体を保温する方法

快適に車中泊を楽しむためには、車内の対策だけでなく体の保温方法もチェックしておくことが大切です。ここからは、車中泊でやっておきたい体の保温方法をご紹介します。車中泊をする際にはしっかりと体を温めて、寒さへの対策を行っていきましょう。

重ね着を工夫する

冬の車中泊で使える寒さ対策ガイド!車内&体の保温テクや注意点もご紹介!
(画像=pixabay/Photo byPexels、『暮らし〜の』より引用)

寒さを気にすることなく車中泊を楽しむなら、重ね着は必須です。重ね着をしていないと体が冷えやすくなり、体調不良の原因にもなるので気をつけてください。まずは、保温性のあるインナーを肌着に取り入れるのがおすすめです。肌に直接触れるインナーに保温性を持たせることで、寒さへの対策ができます。

インナーの上には厚手の長袖、ベストといったように重ね着をしていきましょう。それでも車中泊で寒さを感じるなら、上着にダウンやフリースを着ると効果的です。

車中泊をする際には動きやすさも意識しよう

寒さ対策としての重ね着は必須ですが、洋服を重ねすぎると体を動かしにくくなります。暖かさを求めるだけでなく、動きやすさも意識して車中泊の服装を決めることが大切です。

例えば伸縮性のあるボトムスやトップスを選べば、重ね着をしても動きにくくなるのを防げます。また、フロントボタンやジッパーがついたダウンやフリースなら、身軽に動きたい時はすぐに脱げるので便利です。工夫を凝らしながら、コーデを決めてみてください。

手足を保温する

冬の車中泊で使える寒さ対策ガイド!車内&体の保温テクや注意点もご紹介!
(画像=pixabay/Photo byFotoRieth、『暮らし〜の』より引用)

体の中で最も冷えやすいと言われているのが、手や足の先端です。車中泊をする際に寒さを感じたら、手袋や靴下を工夫して対策をしてください。厚手の靴下に加えてレッグウォーマーもつけて対策しておけば、車中泊で足元からの寒さに悩まされることは少なくなるでしょう。

手袋は指が出ると便利

車中泊をする際の作業がしやすいように、手袋は指が出るタイプを用意するのががおすすめ。車を運転したり、スマホを操作したりする際には指を出し、寒さ対策をしたい時は指を隠すようにするとよいでしょう。シーンに合わせた使い方ができる防寒グッズで、車中泊の寒さ対策をしてみてください。

寒い時期の車中泊の注意点

寒い時期に車中泊へ出かける場合は、注意点を把握することも大切です。気をつけるべきことを知らずに車中泊へ出かけると、思わぬトラブルの原因になることも。寒さ対策の次は、意識しておきたい注意点についてご紹介します。

雪の予報をチェックする

冬の車中泊で使える寒さ対策ガイド!車内&体の保温テクや注意点もご紹介!
(画像=pixabay/Photo byJESHOOTS-com、『暮らし〜の』より引用)

車中泊をする日程を決める際には、必ず雪の予報も確認してください。自分が住んでいる場所では雪が降らなくても、車中泊をする場所では降る可能性があります。雪が降ることを知らずに車中泊へ出かけると、道中でスリップの危険性があったり、他の車の事故によって立ち往生したりといった危険性も。

また、就寝中に雪が降り積もると、翌日に車を動かすことが難しくなる場合も考えられます。きちんと帰宅できるかよく考えた上で、十分に注意しましょう。

雪は降らなくても凍結の危険性がある

雪が降らなかったとしても、凍結の危険性はゼロではありません。雪の予報を見る時は、凍結情報にも意識的になってください。また、寒さ対策と同時にスタッドレスタイヤへの履き替えも検討するのがおすすめです。安心して車中泊ができるように、用意していきましょう。

エンジンをつけたままにしない

冬の車中泊で使える寒さ対策ガイド!車内&体の保温テクや注意点もご紹介!
(画像=flickr/Photo by masato_photo、『暮らし〜の』より引用)

寒さが厳しい時期は、防寒対策として車の暖房を入れたくなりますよね。しかし、エンジンの付けっ放しはNGです。長時間エンジンを入れておくことでバッテリーが上がり、動かなくなってしまう危険性があります。

また、車内で長時間暖房を使うと中毒を引き起こす恐れもあるため、注意が必要です。車中泊をする時は暖房に頼るのではなく、他の寒さ対策をして過ごすようにしてください。事前に対策をしておけば、暖房を使わなくても暖かく過ごせるでしょう。

本当に寒さが厳しい時は無理をしない

冬の車中泊で使える寒さ対策ガイド!車内&体の保温テクや注意点もご紹介!
(画像=pixabay/Photo byJillWellington、『暮らし〜の』より引用)

どんなに寒さ対策をしても、気温によっては寒さに耐えられないこともあるでしょう。そんな時は、無理をして車中泊をする必要はありません。車中泊は必ずやるべきことではないので、あまりにも寒い時はホテルや旅館に宿泊するのも選択肢に入れてください。無理せず楽しむことで車中泊の秘訣です。