リクルートカードは圧倒的にお得!?ポイント2重取りで還元率2.2%、審査基準などメリット・特徴を紹介

2020.8.20
運用・家計
(写真=Casper1774 Studio/Shutterstock.com)
(写真=Casper1774 Studio/Shutterstock.com)
「リクルートカード」は基本ポイント還元率が1.2%の超高還元クレジットカードとして人気。還元率が最大2.2%にもなるポイントアップの仕組みや、2重取りなど還元率を高める方法などを紹介。2枚持ちでさらにお得度をアップさせる方法なども、併せて解説していこう。

目次
1,リクルートカードの3つのメリット
2,基本スペックと審査基準
3,リクルートカードのポイント還元率
4,リクルートカードと他の高還元率カードと比較
5,ポイント還元率をアップさせる方法
6,付帯保険の内容 最高2,000万円の利用付帯
7,リクルートカードの2つのデメリット
8,リクルートカードはどんな人におすすめ?2枚持ちでお得度がアップ
9,リクルートカードのQ&A

1,「リクルートカード」の3つのメリット 高還元率、2重取り、付帯保険充実など

「リクルートカード」で押さえておくべきポイントは、以下の3つに集約されるだろう。
  • ポイント還元率1.2%の超高還元率カード
  • 電子マネーでポイントの2重取りができる
  • 年会費無料なのに保険が充実している
ポイントがよく貯まり、保険も充実しているが、それ以外の優待はないという尖った特徴を持つクレジットカードなのだ。

2,「リクルートカード」の基本スペックと審査基準

まずは、「リクルートカード」の基本スペックと審査基準について見ていこう。

「リクルートカード」の基本スペック

年会費 無料
国際カード
ブランド
Visa/Mastercard/JCB
申し込み資格 【Visa/Mastercard】
18歳以上で安定した収入のある方
または18歳以上で学生の方
(高校生を除く・未成年は親権者の同意が必要)
【JCB】
18歳以上で本人または配偶者に安定継続収入のある方
または高校生を除く18歳以上で学生の方
年会費 無料
ポイント
サービス
リクルートポイント
ポイント
還元率
1.2%
追加カード ・家族カード(年会費無料)
・ETCカード(年会費無料)
※Visa/Mastercardは新規発行
手数料として1,000円・税別

審査基準――年収は100万円でも審査に通る可能性あり

審査基準については明らかにされていないので、ネットの口コミ情報に頼ることになってしまうが、「リクルートカード」は「ホットペッパーグルメ」「ホットペッパービューティー」「じゃらんnet」など、リクルート系のサービスの利用者を対象としている面がある。「リクルートカード」は、これらのサービスを利用する比較的年齢の若い層をターゲットとしており、審査基準は厳しくはないと言われている。

このことから、「リクルートカード」の審査では勤続年数や年収はそれほど重視されないと考えられ、100万円ほどの年収であっても審査に通る可能性があるらしい。

ただし、過去にクレジットカードやカードローン、携帯電話端末代金の分割払いなどで延滞があれば、審査に通る可能性は低くなる。また、同時に複数のカードに申し込む「多重申し込み」は、審査ではマイナスに働くので注意したい。

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3,リクルートカードのポイント還元率は?通常1.2%の高還元率

「リクルートカード」の最大の特徴は、ポイント還元率の高さだ。まずは、基本的なポイントプログラムを紹介していこう。

リクルートポイントが1.2%還元率で貯まる

「リクルートカード」のクレジット利用で貯まるポイントは、「リクルートポイント」。カード利用額に対してポイント還元率は1.2%と、超高還元率だ。
 
ポイント
還元率
ポイント
還元率分類
カード例
0.5% 一般的 VIASOカード
エポスカード
イオンカード
セゾンインターナショナルカード
など
1% 高還元率 dカード
楽天カード
Orico Card THE POINT
ヤフーカード
など
1%超 超高還元率 リクルートカード(1.2%)
DCカード Jizile(1.2~1.5%)

ポイント還元率とは、100円のクレジット利用につき何円相当のポイントが貯まるかをパーセントで示したもの。1.2%の「リクルートカード」では年間100万円のクレジット利用で1万2,000円相当のポイントが、年間200万円のクレジット利用なら2万4,000円相当のポイントが貯まることになる。

