日本ミシュランタイヤは7月9日、「ミシュランガイド福岡・佐賀・長崎2019特別版」を発表。福岡市内で出版記念パーティーを開催した。

福岡県と佐賀県は2014年以来、5年ぶりとなる更新。長崎県は初掲載で、ミシュランガイドが取り上げる地域としては23エリア目となる。掲載された飲食店・宿泊施設は福岡県311店、佐賀県97店、長崎県119店の計527店。最高評価である「三つ星」には、福岡市の『鮨 行天』と『鮨 さかい』の2店が選ばれた。
 

(写真はイメージ。画像素材:PIXTA)

3県の食文化に沿ったカテゴリーを新設

「二つ星」として掲載されたのは、福岡県10店、佐賀県1店、長崎県2店の計13店。初掲載ながら二つ星を獲得した福岡市の『御料理 古川』、地産地消の考えが根づく唐津市の『鮨処 つく田』など、すべて和食店で占められるラインナップとなった。

そして「一つ星」には計66店が選出。なかでも注目は、昨年12月にオープンしたばかりの福岡『Sola』。店を率いる吉武広樹シェフは、フレンチの本場フランスで一つ星を獲得した経験を持ち、今回も出店から一年足らずで星を獲得する快挙を成し遂げた。

そのほか「ビブグルマン(=価格以上の満足感が得られる料理)」として80店、「ミシュランプレート(=ミシュランの基準を満たした料理)」として292店を掲載。「もつ料理」や「ちゃんぽん」といった3県の食文化に沿った新たなカテゴリーを設けているのも特徴だ。もつ料理は福岡市の『もつ繁』など4店、ちゃんぽんは長崎市の『共楽園』と佐世保市の『香蘭』の2店を掲載。地域色豊かなラインナップが楽しめる。

■二つ星以上の評価を受けた店

【福岡県】
三つ星(★★★)
『鮨 行天』(寿司/福岡市中央区)
『鮨 さかい』(寿司/福岡市中央区)

二つ星(★★)
『油山山荘』(ふぐ/福岡市城南区)
『井本』(日本料理/福岡市中央区)
『江戸前鮨 二鶴』(寿司/北九州市小倉北区)
『ゑびす堂』(日本料理/福岡市博多区)
『お料理 佐藤』(日本料理/北九州市小倉北区)
『御料理 古川』(日本料理/福岡市博多区)
『馳走 なかむら』(日本料理/福岡市博多区)
『茶懐石 中伴』(日本料理/福岡市中央区)
『とき宗』(日本料理/福岡市中央区)
『料亭 嵯峨野』(日本料理/福岡市博多区)

【佐賀県】
二つ星(★★)
『鮨処 つく田』(寿司/唐津市中町)

【長崎県】
二つ星(★★)
『揚出し天ぷら 天ひろ』(天ぷら/長崎市鍛冶屋町)
『板前料理 堂山』(日本料理/長崎市鍛冶屋町)

文・『Foodist Media』編集部/提供元・Foodist Media

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