年会費 | 無料 |
国際カード ブランド |
Visa/Mastercard/JCB |
申し込み資格 | 【Visa/Mastercard】 18歳以上で安定した収入のある方 または18歳以上で学生の方 (高校生を除く・未成年は親権者の同意が必要) 【JCB】 18歳以上で本人または配偶者に安定継続収入のある方 または高校生を除く18歳以上で学生の方 |
年会費 | 無料 |
ポイント サービス |
リクルートポイント |
ポイント 還元率 |
1.2% |
追加カード | ・家族カード(年会費無料) ・ETCカード(年会費無料) ※Visa/Mastercardは新規発行 手数料として1,000円・税別 |
審査基準については明らかにされていないので、ネットの口コミ情報に頼ることになってしまうが、「リクルートカード」は「ホットペッパーグルメ」「ホットペッパービューティー」「じゃらんnet」など、リクルート系のサービスの利用者を対象としている面がある。「リクルートカード」は、これらのサービスを利用する比較的年齢の若い層をターゲットとしており、審査基準は厳しくはないと言われている。
このことから、「リクルートカード」の審査では勤続年数や年収はそれほど重視されないと考えられ、100万円ほどの年収であっても審査に通る可能性があるらしい。
ただし、過去にクレジットカードやカードローン、携帯電話端末代金の分割払いなどで延滞があれば、審査に通る可能性は低くなる。また、同時に複数のカードに申し込む「多重申し込み」は、審査ではマイナスに働くので注意したい。
>>「リクルートカード」の詳細を見る(公式サイト)ポイント 還元率 |
ポイント 還元率分類 |
カード例 |
0.5% | 一般的 | VIASOカード エポスカード イオンカード セゾンインターナショナルカード など |
1% | 高還元率 | dカード 楽天カード Orico Card THE POINT ヤフーカード など |
1%超 | 超高還元率 | リクルートカード(1.2%) DCカード Jizile(1.2~1.5%) |
ポイント還元率とは、100円のクレジット利用につき何円相当のポイントが貯まるかをパーセントで示したもの。1.2%の「リクルートカード」では年間100万円のクレジット利用で1万2,000円相当のポイントが、年間200万円のクレジット利用なら2万4,000円相当のポイントが貯まることになる。
じゃらんnet | ホットペッパービューティー |
ポンパレモール | じゃらんゴルフ |
ホットペッパーグルメ | - |
「Pontaポイント」が使える主な店舗・サービス
高島屋 | JALマイル | AOKI |
ライフ | ルートインホテルズ | オリックスレンタカー |
ローソン | ケンタッキーフライドチキン | シェル |
トモズ | ココス | ゲオ |
JALエービーシー | すき家 | HMV |
京阪グループホテル | ジュンク堂書店 | ビッグカメラ |
ポイントの有効期限は、「リクルートポイント」は最終ポイント加算日から12ヵ月後の月末まで、「Pontaポイント」が最終利用日(最終ポイント加算日またはポイント利用日)から1年間だ。
通常のポイント還元率が1%を超えるクレジットカードには、この「リクルートカード」のほか、ジャックスが発行する還元率1.25%の「Reader's Card(リーダーズカード)」や「REX CARD」がある。
しかし、「REX CARD」は新規入会受付をすでに終了しており、「Reader's Card」は2020年11月請求分より還元率が1%に変更されてしまうため、通常のポイント還元率が1%を超えるカードは貴重な存在になっている。
ここで、「リクルートカード」と他の年会費無料の高還元率カードを比較してみよう。
カード名 | 通常ポイント 還元率 |
ポイントアップ方法など |
リクルートカード | 1.2% | ポンパレモールで4.2% じゃらんで3.2% ホットペッパーグルメで【予約人数×50P】加算 |
dカード | 1% | dカード特約店・dポイント加盟店でポイントアップ ローソンで5%お得に |
楽天カード | 1% | 楽天市場で3% 楽天トラベルで2% 楽天カード優待店で1.5%~ |
Orico Card THE POINT |
1% | 入会後半年間は2% 「オリコモール」経由の ネットショッピングで2%~ |
