クレジットカードを解約する時に気をつけたい6つのこと

2019.2.26
FINANCE
(写真=Josep Suria/Shutterstock.com)
(写真=Josep Suria/Shutterstock.com)
クレジットカードの解約は手続き自体は簡単だが、何の準備もせずに解約してしまうと思わぬトラブルにあうことがある。支払いの延滞や未消化のポイント、中には信用問題にかかわることもある。そうならないためにも解約する時に気をつけたいポイントを6に分けて説明するので、ぜひチェックしてほしい。

クレジットカードの解約 まずは使っていないカードを確認

店頭での勧誘や入会特典、年会費無料につられ気楽にクレジットカードを作ってしまいがちだが、カードの枚数が多いと不正使用があっても気が付かない可能性がある。カードには盗難保険が付いているものの、通常はカード会社に連絡した日の60日前までの不正使用分についてしか補償されない。たくさんカードを持っていると利用明細の確認が遅れ、補償期間が過ぎてしまうこともあるのだ。そうならないためにも使わないカードは解約しよう。

クレジットカード解約の際にチェックしたい6項目

① 公共料金の支払いに使っていないか

クレジットカードで電気、ガス、水道などの公共料金や、携帯電話料金、プロバイダー料金、家賃、新聞・雑誌の定期購読、学校や保育園、ジムなどの毎月の支払いを行っている場合は、支払い方法を変更しないまま解約してしまうと支払い延滞の扱いとなるから注意したい。

② ポイントは貯まっていないか

クレジットカードを解約すると、それまでに貯めたポイントはなくなる。まったく使ってなくても、入会時のキャンペーンポイントなどが残ったままになっていることがあるので、もしポイントが貯まっていたらポイントを交換して使い切りたい。

③ 未払い額はないか

カード会社によっては、解約時に残債(支払いが済んでいないお金)の一括返金を求められることがある。その場合リボ払いや分割払い、ボーナス払いにした利用分についても一括で支払うことになる。残債処理の方法はカード会社によって異なるので、詳しくはカード会社へ問い合わせしたほうがいいだろう。

④ 追加カードの利用状況

追加カードとして家族カードやETCカードを作っている場合には、追加カードの利用状況も確認する必要がある。たとえばETCカードに連動していることを忘れて解約してしまうと、ETCカードは使えなくなり、それを知らずにETCレーンに突入してしまうこともありえる。

また家族カードを作っていたことを忘れて本会員のカードを解約してしまうと、家族カードも自動解約されてしまうので、家族にも事前に確認する必要があるだろう。

⑤ 年会費の確認

年会費がかかるカードの場合には、解約してもすでに支払われた年会費は戻ってこない。もし年会費を支払ったばかりであれば、カードに付帯する特典やサービスを利用した後、次の年会費が支払われる少し前に解約するというのもいいだろう。

⑥ カード加入後半年以内の解約は避ける

カード入会から半年以内の解約は、入会特典だけを目的とした入会だと思われやすい。特に入会後にほとんどカードを使っていない状況での解約はそのように思われても仕方がないだろう。入会特典が目的と判断されると、同じカード会社で新たにカードを作ろうとしても審査に通らない可能性が高くなる。

またクレジットカードの取引情報は退会後も5年間は信用情報機関に残るので、カード入会後、短期間での解約を繰り返していると、どのカード会社でも審査に通らないこともあるので注意したい。

解約済のカードは裁断して捨てるのがベター

解約手続きそのものは簡単でカード会社のカスタマーサポートに電話すればいい。JCBカードEXTEAGなど一部のカードを除けば、ほとんどの場合、解約手数料などはかからないが、心配ならカスタマーサポートで聞くといい。

解約したカードを捨てるときには、磁気ストライプの部分とICカードの部分、さらにカード番号や名前、署名部分などもハサミなどで裁断する。

さらに裁断されたパーツをそれぞれガムテープで包んで見えなくしてから、数回に分けてゴミ出しすればいいだろう。解約した時点でカード番号は無効になっているが、名前や署名などの情報も含まれているので、それくらい念を入れたほうが後の安心につながる。

解約する理由をもう一度考えてから決断を

解約する前にはこれらの6項目をチェックしてから、トラブルのないようにしたい。またクレジットカードはその人の「信用」に応じて発行されるものであるため、安易に入会や解約を繰り返すものではないということも肝に銘じてほしい。

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文・モリソウイチロウ(ライター)

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