目次
山林を処分する際の注意点!負担を少なくするために迅速な行動が鍵
 ・個人で相手を見つけられないなら仲介を依頼する
 ・仲介業者はある程度の経験があるか確認する
 ・売却する金額をあまり期待しない
 ・無償で提供すべきか最後まで考える
 ・処分する際は早めに行動する
山林を処分するおすすめの方法は?悩むなら仲介を利用して売却するのが一番

山林を処分する際の注意点!負担を少なくするために迅速な行動が鍵

山林を処分するための方法は?おすすめの処分方法や処分時の注意点を解説
(画像=引用:Pixabay、『タナちゃんねる』より引用)

山林を売却したいと考えているなら、まずは負担を減らすために迅速な行動を検討してください。行動が遅れてしまうと費用の支払いが発生する可能性もあるため、早めに行動するのが一番いい方法です。

その上で以下のポイントに気をつけてください。

  • 個人で相手を見つけられないなら仲介を依頼する
  • 仲介業者はある程度の経験があるか確認する
  • 売却する金額をあまり期待しない
  • 無償で提供すべきか最後まで考える
  • 処分する際は早めに行動する 上記のポイントをしっかり押さえておけば、問題なく売却手続きを完了させられるでしょう。

ここからは、山林を処分する際に気をつけるポイントを詳しく説明します。

個人で相手を見つけられないなら仲介を依頼する

個人で売却相手を見つけられないのであれば、速やかに専門家へ仲介を依頼したほうがいいでしょう。

仲介できる人がいなければ、基本的に売却相手を見つけるのは非常に困難です。近所に山林を保有している人がいれば別の話ですが、大半の人は売却できる相手を見つけられないまま時間が過ぎてしまいます。

まずは個人で相手を見つける方法を実践しても構いません。しかし時間をかけても相手が見つからない際は、森林組合や不動産業者の仲介を依頼して、早々に売却相手を探したほうがいいです。

仲介業者はある程度の経験があるか確認する

仲介業者については、本当に山林の売却経験があるか確認してください。

森林組合であれば問題なく売却できますが、問題は売却ノウハウの無い不動産業者です。不動産業者に依頼しても、山林の売却経験や知識がない業者だと問題が発生しやすいでしょう。全く売却相手が見つからなかったり、明らかに安い金額で処分したりすることもあります。

こうした問題を解決するためには、不動産業者の情報をしっかり確認しましょう。過去に山林の売却経験があるか、仲介についての情報を得てから売却手続きに踏み切るようにしてください。経験のない業者はトラブルが発生しやすいため、仲介経験のある業者を探したほうが無難です。

売却する金額をあまり期待しない

仲介業者に依頼する場合、あまり売却する金額には期待しないほうがいいでしょう。

売却する金額を高くしたいと考えても、山林は意外と売却する金額が安くなる傾向があります。なかなか買い手がつかない可能性もあるため、思っていた以上に安い金額で売らないと処分できないケースも多いのです。

安い金額で売却するのはあまり好ましくないと思っている人も、なるべくなら「山林を処分できればいい」という気持ちで考えたほうがよいかもしれません。固定資産税といった費用を支払わなくても済む状態になるので、価格面には期待せず売却するイメージです。

無償で提供すべきか最後まで考える

どうしても売却相手が見つからない時は、無償で自治体へ寄付するかどうかを検討してください。

自治体への寄付や不動産業者への処分依頼を検討するなら、最後の手段として考えたほうがいいでしょう。いきなり処分を依頼するという方法は損をする可能性が高いため、まずは売却して現金に変えるという方法から模索していくのがベストです。

しかし山林の状況が悪いことに加えて、管理の状態も良くないと判断されるとなかなか売却できないケースがあります。売却が成立せずに苦労している場合は、最後の手段として自治体への寄付を検討する流れです。

処分する際は早めに行動する

処分する際はとにかく早めの行動が望ましいでしょう。

行動が遅れてしまうと、固定資産税の対象となる可能性があります。また、山林を相続したくないと考えている場合は、早めに行動して処分を完了させないと勝手に相続扱いとなってしまうのです。少しでも早く処分するためにも、素早い行動が何よりも重要となるでしょう。

山林を処分するおすすめの方法は?悩むなら仲介を利用して売却するのが一番

山林を処分するための方法は?おすすめの処分方法や処分時の注意点を解説
(画像=引用:Pixabay、『タナちゃんねる』より引用)

山林処分のおすすめ方法は、仲介して売却する手法が一番便利です。現金に変えられるという部分からも優れています。

不動産業者であれば身近な人に相談して売却しやすいため、売却相手を見つけられる可能性が高いです。また、不動産業者は査定も適切に取ってくれるので、現在の状況を見ながら山林を売却する価格についてしっかり考えてくれます。

売却した資金はある程度自由に活用できる面もあり、手段としては売却するのが一番最善です。仲介業者に依頼する費用はたしかにデメリットとなりますが、それ以上の恩恵を得られるものと考えれば、仲介業者を利用するのは非常に大きなメリットとなるでしょう。

また山林の処分時、他の方法では相手が見つからない、現金を得られないといった問題が発生します。こうした問題を解決してくれるのは不動産業者への仲介を依頼する方法であり、早く売却して処分を完了させられる可能性が高いです。

なお山林は、森林組合への仲介を依頼する方法もあります。森林組合も色々な方面での売却を検討してくれるメリットを持っていますが、不動産業者に比べて依頼できる相手が少ないというデメリットも。そのため思っていたほど早く売却できない場合があります。