明日から仕事だと思うと、途端に憂鬱になることはありませんか?休日や長期休暇など、プライベートの時間を満喫していても、最終日になると仕事のことが頭をよぎり、重くのしかかることがあります。明日から仕事だと思うと落ち込んでしまうという方のために、当記事内ではすぐに試せる対処法をご紹介します。また、前日から憂鬱な気分にならないための休日の過ごし方についても触れています。
目次
明日から仕事なのに行きたくない原因
明日から仕事だと思い憂鬱な気持ちがもたらす影響
明日から仕事なのに行きたくない原因

まずは、なぜ休み明けの仕事が苦痛になるのか、原因について具体的に解説していきます。嫌な気分から抜け出すには、まず、「明日の仕事がつらい」と感じる理由が何なのかを整理しておきましょう。ここではよくある理由を6つ取り上げます。
原因①体が休みに慣れた
1つ目の理由は、体が休みに慣れてしまっていることです。仕事や職場の人間関係に不満がなくても、休み明けはどうしても職場に居づらくなってしまうもので、特に、通勤時間が長い方は、休み明けに違和感を感じやすいようです。
原因②人間関係に悩んでいる

よくある原因の1つは人間関係です。仕事への気分は、仕事そのものよりも、一緒に働く人たちとの関係性に左右されることが多いようです。
例えば、気分によって態度を変える人、すぐ怒る人、ネガティブすぎる人、仕事があまり得意でない人が周りにいると、仕事に行くのが嫌になるかもしれません。
また、先輩や上司、同僚、部下、後輩からストレスを感じるケースもあるでしょう。人によっては、社外の人間関係(取引先やカスタマーなど)で悩むこともあります。このように、社内社外を問わず、日頃から苦手なタイプの人と接することが多いと、気分が落ち込むことが多いようです。
原因③生活のリズムが狂った
生活リズムが狂い、明日以降の仕事が憂鬱になることもあります。特に、休日の夜更かしや遅刻に慣れている人は、仕事当日の朝起きるのがつらいかもしれません。休みの日も仕事の日と同じ時間に起きて、リズムを崩さないようにするとよいでしょう。
原因④やりたくない仕事がある

職場でやりたくない仕事があると、仕事に行くのが憂鬱になります。たとえば、苦手なジャンルの仕事、苦手な取引先、仕入先・顧客とのやりとり、プレッシャーや緊張を感じる仕事などが控えていると、辛さを感じることになるでしょう。
どんな仕事でも、必ず1つくらいは苦手な仕事があるものです。例えば、営業職であれば、お客さんと話すのは好きでも、事務作業は苦手かもしれません。逆に、仕事全般が嫌で苦痛に感じるようであれば、本気で仕事に行く気が失せる危険性があり、改善が必要でしょう。
原因⑤通勤がつらい
「仕事や会社に不満があるわけではないけれど、通勤が辛くて仕事に行きたくない」と感じる人は少なくないようです。例えば、満員電車がストレスになったり、通勤時間が長いと、会社に行くのが苦痛になったりすることがあります。

休みの日にしっかり休んだとしても、休み明けに出社するころには重い気持ちになってしまうことでしょう。しかも、通勤に関する悩みは毎日のことで、1ヶ月、1年といった長期的な視点で見ると、通勤時間やコストは莫大なものになる可能性があります。
仕事とは直接関係ないため軽視されがちですが、仕事の不満やストレスにつながる可能性があるので注意が必要です。職場や仕事内容に満足しており、仕事を続けたいのであれば、引っ越しや通勤手段の変更を検討する必要があります。
原因⑥仕事がつまらない
仕事にやりがいを感じられず、職場に行きたくなくなる人もいます。これは考え方を変えることで解決できることもありますが、場合によっては転職や引っ越しで環境を変える必要があるかもしれません。
ただし、入社してすぐに責任のある大きな仕事を任されることは少ないので、仕事がつまらないと決めつけてすぐに退職を考えるのはやめましょう。
明日から仕事だと思い憂鬱な気持ちがもたらす影響

落ち込んだ状態で仕事を続けることは、心身に大きな負担をかけることになります。「気分が落ち込むけど、どうしようもない」と諦めモードの方も多いのではないでしょうか。ここでは、仕事の憂鬱を放置することによる弊害について解説します。
影響①うつ病になってしまうことも
「病は気から」という言葉がありますが、「仕事が憂鬱」という気持ちを放っておくと、うつ病になる可能性があります。うつ病になると、心と体の両方に症状が現れ、体がしんどいだけでなく、気持ちまで憂鬱になります。
その結果、仕事にいくのが嫌になるだけでなく、以前は普通にこなせていた作業が億劫になることもあります。健康で仕事を続けたいのであれば、憂鬱な気分を放置しないことが大切です。
影響②仕事を辞めるか悩む

休み明けに今の仕事を辞めるべきかどうか、真剣に悩む方も多いようです。休みの日の楽しくてのんびりした気持ちと、仕事の辛さや緊張感に大きなギャップがあると、休み明けの仕事が憂鬱になってしまうのでしょう。
もちろん、一時の感情で衝動的に辞表を出すのはおすすめしません。しかし、休みのたびに仕事を辞めるかどうか悩んでいる方は、転職への行動が必要となる場合もあります。
今の仕事と他の仕事を比較することで、今の仕事の労働条件が良いことが分かるかもしれません。また、一度転職の決意を固めれば、スムーズに新しい職場に移ることができるはずです。
影響③休みが休みじゃなくなる

休日に仕事をしていたり、仕事の携帯を頻繁にチェックしていたりして、休日を思いっきり楽しめなかったという経験はないでしょうか。中には、休みの日に仕事が気になってしまい、休日出勤をしてしまう方もいるくらいです。
休息も仕事のうちと考え、仕事を完全にシャットアウトするようにしましょう。そうすれば本当にリラックスして、休日に臨むことができるはずです。会社を離れても仕事が頭から離れないという方は、自分が夢中になれる趣味を見つけて、目の前のことだけに集中することをおすすめします。
例えば、仕事場から離れた遠い場所に旅行に行けば、目の前に広がる新しい景色に刺激を受け、嫌な気持ちも消えていくはずです。