ポイント二重取りできるクレジットカード5選 三重取りなど、効率的な貯め方も紹介

2020.2.21
運用・家計
(写真=PIXTA)
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さまざまな決済方法やポイントサービスがある中、よりお得にクレジットカードを利用する方法として、ポイント二重取りがある。ここでは効率よくポイントを貯める方法と、ポイント二重取りに向いているクレジットカード5選を紹介しよう。

目次
1,クレジットカードのポイント二重取りとは?
2,クレジットカードのポイントの貯め方
3,ポイントの貯めやすいクレジットカード5選
3-1,「ビックカメラSuicaカード」
3-2,「リクルートカード」
3-3,「dカード」
3-4,「ヤフーカード」
3-5,「楽天カード」
4,各ポイントサービスの仕組みをよく理解しておこう

1,クレジットカードのポイント二重取り、三重取りとは?

ほとんどのクレジットカードにはポイントサービスがあり、クレジット利用によりポイントが貯まる仕組みだ。さらに、支払い時にほかのポイントサービスと組み合わせることによって二重や三重にポイントを得ることができる。

その場合、ポイント還元率が小さくてもトータルでは2倍、3倍の早さでポイントが貯まる。ここで、ポイントの二重、三重取りの方法をいくつか紹介しよう。

2,クレジットカードのポイントを二重取りする3つの方法

クレジットカードでポイントを二重、三重に貯めるにはいくつかの方法がある。ここでは簡単にできる3つを紹介していこう。

方法1,クレジット利用ポイント+電子マネー/スマホ決済利用ポイント

クレジットカードで電子マネーやスマホ(QRコード)決済サービスにチャージするときに付与されるクレジット利用ポイント

電子マネーやスマホ決済サービスで支払うときに付与されるポイント

による二重取りの方法は、以下のとおりだ。

たとえば、「楽天カード」をスマホ決済サービスの「楽天Pay」に紐付けた場合の、楽天スーパーポイントの貯まり方を考えてみよう。楽天Payで200円の買い物をすると

楽天カードで2ポイント(200円→2ポイント)

楽天Payで1ポイント(200円→1ポイント)

楽天カードは還元率1%(100円→1ポイント)、楽天Payは還元率0.5%(200円→1ポイント)なので、合計で1.5%還元となり3ポイント貯まる。楽天カードでクレジットカード決済をするだけの場合よりもお得だ。スマホ決済サービスはボーナスポイントキャンペーンを行うことが多いので、その都度恩恵を受けられるのもメリット。

このように双方で同じポイントが付与されるようにすると、ポイントが1つにまとまって便利だ。ポイントの種類が違ったとしても、ポイント移行によって1つにまとめられるならOKだ。

方法2,クレジット利用ポイント+共通ポイント

店舗でクレジット払いをしたときに付与されるクレジット利用ポイント

店舗でポイントカードを提示したときの共通ポイント

TポイントやPontaポイント、dポイントなどの共通ポイントサービス加盟店でクレジット払いをし、ポイントカードを提示することで、クレジット利用ポイントと共通ポイントの二重取りができる。

さらに、このときクレジットカードでチャージした電子マネーで支払うと、ポイントの三重取りができる。

方法3,クレジット利用ポイント+ボーナスポイント

クレジット払いをしたときに付与されるクレジット利用ポイント

ポイントサイトを経由・特定の店舗で付与されるボーナスポイント

クレジットカード発行会社の中には、自社提供のポイントサイトを経由してAmazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなどを利用すると、通常のクレジット支払いポイントに加えてボーナスポイントを付与するところがある。

たとえば、「Orico Card THE POINT(オリコカード ザ ポイント)」の通常ポイント還元率は1%だが、オリコモールでAmazonを利用すると、オリコモール特別加算分として0.5%、Amazon利用分として0.5%のボーナスポイントが追加で付与され、合計で2%のポイントが付与される。これは、ポイント二重取りと言うよりは、ポイントアップと言ったほうが正確だろう。

似たようなものに、セブン-イレブンでの「ANA VISAワイドゴールドカード」利用がある。200円利用するとVポイントが1ポイント付与され、さらにセブン-イレブン利用特典としてANAマイルが2マイル付与される。このように、街にあるクレジットカードのポイント提携店での支払いでポイントアップする方法もある。

3,ポイントの二重取りがしやすいクレジットカード5選 リクルートカード、dカード、ビッグカメラSuicaカードなど

以上で紹介した3つの方法を意識すれば、今まで以上に効率的にポイントを貯めることができるだろう。注意したいのは、クレジットカードの中には電子マネーへのチャージ分にポイントが付与されない、あるいは一部の電子マネーチャージにしかポイントが付与されないものがあることだ。

