグレードのカードであっても、航空会社のラウンジが使えるものは少ないため、これは大きなメリットといっていいだろう。

そのほか、「ANAカードプレミア」だけの特典というわけではないが、ANAカードの上位カード共通のものとして、エコノミークラス利用時でもビジネスクラスのカウンターでチェックインできる特典がある。

ANAグループ店舗などでの割引優待もよりお得に

ANAカードはANAグループ店舗などでの割引優待を利用でき、「ANAカードプレミアム」ではその一部で割引率がより高く設定されている。
  • ANA機内販売10%オフ
  • ANA DUTY FREE SHOP(空港免税店)10%オフ
  • ANA FESTA(空港売店)5%オフ
  • ショッピングサイト「ANAショッピング A-style」5%オフ
  • 国内旅行商品「ANAスカイホリデー」、海外旅行商品「ANAハローツアー・ANAワンダーアース」5%オフ
  • 新宿高島屋SHILLA&ANA(免税店)10%オフ
  • ANAビジネスソリューション公開講座受講料15%オフ
  • セントラルパーキング成田で駐車料金特別割引
  • IHG・ANA・ホテルズグループジャパンでお得な宿泊料金より5%オフ、朝食無料&ウェルカムドリンクサービス
そのほか、機体工場の見学、ANAスカイオーディオ(全日空寄席)公開録音などANAらしい企画を含む、各種イベントにも案内される。

「ANAカードプレミアム」3種を比較 それぞれの特徴は?

ANAカードプレミアムにはいくつかの国際カードブランドがあり、それぞれ年会費やポイントの貯まり方や、付帯保険の補償額、付帯サービスの内容などが異なっている。代表的な3種のカードの特徴を紹介しよう。

「ANA VISAプラチナ プレミアムカード」の特徴

年会費は8万円(税別)、家族カード会員は4,000円(税別)。クレジット利用1,000円につき1ポイントが貯まり、1ポイント→15マイルのレートでマイルに移行できる。また、ANA航空券の購入では100円につき3.5マイル(うち1.5マイル分はポイントからの移行分)が貯まる。

海外・国内旅行傷害保険は最高1億円の補償が付き、そのほか、航空便遅延保険、年間500万円限度のショッピング保険が付帯。

付帯サービス・特典として、世界130ヵ国1,000ヵ所以上の空港ラウンジを無料で利用できる「プライオリティ・パス」、東京・大阪を中心に約100店舗の一流レストランで2名以上のコース料理を利用すると会員1名分が無料になる「プラチナグルメクーポンPlatinum」、高級レストランで利用できる5,000円相当の割引クーポンがプレゼントされる「Visaプラチナ ラグジュアリーダイニング」などが提供される。

「ANA JCB カードプレミアム」の特徴

年会費は7万円(税別)、家族カード会員は4,000円(税別)。クレジット利用1,000円につき1ポイントが貯まり、1ポイント→10マイルのレートでマイルに移行できる。また、ANA航空券の購入では100円につき3マイル(うち1マイル分はポイントからの移行分)が貯まる。

海外・国内旅行傷害保険は最高1億円の補償が付き、航空便遅延保険、年間500万円限度のショッピング保険が付帯。

付帯サービス・特典として「プライオリティ・パス」のほか、コンシェルジュサービスが提供される。

「ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード」の特徴

年会費は15万円(税別)、家族カード会員は4枚まで無料。クレジット利用100円につき1ポイントが貯まり、1ポイント→1マイルのレートでマイルに移行できる。

ただし、ANAグループの利用時には2.5倍のポイントアップとなるため、ANA航空券の購入では100円につき4.5マイル(うち2.5マイル分はポイントからの移行分)が貯まる。

海外・国内旅行傷害保険は最高1億円補償。そのほか、
  • 航空便遅延保険
  • 年間500万円限度のショッピング保険
  • 購入店が返品を受け付けない場合の購入金額返金保証「リターン・プロテクション」
  • 急な出張で旅行に行けなくなった場合や病気やケガの入院などでコンサートに行けなくなった場合、キャンセル費用などを補償する「キャンセル・プロテクション」
などの保険が付帯する。

付帯サービス・特典として「プライオリティ・パス」のほか、コンシェルジュサービス(プレミアム・サービス・デスク)が提供される。

ANA利用でマイルが貯まりやすいのはアメックス

ANA利用時にマイルがもっとも貯まり、豊富な保険が充実しているのはアメックス(アメリカン・エキスプレス)だが、年会費はほかのカード2枚分と高額なため単純にベターとも言えない。

クレジットカードの特典が自分のニーズにぴたっと当てはまるのなら多少の年会費を支払ってでもメリットは多く、その逆に不要な特典に年会費を支払うのは余分なコストとなる。

どのカードでもANAを利用するのなら特典を享受できるが、「ANAカードプレミアム」の年会費は高額の部類に入るので慎重に選びたい。

文・モリソウイチロウ(ライター)
 

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