目次
細かい部分までチェックして事業用ローンの審査を通りやすくする
事業用ローン審査通過の可能性を上げる対処法
細かい部分までチェックして事業用ローンの審査を通りやすくする
事業用ローンの審査基準は借入先によって異なるとはいえ、少しでもスムーズに審査を通過したいところです。細かい部分まで気をぬかず準備して、審査通過率を高めましょう。
●借入希望金額は「本当に必要な金額」にする
借入希望金額は、自己資金や身内からの借入など、カバーできる部分を差し引き、本当に融資が必要な分だけを割り出しましょう。
せっかく融資を受けるなら、多めに借入をしたいと考えるものですが、本当に必要な金額だけ希望するほうが、審査を受ける際も説得力を持ってアピールできるはずです。確実に審査を通過するためにも、希望金額は慎重に決めるほうがよいでしょう。
希望額を見直す際は、減額をするのも手段のひとつです。少額融資のほうが、審査が通りやすくなることもあるからです。
●資料作成は丁寧に
審査に提出する資料は、細かい部分まで丁寧に作りこむほうが好印象です。特に自社の強みや、事業内容(市場や顧客層、主な仕入れや販売ルートなど)については、詳しく書きましょう。
ただ、力を入れて作成しても、読みにくい資料だとアピールにつながらない可能性があります。詳しく書くと同時に、簡潔で読みやすい文章、分かりやすい資料作りを目指しましょう。
また、資料作成では数字を使うことも多いです。誤字脱字だけでなく、数字の間違いに気を付けましょう。ミスを防ぐために他の社員や親族などに協力してもらって、ダブルチェック、トリプルチェックを行うほうが安心でしょう。
●在籍確認の電話には必ず対応する
ノンバンク系の事業用ローンの場合、審査の一環として在籍確認の電話がかかってくることがあります。本当に事業を運営しているか、確認する電話ですので、必ず対応しましょう。
●保証人や担保をつけるのも手段のひとつ
事業用ローンの審査を通るためには、保証人や担保をつけるのも手段のひとつです。保証人や担保をつけることで、貸し倒れのリスクが減らせるからです。まとまった金額の借入を希望する場合や、どうしても審査を通過し借入をしたい場合などは、検討するのもひとつです。
ただし、事業用ローンは借り換え目的での利用はおすすめできません。ビジネスローンは借り換え資金に対応していないことが多いからです。
例えば、ノンバンク系のビジネスローンを銀行系のビジネスローンに借り換えするのは基本的にNGです。借り換えに対応していない銀行系のビジネスローンから借入し、他の借入の返済に充てるのも資金使途違反となるので注意しましょう。
事業用ローンは借入先や、商品、制度によってさまざまな金利設定がされているため、他の借入金との借り換えを検討することもあるでしょう。しかし、借り換え目的で利用するのは避けたほうがよいでしょう。
事業用ローン審査通過の可能性を上げる対処法
事業用ローンは、状況に合わせて借入先を検討しましょう。審査通過が難しい場合は借入以外の選択肢も考慮したほうがベターです。
●起業時や業歴の短い会社は公庫や地元の金融機関を
起業時の資金調達に事業用ローンを検討する場合は、日本政策金融公庫や地元の信用金庫などの金融機関を当たってみるほうがよいでしょう。ノンバンク系の事業用ローンに比べ、起業家を後押しする商品やサービスを用意していることが多いからです。
審査にある程度時間がかかりますが、審査に通れば低金利で借り入れできるのでメリットも大きいです。どうしてもすぐに資金が必要な場合は例外として、まずは公庫や地元の信用金庫などを当たってみましょう。
また、事業用ローンの審査には決算書や確定申告書の提出が必要であり、業歴が短い会社だと審査は不利になることもあります。ですが、信用金庫など中小規模の金融機関では、地元密着型の営業をしていることも多く、比較的審査も友好的な傾向があります。すでに口座を開設している場合や、経営者が個人で取引している実績などがあれば、審査に加味してもらえる可能性もあるでしょう。
さらに、金融機関によっては、新規融資実績のノルマが課せられていることもあります。担当者によっては、積極的に融資の相談がある場合もあるでしょう。場合によっては、銀行の決算月であることが多い3月や9月は審査が通りやすいケースもあるかもしれません。
●決算書不要の事業用ローンを利用する
事業用ローンの中には、決算書を提出しなくても利用できる場合もあります。中には赤字でもOKというローンもあるようなので、審査通過が難しい場合は、利用を検討するのもひとつです。
ただ、決算書提出不要の事業用ローンでは、金利が通常より高めに設定されていることが多いので注意しましょう。決算書がない分、資料による信用が得られず、貸す側のリスクは高くなるからです。
●資金調達であればファクタリングも検討する
運転資金や支払いのための資金調達に借入を検討している場合は、ファクタリングを選択肢に入れるのもひとつです。ファクタリングは売掛債権を売却し、現金化する方法です。事業用ローンの場合、借入なので返済が必要であり、利息も発生します。ですが、ファクタリングは売掛債権の売却なので、返済の必要はありません。
ファクタリングの場合手数料が取られるので、売掛債権の満額は得られないのがデメリットですが、借り入れできない場合や返済の自信がない場合は、選択肢のひとつに入れておくのもよいでしょう。
提供元・工具男子
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