それを踏まえつつ、ポイント二重取りがしやすい5枚のクレジットカードを紹介していこう。
 
カード名 ビックカメラ
Suicaカード
リクルートカード dカード ヤフーカード 楽天カード
デザイン ビックカメラSuicaカード リクルートカード dカード ヤフーカード 楽天カード
年会費 524円
※年1回の利用で
翌年度無料
無料 無料 無料 無料
通常還元率 1.0% 1.2% 1.0% 1.0% 1.0%
特徴 駅ビルで
三重取り可能
ローソン利用で
還元率最大2.7%
d払い利用で
還元率2%に
Tポイントが
効率良く貯まる
楽天ペイ利用で
還元率2%に
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3-1,「ビックカメラSuicaカード」――駅ビルで三重取り可能 ビックカメラでは11.5%還元も

「ビックカメラSuicaカード」は年会費524円(税込)で、初年度の年会費は無料。2年目以降も、前年にクレジット利用が1回でもあれば無料となるので実質無料と考えていいだろう。国際ブランドはVisa、JCBから選べる。

貯まるポイントは、ビックカメラのビックポイントとJR東日本のJRE POINT。0.5%ずつ付与され、ポイント還元率は合計で1%となる。

このクレジットカードをJR東日本の駅ビルなどにあるJRE POINT加盟店でカードを提示すると、100円(税別)につき1ポイント(1円相当)が貯まり、ポイントを二重取りすることができる。また、定期券購入やSuicaチャージではJRE POINTを3倍の1.5%分を獲得できる(ビックポイント付与はなし)。

「ビックカメラSuicaカード」によるポイント二重取りの例
クレジット利用   JRE POINT加盟店カード提示ポイント   ポイント還元率合計
1% 1% 2%
ビックポイント JREポイント
0.5% 0.5%
そのほか、ビックカメラで11.5%の超高還元を受けられることにも注目したい。

通常、ビックカメラではクレジット決済分は8%還元だが、Suica決済なら現金払いと同じ10%還元となる。このカードでSuicaにチャージすると、JREポイントが1.5%還元なので、合計で 11.5%の超高還元率が実現する。

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3-2,「リクルートカード」――三重取りでポイント還元率最大2.7%に

「リクルートカード」は年会費無料。国際ブランドは、Visa、Mastercard、JCBから選べる。貯まるポイントはリクルートポイントで、還元率は1.2%と高い。リクルートポイントは1ポイントにつき、1Pontaポイントに交換できる。

ただし、国際ブランドによってチャージできる電子マネーが異なるので、自分がよく使う電子マネーが対応しているかどうか確認してもらいたい。
 
国際ブランド チャージできる電子マネー
Visa
Mastercard
nanaco
楽天Edy
モバイルSuica
SMARTICOCA
JCB nanaco
モバイルSuica
「リクルートカード」でチャージした電子マネーを使うと、クレジット利用ポイントと電子マネー利用ポイントを二重取りできる。たとえば、d払いにチャージした場合、クレジット利用ポイント1.2%とd払い支払い分ポイント0.5%の合計で1.7%になる。

「リクルートカード」によるポイント二重取りの例
クレジット利用ポイント   d払い利用ポイント   ポイント還元率合計
1.2% 0.5% 1.7%
なお、dポイントとPontaポイントは相互交換できるので、ポイントをまとめることもできる。

「リクルートカード」では、共通ポイントカードを組み合わせることでポイントの三重取りもできる。特におすすめしたいのは、「リクルートカード」でチャージした電子マネーで支払い、Pontaカードを提示してPontaポイントを貯めることだ。

Pontaポイントは、たとえばローソンでは100円(税別)につき1ポイント(1円相当)が貯まり、還元率は1%。クレジット利用ポイントとdポイント利用分と合わせると合計2.7%になる。

「リクルートカード」によるポイント三重取りの一例(ローソンの場合)
クレジット利用
ポイント
  d払い利用
ポイント
  Pontaカード提示
ポイント
  ポイント還元率合計
1.2% 0.5% 1% 2.7%
リクルートポイントはPontaポイントを介して、dポイントに1:1の比率で交換できるので、ポイントを利用する幅も大きく広がるはずだ。

>>リクルートカードの詳細を見る(公式サイトへ)

3-3,「dカード」――QRコード決済「d払い」利用で還元率2.5%も!

「dカード」は年会費無料で、国際ブランドはVisaかMastercardから選べる。貯まるポイントはdポイントで、100円(税込)の利用につき1円相当の1ポイント(ポイント還元率1%)が付与される。

スマホ決済「d払い」の決済カードを「dカード」に設定すると、実店舗でのd払いでは200円につき1ポイント(ポイント還元率0.5%)、ネット店舗でのd払いでは100円につき1ポイント(ポイント還元率1%)が付与され、ポイントを二重取りできる。

「dカード」によるポイント二重取りの一例(ネット店舗の場合)
クレジット利用ポイント   d払い利用ポイント   ポイント還元率合計
1% 1% 2%
さらに、マクドナルドやマツモトキヨシ、東急ハンズなど、dポイントクラブ加盟店でのd払いでは優待ポイントが加算されるため、ポイントの三重取りとなる。

