「ゴールドカードセゾン」の魅力は? 特典や審査難易度なども紹介

2019.3.5
FINANCE
(写真=AfricaStudio/Shutterstock.com)
(写真=AfricaStudio/Shutterstock.com)
セゾンカードは、西武グループや旧セゾングループの店舗・施設でお得な優待特典を受けられるクレジットカードだ。一般的なカードのほかに3つのグレードを持つセゾンカードだが、ここではゴールドカードの特徴について紹介する。審査の難易度についても見ていこう。

Visa/MasterCard/JCB+アメックスで“ツインゴールド”に

クレディセゾンが発行するセゾンカードは、プリンスホテル、西武百貨店、ロフト、パルコ、無印良品、西友、LIVINなど、西武グループや旧セゾングループの店舗・施設・サービスで優待特典を受けられるクレジットカードとして知られている。

セゾンカードのゴールドカードは、年会費1万円(税別)で、Visa、MasterCard、JCBから国際カードブランドを選ぶことができる。プリンスホテルをよく使う人にとって特にお得なカードだが、実のところ、単体では年会費に見合うだけの十分なスペックを持っているとはいえない。

このカードが真価を発揮するのは、年会費を2,000円(税別)プラスしてアメックス(アメリカン・エキスプレス)ブランドのゴールドカード『セゾンゴールド・アソシエ・アメリカン・エキスプレス・カード』を追加発行し、“ツインゴールド”としたときだ。

プリンスホテルがお得な割引料金になる

“ツインゴールド”というほかにはない特殊なシステムを有しているカードだが、まずは、ゴールドカードセゾンの方からそのスペックを紹介していく。

国際カードブランドと年会費、追加カードについて

国際カードブランドはVisa、MasterCard、JCBから選ぶことができ、年会費は1万円(税別)。家族会員は1,000円(税別)となる。なお、このカードに限らないが、セゾンカードはETCカードを年会費無料で追加可能だ。

ポイントサービス 特定店舗の利用で2倍に

有効期限のない永久不滅ポイントは、クレジット支払い1,000円ごとに1ポイント(5円相当)が貯まる。また、ゴールド会員限定のポイント優遇サービスとして、西武百貨店、ロフト、ザ・ガーデン 自由が丘、パルコ、無印良品、西友各店ではポイント2倍となる(無印良品・ロフトは一部対象外店舗あり)。

なお、ゴールドカードも含めセゾンカードでは、おサイフケータイiD、QUICPay利用分にもポイントが付与される(iDはポイント2倍)。また、事前登録によりセブン-イレブンでのセゾンカード利用で、永久不滅ポイントと電子マネーのnanacoポイントの両方が貯まる。

付帯保険 家族にも適用

最高3,000万円の海外・国内旅行傷害保険が付帯しているのも特徴だ。この保険は家族にも適用され、家族については海外・国内ともに最高1,000万円となる。また、この保険は乗継遅延費用(本会員・家族とも最高3万円)、寄託手荷物遅延費用(本会員・家族とも最高10万円)、出発遅延費用(本会員・家族とも最高3万円)も補償している。

そのほか、年間300万円、1事故最高300万円(1万円未満の損害額は対象外)のショッピング保険も付帯する。

提携企業で割引優待

「毎月第1・第3土曜日5%OFF」開催日に西友・リヴィンでセゾンカードを利用すると、食料品や衣料品が5%オフになる。ただし、これはゴールドカードに限らずセゾンカード全般の特典だ。

プリンスホテルズ&リゾーツ特別ご優待

ゴールド会員限定で、全国60ヵ所のプリンスホテルズ&リゾーツのホテル・ゴルフ場で優待を受けられる「特別優待プラン」「ゴルフ特別優待券」を利用できる。

国内一流ホテルゴールド会員優待

国内のホテルオークラ、帝国ホテル、ザ・リッツ・カールトン、ザ・ペニンシュラ、シェラトン、ハイアット、ヒルトン、リーガロイヤルホテルなど一流ホテルをゴールド会員限定の優待価格で利用できる。

そのほかの特典

そのほか、ALSOKのホームセキュリティサービスのキャッシュバック優待、全国ゴルフ場の案内・予約をしてくれるゴルフデスクの利用、出光美術館の割引優待、各国際カードブランドの提供する優待などが利用できる。

「ツインゴールド」でさらなるポイントアップ

以上のスペックからゴールドカードセゾンの特筆すべきメリットは、電子マネー利用でポイントが貯まること、旅行傷害保険が家族にも適用され遅延補償もついていること、プリンスホテル・国内一流ホテルを優待価格で利用できることの3つといっていいだろう。

一方で基本のポイント還元率が0.5%と低く、ポイント2倍でもさほどおトク感がないことや、旅行傷害保険の補償金額が比較的小さいことなどが気になるところだ。

そこで、ゴールドカードセゾンを持つのなら、プラス2,000円(税別)の年会費でセゾンゴールド・アソシエ・アメリカン・エキスプレス・カードを追加して“ツインゴールド”にすることを検討したい。

ツインゴールドにした上で、セゾンゴールド・アソシエ・アメリカン・エキスプレス・カードを利用すると、国内利用ではポイント1.5倍(還元率0.75%)、海外利用では2倍(還元率1%)となり、さらに、国内主要空港とハワイ・ホノルルの空港ラウンジを無料で利用できる。

つまり、ツインゴールドにすることでスペックがレベルアップし、他社ゴールドカードに引き劣らないカードとなるわけだ。

このカードはアメックスの一部特典も使え、ゴールドカードセゾンと合わせることで、国際カードブランドの特典とセゾンカード自体の特典を利用できるようになる。

審査難易度はさほど高くない

では、これらゴールドカードセゾン、セゾンゴールド・アソシエ・アメリカン・エキスプレス・カードの審査の難易度はどうなっているのか?後者の申し込みついては、すでに前者のカードを持っていることが条件となっているので、ここではゴールドカードセゾンの審査についてのみ触れる。

セゾンカードはいわゆる流通系カードのカテゴリーとなり、百貨店などの顧客のロイヤリティ向上を目的の1つとしているため、審査のハードルはそこまで高くないと考えてよいだろう。

特に、すでにセゾンカード、あるいはクレディセゾン発行のほかのクレジットカードを持ち、クレジットヒストリー(クレジット利用履歴)を積んでいれば審査ではより有利だ。現在所持しているセゾンカードなどの利用限度額が高めに設定されているなら、ゴールドカードセゾンの審査に通る可能性も高い。

ただし、現在の職場での勤続年数が短いケース(1年未満など)や、複数のクレジットカードに申し込む“多重申し込み”をしているケースは別だ。それらはいずれも審査におけるマイナス要素となるので、該当する場合は、少しタイミングを待ってから申し込んだほうがよいだろう。

文・モリソウイチロウ(ライター)
 

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