ポイントの使い道――Pontaポイントへの交換が便利

「リクルートポイント」はリクルート系のサービスで1ポイント→1円相当として使えるほか、「Pontaポイント」への交換もできる。レートは、「リクルートポイント」1ポイント→「Pontaポイント」1ポイント(1円相当)。

「Pontaポイント」はローソンやスーパーのライフなど、さまざまな店舗で使えて便利だ。また「JALマイル」への交換もでき、レートは「Pontaポイント」2ポイント→「JALマイル」1マイル。

「リクルートポイント」と「Pontaポイント」が使える店舗・サービスは以下のとおり。

「リクルートポイント」が使えるサービス
じゃらんnet ホットペッパービューティー
ポンパレモール じゃらんゴルフ
ホットペッパーグルメ -

「Pontaポイント」が使える主な店舗・サービス

高島屋 JALマイル AOKI
ライフ ルートインホテルズ オリックスレンタカー
ローソン ケンタッキーフライドチキン シェル
トモズ ココス ゲオ
JALエービーシー すき家 HMV
京阪グループホテル ジュンク堂書店 ビッグカメラ

ポイントの有効期限は、「リクルートポイント」は最終ポイント加算日から12ヵ月後の月末まで、「Pontaポイント」が最終利用日(最終ポイント加算日またはポイント利用日)から1年間だ。

4,リクルートカードと他の高還元率カードと比較 どこで使ってもお得!

通常のポイント還元率が1%を超えるクレジットカードには、この「リクルートカード」のほか、ジャックスが発行する還元率1.25%の「Reader's Card(リーダーズカード)」や「REX CARD」がある。

しかし、「REX CARD」は新規入会受付をすでに終了しており、「Reader's Card」は2020年11月請求分より還元率が1%に変更されてしまうため、通常のポイント還元率が1%を超えるカードは貴重な存在になっている。

ここで、「リクルートカード」と他の年会費無料の高還元率カードを比較してみよう。

カード名 通常ポイント
還元率
ポイントアップ方法など
リクルートカード 1.2% ポンパレモールで4.2%
じゃらんで3.2%
ホットペッパーグルメで【予約人数×50P】加算
dカード 1% dカード特約店・dポイント加盟店でポイントアップ
ローソンで5%お得に
楽天カード 1% 楽天市場で3%
楽天トラベルで2%
楽天カード優待店で1.5%~
Orico Card THE
POINT
1% 入会後半年間は2%
「オリコモール」経由の
ネットショッピングで2%~
ヤフーカード 1% Yahoo!ショッピング・LOHACOで3%
DCカード
Jizile※
1.2~
1.5%
「POINT名人.com」経由の
ネットショッピングで最大13.5%還元
※リボ払い専用カード
 

「dカード」「楽天カード」「Orico Card THE POINT」「ヤフーカード」は、通常のポイント還元率は「リクルートカード」に及ばない。ただし、それぞれポイントアップ手段に特徴があるので、利用形態によっては「リクルートカード」よりお得になるケースがある。

例えば、ローソンをよく利用するなら「dカード」がポイントを貯めやすく、楽天市場をよく利用するなら「楽天カード」が、Amazonなどでネットショッピングをするなら「Orico Card THE POINT」が、Yahoo!ショッピングをよく利用するなら「ヤフーカード」がポイントを貯めやすい。ただし、どこで使ってもポイントが高還元になることを望むなら、やはり「リクルートカード」がおすすめだ。

「DCカード Jizile」はポイントを何に交換するかによるが、最大1.5%の超高還元率も狙える。ただしリボ払い専用カードなので、普通に使っているとリボ手数料がかかってしまう。リボ払い手数料を回避するには、追加返済によって全額分を支払えばいいが、うっかり忘れてしまうと手数料がかかってしまうので使い方には注意したい。

このようにカード利用代金の支払いを自己管理できるなら、「DCカード Jizile」はポイント還元率の点でかなりお得なカードと言えるが、無難かつ気軽に超高還元率の恩恵を享受したいなら「リクルートカード」に軍配が上がる。

特定のネットショップやコンビニが決まっていない人や、毎月クレジットカードの支払額を調整するのを面倒に感じる人は、リクルートカードがぴったりだ。

>>「リクルートカード」の詳細を見る(公式サイト)

