感染から2週間して重症化するわけではない

たしかに感染のピークと重症者のピークは2週間ずれる

感染拡大から2週間して重症が増える=重症になるには2週間かかるではない
(画像=『アゴラ 言論プラットフォーム』より引用)

当たり前です。だって

新規陽性はその日の陽性者 重症はいわゆる累計みたいなもの

だからです。いったん重症になったら1ヶ月くらいは重症でしょう。それがいつのまに彼らの頭の中で

発症から重症まで2週間かかる

謎変換されてしまっているわけですよ。算数が苦手なんですな。 意味が分からない人、新型コロナは発症から死亡まで

感染拡大から2週間して重症が増える=重症になるには2週間かかるではない
(画像=『アゴラ 言論プラットフォーム』より引用)

という感じで、最も多い(平均は長期入院がいるとかなりブレるので意味ないので)のが発症から8~10日です。2週間したら重症化するっておかしいと思わないのかな。2週間たったら重症化するような人は半分死んでます。発症から8~10日で死ぬ人が多いのなら重症化するのは数日後です。ところが沖縄も東京も大阪もオミクロンの重症者はほとんど増えてません(重症の大半はデルタだそう)。だから2週間後にいきなり増えると言うこともありません。

まだ分からない人のために

感染拡大から2週間して重症が増える=重症になるには2週間かかるではない
(画像=『アゴラ 言論プラットフォーム』より引用)

実は感染ピークの前の方が重症が多く発生している。当たり前です。重症者の数は「ほとんど累計」だから発症ピークまで減少しない。で、2週間経過したら重症者のピークになって減り始めます。だから

発症から重症まで2週間かかるというのはデマ

ということになります。沖縄ではオミクロンが出てからとうに2週間経過したがずっと重症0です。2週間後にどっと重症が増えるわけではなく、だんだんと積み重なっていって感染ピークの2週間後に重症者数はピークアウトする。が、ずーーーーっと重症がこの速度なら低い山、いや丘か、砂山でしかなく、それでも重症者ピークは感染者ピークの2週間後です。w

累計とその日の数字がわからないなら黙ってろ

沖縄では12月から延べ7893人が罹患し、死者はずっと0です。

感染拡大から2週間して重症が増える=重症になるには2週間かかるではない
(画像=『アゴラ 言論プラットフォーム』より引用)

コロナで死ぬ場合は発症から8~10日だから、デルタ以前ならワクチンを打っていない場合はすでにかなり死んでいた・・・・

いまだ、死者0!!!鬼フラット

7893人が罹患して1人が死んでも致死率は0.01%、2人が死んでも0.025%、3人死んでやっとインフル相当です。いかにオミクロンの脅威が低いかわかります。7893人も罹患して死者どころか重症が1人もでないのです。インフルよりずっと脅威度は低いです。

本日の沖縄は連休明けで物凄く多くなるはずなのに1/8よりも減りました。沖縄は東京でいうなら毎日1万人以上の新規陽性だったわけで、ピークアウトした可能性大。明日が減っていたら確定ですからみんなで祈りましょう。それより12月からずっと「重症0、死者0」のほうが大きいんですけどね!!

なんで日本だけがバカみたいに過度の感染対策しているのか本当に腹が立って仕方のない2022年。データ見ろ、データ!!!

編集部より:この記事は永江一石氏のブログ「More Access,More Fun!」2022年1月12日の記事より転載させていただきました。

文・永江 一石/提供元・アゴラ 言論プラットフォーム

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