ヤフーカード | 1% | Yahoo!ショッピング・LOHACOで3% |
DCカード Jizile※ |
1.2~ 1.5% |
「POINT名人.com」経由の ネットショッピングで最大13.5%還元 |
「dカード」「楽天カード」「Orico Card THE POINT」「ヤフーカード」は、通常のポイント還元率は「リクルートカード」に及ばない。ただし、それぞれポイントアップ手段に特徴があるので、利用形態によっては「リクルートカード」よりお得になるケースがある。
例えば、ローソンをよく利用するなら「dカード」がポイントを貯めやすく、楽天市場をよく利用するなら「楽天カード」が、Amazonなどでネットショッピングをするなら「Orico Card THE POINT」が、Yahoo!ショッピングをよく利用するなら「ヤフーカード」がポイントを貯めやすい。ただし、どこで使ってもポイントが高還元になることを望むなら、やはり「リクルートカード」がおすすめだ。
「DCカード Jizile」はポイントを何に交換するかによるが、最大1.5%の超高還元率も狙える。ただしリボ払い専用カードなので、普通に使っているとリボ手数料がかかってしまう。リボ払い手数料を回避するには、追加返済によって全額分を支払えばいいが、うっかり忘れてしまうと手数料がかかってしまうので使い方には注意したい。
このようにカード利用代金の支払いを自己管理できるなら、「DCカード Jizile」はポイント還元率の点でかなりお得なカードと言えるが、無難かつ気軽に超高還元率の恩恵を享受したいなら「リクルートカード」に軍配が上がる。
特定のネットショップやコンビニが決まっていない人や、毎月クレジットカードの支払額を調整するのを面倒に感じる人は、リクルートカードがぴったりだ。
>>「リクルートカード」の詳細を見る(公式サイト)「リクルートカード」でできるだけ多くのポイントを得るには、リクルート系のサービスの利用や電子マネーへのチャージによるポイントの2重取りが有効だ。
サービス名 | 合計獲得 ポイント |
内訳 | 備考 | |
サービス
利用ポイント
(Pontaポイント、 サービス限定 ポイント) |
クレジット
(リクルート利用ポイント ポイント) |
|||
じゃらん net |
3.2% | 2% | 1.2% | 10%ポイント 還元プラン利用で 11.2%還元に |
ポンパレ モール |
4.2~21.2% | 3~20% | 1.2% | |
ホットペッパー ビューティー |
3.2% | 2% | 1.2% | |
ホットペッパー グルメ (お食事券) |
3.2% | 2% | 1.2% | ネット予約・ 来店で人数× 50ポイント獲得 |
電子マネーへのチャージ分にはポイントが付与されないクレジットカードが多いが、「リクルートカード」では一部の電子マネーへのチャージ分にもポイントが付与される。これによって、リクルート系のサービスを使わない人でも、簡単に還元率をアップできる。
電子マネーチャージ分と電子マネーでの支払い分に対して付与されるポイントの2重取りによる合計ポイント還元率は以下のとおり。
電子マネー利用での2重取りの合計ポイント還元率モバイルSuica | 楽天Edy | SMART ICOCA | |
JCB | 1.7~2.2% (+0.5~1%) |
- | - |
Visa Mastercard |
1.7~2.2% (+0.5~1%) |
1.7% (+0.5%) |
1.7~51.2% (+0.5~50%) |
同じ「リクルートカード」でも、国際ブランドによってポイント付与対象となる電子マネーが異なることがわかる。
JCBブランドでは「モバイルSuica」へのチャージ分にポイントが付与される。一方VisaとMastercardでは「モバイルSuica」に加えて、「楽天Edy」と「SMART ICOCA」へのチャージ分にもポイントが付与される。
なお、「モバイルSuica」と「SMART ICOCA」に関しては、電子マネー利用ポイントが付与される店舗やサービスが限られる。「モバイルSuica」では、駅ナカ店舗などJRE POINT加盟店での利用で100円(税込)あるいは200円(税込)につきJREポイントが1ポイント(1円相当)付与される。