5,還元率をアップさせる方法 電子マネーとの2重取りがお得で便利

「リクルートカード」でできるだけ多くのポイントを得るには、リクルート系のサービスの利用や電子マネーへのチャージによるポイントの2重取りが有効だ。

還元率アップ方法1,リクルート系のサービスの利用

リクルート系のサービスを利用すると「Pontaポイント」貯まるので、「リクルートカード」で支払うことで獲得した「リクルートポイント」との2重取りができる。「リクルートポイント」を「Pontaポイント」に交換すると、ポイントが1つにまとまって使いやすいだろう。

リクルート系のサービスで「リクルートカード」を使った場合の獲得ポイント(リクルートポイントとPontaポイント、各サービス限定ポイントの合算)は以下のとおり。
 
サービス名 合計獲得
ポイント
内訳 備考
サービス
利用ポイント
(Pontaポイント、
サービス限定
ポイント)
クレジット
利用ポイント
(リクルート
ポイント)
じゃらん
net
3.2% 2% 1.2% 10%ポイント
還元プラン利用で
11.2%還元に
ポンパレ
モール
4.2~21.2% 3~20% 1.2%  
ホットペッパー
ビューティー
3.2% 2% 1.2%  
ホットペッパー
グルメ
(お食事券)
3.2% 2% 1.2% ネット予約・
来店で人数×
50ポイント獲得

還元率アップ方法2,電子マネーチャージで2重取り

電子マネーへのチャージ分にはポイントが付与されないクレジットカードが多いが、「リクルートカード」では一部の電子マネーへのチャージ分にもポイントが付与される。これによって、リクルート系のサービスを使わない人でも、簡単に還元率をアップできる。

電子マネーチャージ分と電子マネーでの支払い分に対して付与されるポイントの2重取りによる合計ポイント還元率は以下のとおり。

電子マネー利用での2重取りの合計ポイント還元率
  モバイルSuica 楽天Edy SMART ICOCA
JCB 1.7~2.2%
(+0.5~1%)
Visa
Mastercard
1.7~2.2%
(+0.5~1%)
1.7%
(+0.5%)
1.7~51.2%
(+0.5~50%)
※( )内は各電子マネー利用による獲得ポイントの還元率
 

同じ「リクルートカード」でも、国際ブランドによってポイント付与対象となる電子マネーが異なることがわかる。

JCBブランドでは「モバイルSuica」へのチャージ分にポイントが付与される。一方VisaとMastercardでは「モバイルSuica」に加えて、「楽天Edy」と「SMART ICOCA」へのチャージ分にもポイントが付与される。

なお、「モバイルSuica」と「SMART ICOCA」に関しては、電子マネー利用ポイントが付与される店舗やサービスが限られる。「モバイルSuica」では、駅ナカ店舗などJRE POINT加盟店での利用で100円(税込)あるいは200円(税込)につきJREポイントが1ポイント(1円相当)付与される。

「SMART ICOCA」では、ICOCAエリアでの列車利用と一定条件を満たすことで運賃の最大50%のポイントが付与され、一部のICOCA加盟店の利用で基本200円につき1ポイント(1円相当)が付与される。

お得度がぐっと増す電子マネーでの2重取りだが、「リクルートカード」では電子マネーチャージに対するポイント付与には上限があることに注意したい。すべての電子マネーチャージの合計で、月3万円までしかポイントが付与されないのだ。

6,リクルートカードの充実した付帯保険を紹介

ここまで、ポイント還元率について解説してきた。還元率以外のメリットとしては、「リクルートカード」は年会費が無料であるにもかかわらず、海外最高2,000万円・国内最高1,000万円の旅行傷害保険が付帯することが挙げられる。

この旅行傷害保険は、カードで旅行代金を支払ったときにのみ付帯する「利用付帯」。しかし年会費が無料であることを考えると、海外・国内ともに付帯することや補償金額の面で、非常に条件の良い保険と言える。

付帯保険の内容
種類 金額
海外旅行傷害保険
(利用付帯)
最高2,000万円
国内旅行傷害保険
(利用付帯)
最高1,000万円
ショッピング保険 年間200万円限度

さらに、年間200万円までのショッピング保険も付帯する。これも、年会費無料のクレジットカードとしては非常に好条件と言える。

7,「リクルートカード」の2つのデメリット

年会費が無料なので、カードを取得すること自体にデメリットはないが、あえてデメリットを挙げるとすれば以下の2点だろう。

デメリット1,ポイントの使い道が限られる

クレジット利用で貯まる「リクルートポイント」はリクルート系のサービスか、「Pontaポイント」に交換した上で、その加盟店で使うしかない。

「Pontaポイント」は「JALマイル」のほか、「dポイント」「中部電力のカテエネポイント」に交換できるが、一般的なクレジットカードのポイントと比べると、交換できる他社ポイントのバリエーションに乏しい。よって、使い道がある程度限られるということになる。