「dカード」によるポイント三重取りの一例(マクドナルドの場合)
クレジット利用
ポイント
  d払い利用
ポイント
  dポイントクラブ
加盟店ポイント
  ポイント還元率合計
1% 0.5% 1% 2.5%
また、ローソンでのクレジット利用では「dカード」提示によるポイント1%が加算されるほか、3%オフ特典も加わり、合計で最大5%分お得になる。

「dカード」の詳細を見る(公式サイトへ)

3-4,「ヤフーカード」――Tポイントが効率良く貯まる

「ヤフーカード(Yahoo! JAPANカード)」は、年会費無料で国際ブランドをVisa、Mastercard、JCBから選べる。

クレジットカードとTカードの機能が一体になっており、クレジット利用でTポイントが付与される。Tポイント提携先店舗であれば、Tカードの提示でもポイントが加算される。

Tポイント提携先店舗でのポイント還元率は店舗によって異なるが、0.5%のポイント還元率のところが多く、「ヤフーカード」を利用するとポイントの二重取りによって還元率は1.5%になる。

「ヤフーカード」によるポイント二重取りの一例(ファミリーマートの場合)
クレジット利用ポイント   Tカード提示ポイント   ポイント還元率合計
1% 0.5% 1.5%
また、このカードをYahoo!ショッピング、LOHACOで使うと3%のポイントが付与される。内訳は以下のとおりだ。
  • クレジット利用ポイントTポイント1%分付与
  • ストアポイント・LOHACOポイント1%分がTポイントで付与
  • 利用特典として有効期限60日間のPayPayボーナスライト1%付与
PayPayボーナスライトは、スマホ決済PayPayで利用できる電子マネーだ。

さらに、このPayPayをうまく利用するとポイントの三重取りもできる。

一般的なPayPay利用の還元率は1.5%。「ヤフーカード」からチャージしたPayPay利用では、ポイントの二重取りになり2.5%の還元率に。さらにTポイント提携先店舗なら、Tカード提示によるポイントも付与されて三重取りになる。

「ヤフーカード」によるポイント三重取りの一例(ファミリーマートの場合)
クレジット利用
ポイント
  PayPay利用
ポイント
  Tカード提示
ポイント
  ポイント還元率合計
1% 1.5% 0.5% 3%
なおPayPayにチャージできるクレジットカードは、現在「ヤフーカード」のみだ。

>>「ヤフーカード」の詳細を見る(公式サイトへ)755317

3-5,「楽天カード」――楽天ペイとの二重取りで還元率が最大2%に

「楽天カード」は年会費無料。国際ブランドをVisa、Mastercard、JCB、アメリカン・エキスプレスから選べる。貯まるポイントは楽天スーパーポイントで、通常のクレジット利用によるポイント還元率は1%。

楽天市場で利用するとポイント2倍になるほか、楽天市場利用ポイントもつくため二重取りとなり、還元率は合計3%になる。さらに、楽天市場アプリ経由での購入なら0.5%分が上乗せされる。

また、スマホ決済の楽天ペイの支払い元に「楽天カード」を設定すると、クレジット利用ポイント1%に加え、楽天ペイ利用ポイントとして最大1%の楽天スーパーポイントを獲得できる。「楽天カード」には楽天ポイントカードの機能もあるので、楽天ポイントを使える店舗ならカード提示によるポイントも付与され、ポイントの三重取りになる。

「楽天カード」によるポイント二重取りの一例
クレジット利用ポイント   楽天ペイ利用ポイント   ポイント還元率合計
1% 最大1% 最大2%

「楽天カード」によるポイント三重取りの一例(マクドナルドの場合)
クレジット利用
ポイント
  楽天ポイントカード
提示ポイント
  楽天ペイ利用
ポイント
  ポイント還元率合計
1% 1% 最大1% 最大3%

なお、楽天ペイの支払い元には「楽天カード」以外のクレジットカードも設定できるが、貯まるポイントが楽天スーパーポイントにまとまるという点で「楽天カード」が第一の選択肢となるだろう。

>>「楽天カード」の詳細を見る(公式サイトへ)

4,二重取りで得するには各ポイントサービスの仕組みの理解が必要

「リクルートカード」による電子マネーチャージ分のポイント付与の上限や、「ヤフーカード」でYahoo!ショッピングなどを利用したときに付与されるPayPayボーナスライトの有効期限など、ポイント二重取り・三重取りやボーナスポイントには、一定の制限が設定されていることがある。

クレジットカードと付与されるポイント、両方の特性を把握し、せっかく獲得したポイントを無駄にすることがないよう注意したい。
 
執筆・

「ZUU online」をはじめ、さまざまな金融・経済専門サイトに寄稿。特にクレジットカード分野では専門サイトでの執筆経験もあり。雑誌、書籍、テレビ、ラジオ、企業広報サイトなどに編集・ライターとして関わってきた経験を持つ。
 

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