東京で働くデメリット
では逆に、東京で働くことにデメリットはあるのでしょうか?ここでは、東京で働くことのデメリットを3つご紹介しますので、東京で働くかどうか迷っている方は参考にしてみてください。
デメリット①物価が高い
東京は平均給与や平均年収が高いと言いましたが、実は生活費も高いのです。食費や生活費はもちろんのこと、家賃も地方に比べてはるかに高いことがあります。
そのため、場合によっては生活が苦しくなることもあるでしょう。東京では、住む地域やアパートの選び方で多少の節約は可能ですが、生活費が高いことはデメリットです。
デメリット②人が多い
東京で仕事をする場合、車で通勤することは難しいため、普通は満員の通勤電車に乗ることになります。その電車に1時間以上も乗っていることがどれほど苦痛かは想像に難くないでしょう。
地方から引っ越してこられた方にとっては、きっと予想以上に体力と気力を消耗し、健康にもよくありません。痴漢の被害に遭ったり、痴漢の冤罪をかけられたりと、満員電車に乗っていることで起こるトラブルは後を絶ちません。
時間を有効に使いたいのであれば、仕事場に近いところに住める地方で仕事を見つけた方がいいかもしれません。
デメリット③孤独感がある
地方から上京すると、家族や地元の友人と離れて生活することになります。見知らぬ土地での一人暮らしは、慣れるまでは思った以上に寂しさを感じるものです。また、東京は様々な人が集まる場所なので、良くも悪くもドライなところがあります。
あまり人と関わらない人が多い分、寂しさを感じることもあるかもしれません。それが耐えられずに何度も地元に戻ったり、精神的に落ち込んだりする人もいるでしょう。
東京で就職するのが難しい理由
東京で働くことには多くのメリットがありますが、一方で「東京で仕事を見つけるのは難しい」という声もよく聞きます。その理由は、東京は選択肢が多く、大きな可能性を秘めた街だからです。
成功するためには、情報を見極め、戦略的に進めることが必要です。例えば、残念ながら東京は求人数が多い反面、ブラック企業が多く潜んでいます。
特に、離職率の高い会社や、急成長していて人手が足りない会社は、どうしても一人分の仕事量が多くなり、労務管理がおろそかになって、長時間労働を強いられたり、残業代や休日出勤代が未払いになったりする危険性があります。
対策としては、ブラック企業の情報を集めることで回避することができます。東京の会社は人の出入りが激しいので、事前にインターネットでその会社で働いたことのある人の評価を確認しておくといいでしょう。
また、優良な求人だけを紹介してくれる就活支援サービスを利用して、効率的に就活を行うのもおすすめです。別の面として、東京には全国から優秀な人材が集まってくるため、人気企業の求人は競争が激しいです。
そのため、東京での就職活動で大切なこととして、人気企業や他人の評価に惑わされることなく、自分の夢を追うための戦略を立てる必要があります。
さらに、東京で就職活動を始めようと考えたとき、現在の仕事をしながら面接のたびに東京に来るのか、仕事を辞めて東京に住みながら就職活動をするのか、多くの人が悩みます。
どちらを選択しても数十万円の費用がかかり、東京での就職活動の大きなハードルとなります。このように、東京で就職活動をする際の留意点を確認し、自分がどのように行動すべきかを考えてみましょう。