ふとした瞬間に、あるいは慢性的に「自分の人生がつまらなくなってしまった、飽きた」と感じることはありませんか?その飽きたままの気持ちをずっと持って生き続けるのも辛いですから、謳歌できるように改善したいと思うところでしょう。今回は、人生に飽きてしまったと思った時の抜け出し方を解説します。
目次
人生に飽きたと感じる人は多い
人生に飽きたと感じてしまう原因は何?
人生に飽きたと感じる人は多い
日常の生活に疲れを感じていたり、代り映えの無い日々を送り続けていると、人は「人生に飽きている」と感じるようになります。大した刺激もなく、同じような毎日を送っていれば、それも致し方ないと言えるのかもしれません。
人生は長期戦ともいわれますから、余計に飽きると感じやすいのでしょう。それは決してマイナーな悩みでも、贅沢な悩みでもありません。それどころか、人生につまらなさや飽きを感じる人は、思っている以上に多いものなのです。
人生に飽きたと感じてしまう原因は何?
小さいころから「人生に飽きてしまった」と感じ続けている人はまずいないでしょう。おそらくは、大人になってからどこかのタイミングで、何かしらの原因があって飽きるように感じ始めたはずです。それでは、その原因とは何なのでしょうか?
人生に飽きたと感じる原因①毎日の変化がない
まず挙げられるのは、自分の毎日の生活に変化が無いことです。平日であれば、毎日朝同じ時間に起床して、同じ時間に会社に行き、同じような時間に帰ってきて同じ時間に寝る、ということを繰り返し、休日には買い物をして部屋の掃除をする、といった平坦な生活です。
仕事をし始めたばかりのころには、分からないことの方が圧倒的に多いですから、それを解決するために四苦八苦し、時間も思った以上にあっという間に過ぎたことでしょう。それも慣れてくると、自分の中の仕事の流れも分かってきて、ルーティンが確立されます。
それは大切なことである反面、毎日同じことを続けていれば、どんどん自分の生活は固定されていくようになります。変わり映えの無い生活というのも幸せなものではありますが、当人からすれば目新しさの無い灰色の日々でしょう。
人生に飽きたと感じる原因②食べることに困らないから
2つ目は、食べること、ひいては生活をすることに困っていないことが挙げられます。大本の原因をたどると、色々と言われてはいても、日本が世界的に見ても先進国であるために、それなりの努力さえすれば生きていけて、どんな仕事でも食べることには困らないのです。
もしもしっかりと仕事をしなければ食事にありつく事も難しい状況の場合、生きるのに必死で大変な日々ですが、少なくとも人生に飽きるとは思わないでしょう。ですが、生きていけるという保証がある分、それ以上の努力をせず、結果として前述の変化の無い日々ができてしまうというわけです。
人生に飽きたと感じる原因③夢や目標がない
刺激の無い日常生活も、根本的な原因は夢や目標の無さからきている可能性が高いです。仕事はある程度できるようになって、ルーティンになる程度にはこなせているけれど、特にこれといって面白い事もなく、休日は生活に必要なことだけでは、面白みも何もあったものではありません。
時間を忘れるほどに熱中できる何か、夢や目標といった長い道のりがあるものなど、生きるモチベーションを向上させるようなものは、退屈を感じさせないためにも必須と言えます。それが無いのならば、退屈で飽きたと感じてしまうのも無理はないでしょう。
人生に飽きたと感じる原因④自分の人生を愛していない
「自分の人生を愛せているか」と問われたときに、あなたはどう回答するでしょうか?自信をもって愛せていると言えるのであれば、それは自分の人生に自信を持っているとも言えますからとても素晴らしく、自己を肯定できている証拠になります。
ですが人生に飽いている場合、この問いには首を横に振る他ないでしょう。夢や理想があったとしても、もしそれが叶わないと知った場合、自分の今後の人生は無意味だと感じてしまいます。
ミュージシャンのボブ・マーリンの言葉で「自分の生きる人生を愛せ。自分の愛する人生を生きろ」というものがあります。理想や夢に目を奪われすぎて、自分の人生を愛する事が飽きの原因かも知れません。