パスタには、高カロリー&炭水化物で太るイメージを持っている方が多いのではないでしょうか。そんなダイエットの大敵と言われてきたパスタですが、今「パスタは太る・太らない」論争が話題になっています。ここでは、果たしてダイエットにパスタを食べても太らないのか、詳しく検証していきます。食べ方のポイント、おすすめレシピもご紹介しているので、痩せたいけどパスタが大好き!という方は是非チェックしてみて下さい!
目次
パスタはダイエットに向いてるの?
ダイエット向きのパスタの選び方
パスタはダイエットに向いてるの?
香ばしいニンニクの香りや濃厚なソースに食欲がそそられるパスタですが、カロリーや脂質を気にしてダイエット中は敬遠される方が多いでしょう。しかし今ちまたでは「バスタは太らない」説があり、それどころかむしろダイエット向きの食材だという話もあります。
本記事では、イタリアン好き必見!新常識「パスタを食べても太らない」について詳しくご紹介していきます。まずは、何故パスタがダイエット向きと言われるのか見ていきましょう。
パスタのカロリー
パスタの気になるカロリーですが、乾燥した状態で100gあたり165kcal・糖質30.3gになります。炊いた白米は168kcal・糖質35.6gとなるので、カロリーはほぼ変わらず糖質はパスタの方が少し低いです。
しかし、茹でたパスタの1食分は約240gになるのでカロリーは約400kcal・糖質約68gにもなり、ご飯1膳(普通盛:150g)約250kcal・糖質約53gと比較すると、1食あたりのカロリー、糖質ともパスタの方が高いことが分かります。
他の麺類とも比較してみましょう。カロリー・糖質ともパスタが1番高く「やはりパスタは太る!」と思われがちですが、安心して下さいパスタがダイエット向きと言われる理由は他にあります。
麺の種類 | カロリー | 糖質 |
---|---|---|
パスタ | 165kcal | 30.3g |
中華麺 | 149 kcal | 27.9 g |
うどん | 105 kcal | 20.8 g |
そうめん | 127 kcal | 24.5 g |
※全て調理前の状態で100gあたりの数値
パスタのGI値
食後の血糖値の上昇スピードから太りやすい食材の目安にもなる「GI値」ですが、70以上の食べ物を”高GI食品”、56~69の食べ物を”中GI食品”、55以下の食べ物を”低GI食品”という3つのグループに分けることができます。
このGI値が低い食べ物ほど糖の吸収が穏やかになり、太りにくいと言われています。パスタと白米を比較してみると、パスタはGI値65で”中GI食品”、白米はGI値84で”高GI食品”になります。うどんはGI値80になるので、比べてみてもパスタは決して太りやすい食材ではないことが分かります。
ダイエット向きのパスタの選び方
ダイエットにおすすめなのは「乾燥パスタ」です。乾燥パスタは小麦粉と水を練り合わせて作られますが、小麦粉はパンや天ぷら粉に使われる小麦とは種類が違う、デュラム小麦を粗挽きにした「デュラム・セモリナ」を原料としています。
デュラム・セモリナには、エネルギーの基となる炭水化物(糖質)・筋肉の形成に欠かせないタンパク質・糖質をエネルギーに変えるビタミンB群・基礎代謝を促進させる鉄分など、良質な成分が豊富に含まれています。
生パスタは、パンでよく使用される強力粉と卵、塩、水を練りこんだ生地を熱を加えずに作られます。もちもち食感で人気が高く、イタリア料理店でも多く扱われていますが、ダイエットを目的とするのであれば生パスタよりも乾燥パスタの方が向いています。