韓国風刺身の味わい

さっそく食べてみると、いつもと違ったピリ辛の味が新鮮で、キスとメッキの歯ごたえもしっかりしていた。

特に、メッキの味わいが韓国風のタレに非常によく合っているように感じられた。

タレは、少ししょうゆ味が強かったように思うので、このあたりの調合は好みにあわせるといいと思う。ただ、和えたものを1日冷蔵庫に寝かせて食べてみるとまた印象が変わり、魚の歯ごたえはしっかり残っているものの、タレの味が魚にしみこんで、塩加減も適度で結構いい味になっていたのが不思議である。

この料理法は、タイ類などキス以外の白身魚でも使えると思うが、今回食べてみたときの味わいでは、どちらかというとアジ類やカツオなど、青背魚の方がストレートにおいしさを感じることができそうな気がする。

また、余ったつけダレは、冷ややっこを食べる時に、しょうゆのかわりに付けてもいい。コチュジャンは、かなり魚料理にも広く使えそうないい調味料だと思った。

いま、大河川の河口部ではメッキの回遊がかなり高頻度で見られるように思う。今回のメッキも、キスとの2点掛けで釣れたものである。高水温を好む魚なので、メッキ狙いのルアーマンは今がチャンスと言えそうだ。

文・牧野博/提供元・TSURINEWS

【関連記事】
ゼロから始める「カヤックフィッシング」 マダイを釣るためのキホン5選
船長に聞く「沖釣り初心者の心得」:東京湾LTアジ 厳選船宿8選も紹介
大豆ではなく「魚で作った」味噌とは? 実は各地に存在する発酵魚介食材
干物にすると飛躍的に美味しくなる海釣りターゲット4選
釣り編集者が上天草へお試し移住 移住家族に聞く「リアルな本音」とは?