少し昔に、バナナダイエットというダイエット方法が流行りました。朝食を手軽にエネルギー補給ができるバナナに置き換える手法ですが、正しいやり方を実践することで、実際にダイエット効果を出す事が可能であることが分かっています。今回は、バナナダイエットの効果、やり方などを解説します。

目次
朝バナナダイエットで痩せることができるの?
朝バナナダイエットの驚くべき効果

朝バナナダイエットで痩せることができるの?

朝バナナダイエットの効果は?やり方と注意点を徹底解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

朝は忙しくて時間が無く、朝食にかけられる時間を取ることができないなど、時間の無さゆえに朝食を摂らない事も珍しくないでしょうが、健康の観点からも、ダイエットの観点からもそれは良い手とは言えません。

そんな時にこそ、バナナダイエットがお勧めできます。昔一時期有名で流行したダイエット方法で、朝食をバナナに置き換えるだけと始めるのも非常に楽です。加えて朝食は体を目覚めさせ、代謝を向上させるなど重要です。

朝バナナダイエットの驚くべき効果

朝バナナダイエットの効果は?やり方と注意点を徹底解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

朝食をバナナに換えるだけで、簡単にダイエットにすることができるのならば、手軽でとても魅力的と言えます。ですが、果たして只それだけで本当にダイエット効果が期待できるのかは疑問に思うかもしれません。そこで、朝バナナの効果を具体的に解説します。

効果①代謝の促進

朝バナナダイエットの効果は?やり方と注意点を徹底解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

まず1つ目に挙げられる効果は、代謝の促進、向上です。バナナに含まれる様々な成分が影響しているとされており、例えばビタミンB1は摂取した糖質からエネルギーを作り出す働きを助けてくれ、疲れやすい、夏バテなどの症状改善が期待できます。

熟成されている状態のバナナや、肉や魚などの他の食物に比べて消化酵素を豊富に含んでおり、消化と吸収に体のエネルギーを無駄に使う事がありません。無駄遣いをしない分、代謝を高められるという訳です。

効果②便秘解消

2つ目に期待できるのは、便秘解消効果です。便秘になっている状態では便通をスムーズに行えなくなるだけではなく、有害な物質が腸内で意図せず作られてしまっており、これが腹痛や下腹部の張りなどを引き起こしています。

そこで、バナナに含まれる食物繊維が活躍します。100gのバナナにつき1.1gと豊富に食物繊維が含有されており、また不溶性である為に、便の量を増加させてお通じを良くしてくれる効果が臨床試験から判明しています。

加えて、オリゴ糖も腸内環境改善に効果的とされており、腸の善玉菌のえさとなって働きを活性化、発生していた毒素も積極的に排出してくれます。更に、免疫力の向上など健康的な効果にもつながる模様です。

効果③摂取カロリーの抑制

朝バナナダイエットの効果は?やり方と注意点を徹底解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

ダイエットですから、摂取カロリーを抑制できるのも嬉しい効果と言えます。一般的な朝食においては白米やパン類、麵などが献立に入っている事が多いでしょうが、炭水化物であるこれらにはエネルギー源である糖質がたくさん含まれています。

人のエネルギー源である為に必要不可欠ではあるのですが、糖質を豊富に含有している食物というのは得てしてカロリーも高くなりがちです。ここでバナナに置き換えれば、大幅に摂取カロリーが少なくなります。

バナナ1本のカロリーは90キロカロリー弱、茶わん1杯のご飯が約200キロカロリー程度ですので、朝2本食べても茶わん1杯分のご飯よりもヘルシーという計算になります。

効果④冷えやむくみの改善

朝バナナダイエットの効果は?やり方と注意点を徹底解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

最後に、冷え、むくみを解消する点も見逃せません。これらに関係してくるのはカリウムという物質で、バナナ100gにつき約360㎎含まれています。りんごで同じく100gの中には約120㎎程なので、いかにバナナのカリウム含有量が多いかが分かります。

そんなカリウムの主な効果として、人間の体内に溜まっている無駄な水分を体外へ排出するのが挙げられます。これがむくみに直接的に作用してくれ、血の流れやリンパの流れを悪化させていたむくみを改善できます。

また、これらは冷え性につながってしまう事もあります。十分な水分を摂取しつつ、溜まっている余分な水分を排出することで、理想的で健康的な体の状態へと近づけられるという訳です。