財布の素材といえば、やはり革。使い続けることで生まれる風合いは、なんとも言えない味わい深いものがあります。
そこで、近年、人気が高まっているマネークリップのお話。コンパクトさや使い勝手に注目が集まりがちなアイテムですが、素材という観点から革製品を選ぶならば至福の「エイジング」を楽しむことができます。
という事で、今回は革の扱いに長けたブランドからおすすめのマネークリップをご紹介します。
マネークリップとは?
マネークリップは紙幣を挟んで留めておくもの。チップを渡す文化のある国では、主にチップ用の紙幣を束ねておくために使われています。
現在、カード払いがメインの海外では、カードとチップの収納さえできればOK。よって、主流は紙幣とカードのみを収納できるタイプです。
マネークリップのおしゃれな使い方
マネークリップの薄さを活かし、ジャケットの内ポケットへIN。さっと取り出してスムーズに会計する姿は、とっても魅力的です。マネークリップで、おしゃれでデキる男を演出してみましょう。
使う際のポイントは、必要以上に周りに高額紙幣を見せない心配り。ちょっとした気遣いで、よりスマートに映ります。
マネークリップの種類
革製マネークリップ
革製はカウレザーやコードバン、ディアスキン、エキゾチックレザーなどのさまざまな革が使われています。
2つ折りタイプはたいてい紙幣を留めるクリップが一つ。その他、カードを収納できるカードポケットが設けられています。ごく稀に、コインケースを備えたアイテムが販売されています。また、上の写真のようにシンプルなクリップタイプのアイテムも存在します。
金属製マネークリップ
金属製はステンレススチールが中心。紙幣をクリップするだけのとっても簡素な構造ですが、機能は必要十二分です。最近は、カードサイズの本体に紙幣とカードを収納できる、スマートマネークリップなるアイテムも登場しています。
革製マネークリップの魅力
革製マネークリップの魅力は、エイジングを楽しめるというこの1点に尽きます。
革は使い込むことで柔らかくなり、色味も変化します。さらに、手の脂で変色もしますし、艶も出てきます。もちろん、時にはキズもついてしまいます。でも、これら全部が革が持っている魅力です。
持ち主とともに歴史を刻める。そんな魅力が革製マネークリップにはあります。