目次
仕事を辞めると誰に伝えればいい?
円満退社するための流れ

仕事を辞めると誰に伝えればいい?

退職に適した時期や切り出すタイミングは?円満退社するための流れを徹底解説!
(画像=『工具男子』より引用)

ここまでは、円満退社に適した切り出すタイミングについてまとめてきました。では、仕事をやめる時は最初に誰に伝えれば良いのでしょうか?ここからは、「仕事を辞めると誰に伝えればいい?」という問に答えていきます。

直属の上司に伝える

退職の意思は、まずは直属の上司に伝えるのが基本です。直属の上司とは、あなたに仕事の指示を直接行ったり、業務やスケジュールの管理を行ったりしている方を指します。

今の時代、在宅勤務をしていることもありますが、電話やメールでは自分の思いが上手く伝わらないことがあるので、直接会って口頭で伝えるようにしてください。また、直属の上司を通り越して上位役職者に伝えたり同僚に先に伝えるのは避けるようにしましょう。

円満退社につながる退職理由

円満退社するには、話を切り出すタイミングだけでなく適切な退職理由を伝える必要があります。たとえ退職理由がマイナスなものだとしても、「キャリアアップを目指したい」「起業や開業したい」「資格を取得したい」「夢を叶えたい」など前向きな退職理由を伝えるようにしましょう。いくつか例文をご紹介していくので参考にしてください。

【円満退社につながる退職理由の例文】

  • これまでの経験を活かして、新しい場所で自分の経験を試してみたい。
  • 資格を取得して、これまではとは違った職種で働きたい。
  • 子供の頃からの夢を叶えるために勉強をやり直したい。
  • 子供の受験をしっかりサポートしたい。
  • 主人の転勤にともない引っ越しが決まった。

円満退社するための流れ

退職に適した時期や切り出すタイミングは?円満退社するための流れを徹底解説!
(画像=『工具男子』より引用)

ここまでは、仕事をやめると誰に伝えればいい?という問と円満退社につながる退職理由や例文についてまとめてきました。ここからは、円満退社するための流れをチェックしていきましょう。

①就業規則に沿って退職の意思を伝える

退職に適した時期や切り出すタイミングは?円満退社するための流れを徹底解説!
(画像=『工具男子』より引用)

退職を決意したら、まずはあなたの務める企業の就業規則に沿って退職の意思を伝えます。退職日の1~2カ月前に直属の上司に伝えるのが一般的です。先程も解説しましたが、忙しい時期や自分の抱えている企画の途中などは避けようにしてください。

②退職届の提出

退職に適した時期や切り出すタイミングは?円満退社するための流れを徹底解説!
(画像=『工具男子』より引用)

上司との話し合いで退職日が決定したら「退職届」を提出します。「退職願」は会社または経営者に退職したい旨を伝える書類であるため、場合によっては受理されないこともあります。

退職届は、退職日が決定してから出す書類になります。退職届を渡すのは直属の上司になりますが、書面の宛名は社長名を記入してください。

③仕事の引き継ぎ

退職に適した時期や切り出すタイミングは?円満退社するための流れを徹底解説!
(画像=『工具男子』より引用)

円満退社するには、仕事の引継ぎをきちんと行う必要があります。引き継ぐ方は上司と相談して決めますが、マニュアルを作っておくとスムーズに引継ぎが行えるはずです。

また、業務リストなども作成しておくと良いでしょう。引継ぎをしっかりと行っていないと、後任者に迷惑がかかるだけでなく退職後自分のところに連絡が入る可能でもあるので、退職日までにきちんと引継ぎを済ませておくようにしましょう。

④有給休暇の申請

退職に適した時期や切り出すタイミングは?円満退社するための流れを徹底解説!
(画像=『工具男子』より引用)

有給休暇が残っているようであれば、有給休暇の申請も忘れないようにしてください。退職前に休みを取ることを後ろめたく感じるかもしれませんが、有給休暇は労働者に与えられた権利なので消化しても問題はありません。

とはいえ、引継ぎが済んでいないのに有給休暇を取ってしまうと周りに迷惑がかかり円満退社ができなくなります。そんなことを避けるためにも、退職日は余裕をもって設定し、引継ぎがきちんと済んでから有給休暇を消化するようにしましょう。

上司とよく話し合いをしても万が一、有休休暇の申請が認めらない場合は、有休休暇の買い上げを提案してみるもの良いでしょう。

⑤退職日に備品の返却と必要書類の受け取りを行う

退職に適した時期や切り出すタイミングは?円満退社するための流れを徹底解説!
(画像=『工具男子』より引用)

退職日には、必要書類の受け取りや事務手続きを行います。離職票が必要な方は後日自宅へ郵送(7日~14日が目安)されます。もし会社から借りている備品などがあれば、この日に返却します。また、円満退社するためにも、上司はもちろん先輩や同僚などお世話になった方へのあいさつを忘れないようにしてください。