目次
ゲーム業界に入るための心がけるポイント
ゲーム業界に就職するには?

ゲーム業界に入るための心がけるポイント

ゲーム会社への就職は難易度が高い?業界に入るために心がけるポイントを解説!
(画像=『工具男子』より引用)

それでは、ゲーム業界に就職するために求められる人物像や心がけておくポイントについてもご紹介します。今の自分の状況と比較して、改善できる分野がないか確認しておくことをお勧めします。

ポイント①トレンドをキャッチ

ゲーム会社への就職は難易度が高い?業界に入るために心がけるポイントを解説!
(画像=『工具男子』より引用)

ゲーム業界は、急速な技術革新やユーザーニーズの変化など、常に変化し続けています。そのため、「厳しい」と感じて守りに入っているだけでは、生き残っていくことはできません。ゲーム業界で生き残っていくためには、常にアンテナを張り巡らせ、変化するニーズや新しい技術に敏感になる必要があります。

ポイント②海外企業に目を向ける

日本企業が世界のゲーム業界をリードしていたと言える時期があったことは間違いありません。しかし、2020年1月にApp Annieが発表した世界のモバイルゲーム売上を分析すると興味深い事実が浮かび上がります。

なんと、日本のゲームは4位の「Fate/Grand Order」と7位の「モンスターストライク」の2本だけで、その他、米国、韓国、フィンランド、台湾などのゲーム会社が上位にランクインしています。以上の数字から、海外のゲーム会社が世界市場で躍進していることが確認できます。

しかし、だからといって日本が衰退しているわけではありません。日本のゲーム会社はまだまだ頑張っていますが、それは世界のゲーム会社が格段に進歩しているからこその結果だと言えます。

ポイント③自分のやりたいことを大切にする

ゲーム会社への就職は難易度が高い?業界に入るために心がけるポイントを解説!
(画像=『工具男子』より引用)

これからゲーム業界を目指す方にとって、業界の動向が気になるのも無理はありません。しかし、「面白いゲームを作ってみたい」「自分の腕を試してみたい」など、自分のやりたいことがある方は、その考えを大切にすることをおすすめします。逆に、不安のほうが大きいという方は、自分が本当にやりたいことと向き合って考えてみてください。

ゲーム業界に就職するには?

では、ゲーム会社に就職すると、どのような仕事内容が割り当てられるのかについても確認しておきましょう。それぞれの職種の業務内容と果たすべき役割についても解説しています。

ゲーム会社の職種(仕事内容)

ゲーム会社への就職は難易度が高い?業界に入るために心がけるポイントを解説!
(画像=『工具男子』より引用)

まずプロデューサーは、ゲーム制作においてプロジェクトを統括する総監督のような存在です。予算やスケジュールの管理、スタッフの選定、広報活動の企画などを行います。それに対して、ゲームディレクターは、ゲーム制作の現場を指揮する現場監督のような存在です。

プランナーは、ゲームの企画、プロジェクトの進行管理、品質チェックなどを行います。ディレクターやプロデューサーと連携しながら、スムーズにプロジェクトを進めていきます。ゲームプログラマーの主な仕事は、システムエンジニアが作成した設計書をもとに、プログラミングを行うことです。

ゲーム会社のデザイナーは、主にゲームのキャラクターやアイテム、背景などのデザインを作成する仕事です。会社によって、キャラクターデザイナー、2Dデザイナー、3Dデザイナーなどと呼ばれることもあります。

また、ゲームの企画や進行管理を行うプランナーのことを「ゲームデザイナー」と呼ぶこともあります。サウンドクリエイターは、ゲームのメインテーマや挿入歌の制作を担当します。また、ゲーム内で使用される効果音の制作も行います。

ゲーム会社で求められるスキル

ゲーム会社への就職は難易度が高い?業界に入るために心がけるポイントを解説!
(画像=『工具男子』より引用)

プロデューサーは、業務内容が多岐にわたるため、ゲームディレクターを経てプロデューサーになることが多いです。そのほか、プロデューサーには、マネジメント能力、コミュニケーション能力、企画力、プレゼンテーション能力などが求められます。

ゲームディレクターの役割は、ゲームプランナーやゲームデザイナー、シナリオライターなどと協力して企画を考え、他のスタッフに伝えます。そのため、企画力に加えて、マネジメント力、コミュニケーション力、リーダーシップなどが必要となります。

ゲーム会社への就職は難易度が高い?業界に入るために心がけるポイントを解説!
(画像=『工具男子』より引用)

ゲームプランナーに特別なスキルは必要ありませんが、ゲーム制作の手法やシステムを理解していないと、プロジェクトの進行を管理するのは難しいかもしれません。また、様々な人と仕事をする必要があるため、円滑なコミュニケーションが取れる方が向いています。

ゲームプログラマーの具体的な作業内容は会社によって異なりますが、プログラミング後にテストを行い、バグを修正することもあります。

サウンドクリエイターは、作品の世界観を表現する重要な仕事です。一般的に音楽はPCで制作します。そのため、作曲などの音楽的なスキルや、音楽制作のための専用ソフトを使いこなす能力が求められます。