「SMART ICOCA」では、ICOCAエリアでの列車利用と一定条件を満たすことで運賃の最大50%のポイントが付与され、一部のICOCA加盟店の利用で基本200円につき1ポイント(1円相当)が付与される。
お得度がぐっと増す電子マネーでの2重取りだが、「リクルートカード」では電子マネーチャージに対するポイント付与には上限があることに注意したい。すべての電子マネーチャージの合計で、月3万円までしかポイントが付与されないのだ。
種類 | 金額 |
海外旅行傷害保険 (利用付帯) |
最高2,000万円 |
国内旅行傷害保険 (利用付帯) |
最高1,000万円 |
ショッピング保険 | 年間200万円限度 |
さらに、年間200万円までのショッピング保険も付帯する。これも、年会費無料のクレジットカードとしては非常に好条件と言える。
「リクルートカード」には、対象店舗で割引やポイントアップなどの優待を受けられるサービスが付帯しない。トラベルやグルメ系のサービスも用意されていない。
他社の年会費無料のクレジットカードには、割引やポイントアップなどの優待が付帯するものがあることを考えると、やや物足りないと感じることもあるだろう。
ここからは実際にリクルートカードを利用しているユーザーがどういったメリット・デメリットを感じているのかを見ていこう。
口コミを見ていると通常還元率が1.2%という点がもっとも大きなメリットな様子。
S.Tさん|30代女性
サービス業の会社員
リクルートカードはリクルートのサービス以外での決済においてもポイント還元率が1.2%と非常に高い水準となっていることが魅力的です。そのため、公共料金の支払いや携帯電話料金の支払いなどにこのカードを使うと知らないうちにポイントが沢山貯まっていて、ポイントを使ってお得な買い物ができます。
Y.Hさん|30代女性
看護師
その月使用した金額の1.2%の還元率でポイント付与されます。使える場所はリクルート系になります。カードの中でも結構高い還元率です。どんどん貯まるので使っていてお得感がかなりあります。Pontaポイントに移行する事が出来、ローソンでお試し引換券を使用すれば、通常価格よりも1/2~1/3の価格で商品を買う事も出来ます。
K.Yさん|30代男性
医療関係の自営業
リクルートが運営しているサービスの決済でリクルートカードを利用するとポイント還元率がとても高くなります。私はじゃらんを利用してよく旅行や出張に行くのですが、その決済方法にリクルートカードを利用すると3.2%のポイント還元率となり、非常にお得です。
M.Iさん|40代男性
サービス業自営
還元率は1.2%です。そのままのリクルートポイントでは使い勝手がよくありませんが、 Pontaポイントと等価交換が簡単にWEBでできます。パスワードはリクルートとPontaでは同じです。なので、たとえばPontaセゾンなどのクレジットカードをそのまま使うより、リクルートカードで払って後でPontaポイントに交換するほうがお得です。
C.Nさん|20代女性
専業主婦
1番のおすすめポイントは年会費が不要なのに、利用額の1.2%という高還元率であるということです。リクルートグループといえば、じゃらんやホットペッパーなどが主な系列サービスになりますが、そこでもポイントが使えるだけでなく、1.2%から更に+2%以上のポイント還元など、使えば使うほどお得なクレジットカードです。
Y.Jさん|60代女性
サービス業の会社員
リクルートカードはとにかく高還元率が魅力的で、1.2%の還元率となっています。普段のスーパーでの買い物や公共料金の支払いなどで使っているとかなりポイントが貯まっています。リクルートのサービスで利用すると更に高還元率となるので、ホットペッパーとかじゃらんをよく利用する私には最適のカードだと思っています。
デメリットとして挙げられたのは、リクルートカードの使い道があまりない、Pontaポイントに移行したとしても、他のカードのポイントよりも汎用性が低いといった点だ。
K.Yさん|30代男性
医療関係の自営業
貯まったポイントの使途が制限されていることが他のクレジットカードよりも劣っている点だと感じます。ポイントはリクルートのサービスの決済に利用するか、Pontaに移行して利用するしかありません。個人的にはクレジットカードの請求額から差し引いてくれるととても使い勝手がいいと感じます。
S.Tさん|30代女性
サービス業の会社員
