長らく続きそうな気配を見せる、小中学校の休校。コロナ禍の昨今、登校日にクラス全員揃っただけでクラスター感染も起きてしまう状況に、これまで給食で出されてきた牛乳がダブついていることは既報の通り。そこでJA全農公式アカウントが「ラッシー」の作り方を提案したところ、大人気となっています。
(……きこえますか…みなさん… 全農です… 今… お買い物をしている…あなたの…心に…直接… 呼びかけています…牛乳と…ヨーグルトを…追加で…買うのです…その2つと…お砂糖を混ぜて…ラッシーを…作るのです…おいしくて…大量に飲めます…単独でだけ…味わっている…場合では…ありません…)
そう呼び掛けながら、農林水産省のツイートを引用しつつ、写真で作り方を紹介しているのは、数あるJA全農の公式SNSの中のひとつであり、ツイッター公式アカウントでも全農のメインアカウントである、「全農広報部【公式】日本の食を味わう」アカウント。
写真には、「ヨーグルト200g、牛乳200ml、砂糖大さじ2」の材料、それらをボウルに入れ「混ぜる!」、「ラッシーできた」、「苺ラッシーも作ってみた おいしい。」とそれぞれにコメントが付いています。ラッシーってインド料理屋さんで飲むもの、と思っていた人も多かったのでは?意外と簡単に作れてしまう事に、筆者、何だか拍子抜けしてしまいました。
しかも、大人向けとして「牛乳とウイスキーを混ぜて作るカウボーイというカクテルもあるよ」と次のツイートでその作り方を宣伝。「氷を入れたグラスにウイスキーと牛乳を1:4、お好みでお砂糖をいれて混ぜたら完成。今晩の楽しみにどうぞ。お仕事中の方はまだ我慢してね!弊ツイッター担当も我慢してます」と茶目っ気あるツイートで紹介。
さらに、リプライは一通り目を通している様で、「レモン果汁やお塩少々を入れると美味とか、ちょい足しで○○ラッシーもよいなど本当に勉強になります。何より皆さんの乳製品への愛がうれしいです」と続いてツイート。しかも、「バズったら宣伝してよいという太古の昔からの言い伝えがあるようなのでどうか【国産】農畜産物をよろし(文字数」と、一般アカウントのツイートが結構な勢いでリツイートされて話題になった時のお約束的な文言まで……。
まぁそれはさておき、全農さんが紹介しているラッシーは非常にシンプルなもの。これだけでも充分美味しいでしょうけど、レモン汁をちょっと足すとさわやかなレモンの香りと果汁の酸味がアクセントになるので、冷蔵庫内にレモン果汁があれば好みに合わせて足してみると良さそう。
苺ラッシーは、生の苺を潰して入れたのでしょう。目の粗いザルで苺を潰してから入れると、果肉感も感じられていい感じに美味しくできそうです。また、冷凍マンゴーを使ってミキサーにかければ、インド料理店などで出てくるマンゴーラッシーに。冷凍ミックスベリーを同様に使っても美味しそうです。甘味は出来上がってからガムシロップやはちみつなどで調整すると、好みの甘さにできそう。冷凍フルーツを使いたいけどミキサーがないから冷凍のままガーっとミキサー回せない……、という人は、冷凍フルーツを完全解凍手前まで解凍してから混ぜるという手もあります。
筆者は体を冷やすとすぐお腹が痛くなるので、これまでせっせと「蘇」を作っていましたが、今度のブームはラッシーになるかも?牛乳を使ったレシピはスイーツ以外にもたくさんあるので、カルシウム補給にもガンガン消費したいですね!
<参考・引用>
全農広報部【公式】日本の食を味わう(@zennoh_food)
(梓川みいな)
提供元・おたくま経済新聞
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