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錦川の河川敷へ。橋脚の下から錦帯橋を眺めよう
いよいよ橋を渡ってみる
錦川の河川敷へ。橋脚の下から錦帯橋を眺めよう
錦帯橋の入口のすぐ左手には、錦川の河川敷へ降りる階段が付いています。橋を渡る前に、まず下から錦帯橋を眺めてみましょう。
水面の近くから見上げる橋は、とにかく大きい!巨大なアーチ構造と、それが木材で出来ていることに、改めてびっくりします。「流されない橋を作る」という江戸時代の技術者と、それを受け継いできた岩国の人々の強い意志を感じました。
錦帯橋に使用されている木材はマツ、ケヤキ、ヒバなど6種類。組み上げられたアーチ部材のひとつひとつが美しく、橋脚の石垣や河床の石畳も端正です。
「これからこの橋の上を渡るのか」とワクワクしてきます。

(画像=『たびこふれ』より 引用)

(画像=『たびこふれ』より 引用)
いよいよ橋を渡ってみる
錦帯橋を下からじっくり眺めたら、いよいよ橋を渡ってみましょう。まず橋の入口で入橋券(往復のみ)を購入します。料金は大人(中学生以上)310円、小学生150円です。
錦帯橋は全長193.3m、幅5.0m。あの雄大なアーチを見ると「どうやって上ったり下ったりするの?」と一瞬思いますが、傾斜部分は階段になっています。足元に気を付けながら渡りましょう。木の橋を踏みしめる感覚に、心が躍ります。

(画像=『たびこふれ』より 引用)

(画像=『たびこふれ』より 引用)
アーチの頂上の部分から、錦川や対岸の横山を眺めるのは気分爽快!ヒノキで出来た欄干につかまりつつ、周囲を見渡すと、まるで自分が江戸時代の人間になったような気がしてきます。
弧を描く橋の影が川面に映る様子も、美しく壮大です。

(画像=『たびこふれ』より 引用)
対岸にたどり着くと錦帯橋の凄さをひしひしと感じます。木造アーチ橋の技術が、この長い距離を250年以上繋いできたのか...と。これからもずっと、大切に受け継がれていくことでしょう。
錦帯橋
- 入橋料(往復のみ):大人(中学生以上)310円/小学生150円
- ※町側、山側どちらからでも入橋可
- ※錦帯橋入橋券、ロープウエー(往復)、岩国城のセット券あり
- 営業時間:8:00~17:00(観光シーズン中は18:00まで/夏期は19:00まで)
- ※入橋は24時間可能。夜間は料金箱に料金を入れる。22:00に消灯
- アクセス:「錦帯橋バスセンター」から徒歩1分