私はVISAのリクルートカードを持っているのですが、このカードにETCカードを発行しました。その際に発行手数料が1,000円程取られてしまいました。ETCカードの発行手数料が無料となっているクレジットカードも多くあるので、これは損をしたと感じました。
M.Iさん|40代男性
サービス業自営
どれだけの方がそう思っているのか不明ですが、券面デザインが一番ダサいと思います。味も素っ気もありません。またリクルートポイントはいったいどこで使えるのという感じで、そのままだと利用価値が低いと思います。〇〇円以上ご利用で〇〇ポイント進呈などのキャンペーンもたまにありますが、抽選なのでお得とは言えません。
Y.Jさん|60代女性
サービス業の会社員
ポイントの利用方法で少し困ります。じゃらんで貯まったポイントを使えるのはいいのですが、そこまで高頻度に旅行に行くわけではありません。普段の買い物でPontaに変えて使うにしてもPontaを使う店がローソンぐらいしか近所にありません。
C.Nさん|20代女性
専業主婦
高還元率が特徴のリクルートカードですが、ポイントの使い道として利用出来るサービスが限られていて、カード利用分に充填することができないので、日常生活では消費しにくい点が少しデメリットです。旅行や美容、グルメなどリクルートグループのサービスをよく利用する方にとってはポイントが利用しやすい傾向にあります。
最後に「リクルートカード」の申し込みを考えている人に向けて、お得なキャンペーン情報などの疑問に答えておこう。
2020年8月5日時点、「リクルートカード」の新規入会キャンペーンとして、最大6,000円分のポイントがもらえるというものを実施している。内訳は新規入会で1,000円分、初回利用で1,000円分、携帯電話料金の支払いで4,000円分だ。
過去には最大8,000ポイントや、最大1万ポイントがもらえるキャンペーンも実施された。このようなキャンペーンのタイミングを狙って申し込むのもお得度を上げる方法と言える。
「リクルートカードプラス」は以前発行されていた年会費2,000円(税別)のカードで、通常のポイント還元率2%という超高還元率を誇っていたが、2016年3月に新規申込受付を終了した。ただし、それまでに申し込んでいた会員はカードを更新できるので、現在でもリクルート提携カードの1枚として存続している。
「リクルートカード」との違いとしては、ポイント還元率のほか、「リクルートカードプラス」では最高3,000万円の海外・国内旅行傷害保険が自動付帯となることが挙げられる。
現在(2020年8月5日時点)、JCBブランドの「リクルートカード」関しては、
というポイントサイトを経由すると2,520円相当のポイントを獲得できる。ポイントサイトの情報は随時更新されるので、これは目安として判断してほしい。
解約する際は、
JCBブランドの場合はJCB
VISA、Mastercardブランドの場合は三井住友カード
に連絡する。なお、カードを解約しても加算されたポイントやリクルートIDはそのまま残るので、アメックスやダイナースのように、「解約=ポイント失効」とはならいので安心してほしい。
【関連記事】
・ポイントがよく貯まるクレジットカード5選 効率的な貯め方も紹介
・最大還元率2.2%「リクルートカード」の特徴を解説
・ポイント還元率の高いSuica付帯のクレジットカード8選
・ポイント還元率の高いクレジットカード
・クレジットカード「VISA」はどんなブランドなのか?
プラチナカードの比較ランキングTOP10!還元率や年会費、アメックスやJCB、自分に合った1枚はどれ?
運用・家計
ポイント還元率の高いSuica付帯のクレジットカード8選 3.5%還元になるカードも
運用・家計
住宅ローンの相談窓口は3種類!相談内容に合わせて使い分けよう
運用・家計
年会費無料のゴールドカード5選 各クレジットカードのメリットを比較
運用・家計
40代で家を買うのは遅過ぎるのか?住宅ローンを組むときのポイントは?
運用・家計
スマホ決済「d払い」でポイント3重取り可能!お得度が高まるクレジットカードも紹介
運用・家計
住宅ローンは年収800万円でいくらまで組めるのか 返済負担率いっぱいのローンは赤字になることも
運用・家計
「リクルートカード」のメリットは?ポイント二重取りで還元率2.2%になる年会費無料クレジットカードの特徴を紹介
運用・家計
ビックカメラで還元率の高いクレジットカード3選 ポイント3重取りできるカードも
運用・家計