デメリット2,優待などがない

「リクルートカード」には、対象店舗で割引やポイントアップなどの優待を受けられるサービスが付帯しない。トラベルやグルメ系のサービスも用意されていない。

他社の年会費無料のクレジットカードには、割引やポイントアップなどの優待が付帯するものがあることを考えると、やや物足りないと感じることもあるだろう。

8,リクルートカードはどんな人におすすめなのか?2枚持ちに最適なカード

「リクルートカード」は、ポイントに特化したクレジットカードだ。さまざまな店舗での優待や空港ラウンジサービスをはじめとするトラベル関連のサービスを重視するなら、年会費有料のクレジットカードを別に取得して、「リクルートカード」はポイント目的で利用するという手がある。クレジットカードを2枚持つことで、生活で感じるお得度はぐっとアップするだろう。

また、クレジットカードに付帯する海外旅行傷害保険は、所有しているカードの保険の補償額が合算される。よって、そのカードで旅行代金を支払ったかどうかに関係なく保険が適用される「自動付帯」のカードと「リクルートカード」を組み合わせると、補償金額が上乗せされる。

使い方を考え、特典・サービスの物足りない部分を他のカードでうまくカバーできる人であれば、ポイントが貯まりやすい超高還元率カードとしてのメリットを十分引き出せるだろう。

>>「リクルートカード」の詳細を見る(公式サイト)
 
 

9,リクルートカードの4つのQ&A キャンペーン、お得な申込み方法、解約方法など

最後に「リクルートカード」の申し込みを考えている人に向けて、お得なキャンペーン情報などの疑問に答えておこう。

Q1,キャンペーンにはどのようなものがあるのか?

2020年8月5日時点、「リクルートカード」の新規入会キャンペーンとして、最大6,000円分のポイントがもらえるというものを実施している。内訳は新規入会で1,000円分、初回利用で1,000円分、携帯電話料金の支払いで4,000円分だ。

過去には最大8,000ポイントや、最大1万ポイントがもらえるキャンペーンも実施された。このようなキャンペーンのタイミングを狙って申し込むのもお得度を上げる方法と言える。

Q2,「リクルートカードプラス」とは何が違う? 

「リクルートカードプラス」は以前発行されていた年会費2,000円(税別)のカードで、通常のポイント還元率2%という超高還元率を誇っていたが、2016年3月に新規申込受付を終了した。ただし、それまでに申し込んでいた会員はカードを更新できるので、現在でもリクルート提携カードの1枚として存続している。

「リクルートカード」との違いとしては、ポイント還元率のほか、「リクルートカードプラス」では最高3,000万円の海外・国内旅行傷害保険が自動付帯となることが挙げられる。

Q3,どのポイントサイト経由で発行するとお得か? 

現在(2020年8月5日時点)、JCBブランドの「リクルートカード」関しては、

  • ポイントミュージアム
  • にゃんダブル
  • ポイントスタジアム
  • ポイントアイランド
  • ポイントランド

というポイントサイトを経由すると2,520円相当のポイントを獲得できる。ポイントサイトの情報は随時更新されるので、これは目安として判断してほしい。

Q4,解約したい場合はどうしたらいい?

解約する際は、

JCBブランドの場合はJCB
VISA、Mastercardブランドの場合は三井住友カード

に連絡する。なお、カードを解約しても加算されたポイントやリクルートIDはそのまま残るので、アメックスやダイナースのように、「解約=ポイント失効」とはならいので安心してほしい。

モリソウイチロウ
著者・モリソウイチロウ
証「ZUU online」をはじめ、さまざまな金融・経済専門サイトに寄稿。特にクレジットカードに詳しく、専門サイトでの執筆も行っている。雑誌、書籍、テレビ、ラジオ、企業広報サイトなどに編集・ライターとして関わってきた経験を持つ。
「ZUU online」をはじめ、さまざまな金融・経済専門サイトに寄稿。特にクレジットカードに詳しく、専門サイトでの執筆も行っている。雑誌、書籍、テレビ、ラジオ、企業広報サイトなどに編集・ライターとして関わってきた経験を持つ。
 
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