今年も残りわずか。日本の新年のあいさつの定番は年賀状だが、デジタル普及により需要も減ってきているという。しかし、まだまだ新年定番のあいさつといえば年賀状だ。元日着のために推奨されている投函日の12月25日は過ぎてしまったが、仕事納めもしてサクッと簡単に年賀状の印刷や発送ができるアプリを紹介しよう。

年賀状の基本

操作簡単!2022年賀状作成アプリ・厳選3選
(画像=新年あいさつの定番の年賀状、『BCN+R』より 引用)

 新年のあいさつに送る年賀状。日頃お世話になっている人へ、感謝の気持ちや新年を祝う言葉を添えて送るはがきの年賀状は、遠方でなかなか直接会えない人などにも思いを込めて送るものだ。

 近年はSNSやメールなどのデジタル化にともない、年賀状のやりとりをしなくなったといった声も上がっている。とはいえ、ある程度の配達件数を毎年維持しているのは、未来に残したい日本独特の新年の習慣として、現代の日本人も年賀状に特別な思いを持っているからこそだろう。

 「なかなか会えないが年賀状のやりとりだけは続いている」「遠方で会えないが年賀状のやりとりが楽しみな相手がいる」など、年賀状に込める思いも人それぞれ。

 過去にお世話になった人、親しい人への思いを馳せることなども、年賀状のよき日本の慣習と言えるだろう。

 郵便局では11月1日から年賀はがきが販売されている。年賀状の投函受付は12月15日からで、確実に元日に届けたい場合は25日までに投函を済ませることが推奨されている。

 年賀状は松の内の1月1~7日まで届いたら良いとされているが、ただでさえ慌ただしい年末時期。誰もがサクッと年賀状の作成を終わらせたい気持ちになるだろう。

 忙しい年末にスマートフォン(スマホ)やパソコンで簡単に作成できる年賀状アプリは、昨今ではスタンダードとなってきている。年賀状作成アプリの機能や料金を比較しながら、厳選した三つを紹介していこう。

年賀状アプリ(1)はがきデザインキット2022

操作簡単!2022年賀状作成アプリ・厳選3選
(画像=日本郵政の「郵便年賀.jp はがきデザインキット2022」、『BCN+R』より 引用)

 日本郵便、いわゆる郵便局が運営している「はがきデザインキット2022」が11月にリリースされた。今回のリリースは、ウェブ版・スマホアプリ版の2タイプあるのでPCがない人でも簡単に利用できる。

 はがきデザインキット2022は、日本郵便による運営のため抜群の安心感がある。簡単に年賀状が作成できるとあり知名度の高いアプリだ。