ストレッチは運動前後に筋肉やコリをほぐしたり、リラックスしたい時などにおすすめですが、実はダイエットにも効果があることをご存知でしょうか?ここでは、ダイエットに効果がある簡単ストレッチメニューを厳選してご紹介します。日々の生活にストレッチを取り入れて、効率的にダイエットを行いましょう!
目次
ストレッチでダイエット?本当に痩せる効果があるの?
ストレッチのダイエット効果とは?
ストレッチでダイエット?本当に痩せる効果があるの?
ダイエットと言えば有酸素運動や筋トレが有効ですが、ストレッチもダイエット効果が期待できるエクササイズのひとつです。ストレッチには、筋肉の疲労回復・コリの改善・柔軟性の向上・リラックス効果が挙げられますが、適したストレッチを行うことで、ダイエット効果を高めることができます。
ストレッチは道具も必要とせず自宅で手軽にできるので、今すぐにでもダイエットを始めたい方におすすめです。本記事では、ダイエットに効果的なメニューと詳しいやり方を解説していますので、激しい運動が苦手な方・運動嫌いの方は是非チェックしてみて下さい!
ストレッチのダイエット効果とは?
有酸素運動や筋トレと違って、ゆっくりと体を伸ばしてほぐしていくストレッチですが、運動強度も少ないため「本当に痩せるの?」と疑問に思う方も多いでしょう。ストレッチは激しい運動のようにカロリー消費をして痩せるのではなく、「痩せやすい体質」になることを目的としています。
ダイエットに効果的なストレッチメニューをご紹介する前に、ストレッチをすることでどのようなダイエット効果が期待できるのか詳しく見ていきましょう。ダイエットでストレッチを始めたい方は、基礎知識として是非覚えておいて下さい。
ダイエット効果①脂肪燃焼
ストレッチで、筋肉や関節を意図的に伸ばしたりほぐすことで、脂肪を燃焼させ基礎代謝をアップさせることができます。筋肉や関節を動かさないでいると凝り固まり血流の流れが悪くなってしまいます。これが、脂肪が付きやすい原因のひとつにも挙げられる「血行不良」です。
日常生活の中では、あまり筋肉や関節を動かすことは少ないでしょう。それをストレッチでほぐすことで、血行が改善し脂肪が燃焼しやすくなります。普段からストレッチをして筋肉をほぐしておくことで、基礎代謝・脂肪燃焼率が向上し、痩せやすいカラダを形成することができるのです。
ダイエット効果②食欲の抑制
ダイエットをしているのについつい食べ過ぎてしまう、食欲が抑えられないという方にも、ストレッチはおすすめです。ストレッチをすることで、自律神経の「副交感神経」を刺激することができ、食欲を抑制し過食を防ぐ効果があります。
副交感神経には、気持ちを穏やかにしたり、眠くなる作用もあるので、お腹が空いてイライラしている時や寝つきが悪い時などストレッチをすると効果的です。
ダイエット効果③むくみの解消
座り仕事やテレワークなどで運動不足になり、足のむくみを感じている方も多いのではないでしょうか。ストレッチをして血流を良くすることで、むくみを和らげストレス解消にもつながります。
また、普段あまり動かすことのない背中のストレッチをすることで、カラダ全体の血流の巡りが改善され、むくみにくいカラダづくりができます。
むくみが気になる方は、気になる部位のストレッチを重点的に行ってみましょう。特に冬はむくみの原因が増える時期です。ストレッチでむくみを解消して、スッキリとした身体を目指しましょう。
ダイエット効果④成長ホルモンの分泌
アイチエイジングや脂肪の分解に欠かせない「成長ホルモン」は睡眠中に多く分泌されます。成長ホルモンは筋肉を動かした後により多く分泌するので、ストレッチで筋肉を刺激してから眠ることで、通常の睡眠時の成長ホルモンの分泌を促進することができます。
成長ホルモンには、代謝を調節する働きもあります。「タンパク質の合成を促進する」「脂肪を分解する」「血糖値を上げる」「体内の水や電解質のバランスを整える」など、生きていく上で欠かせない働きを担っており、大人にとっても一生涯を通じて大切なホルモンです。
成長ホルモンは、体の中で大きな部位(胸、背中、尻、太腿など)の筋肉を使うとより多く分泌されます。年を重ねるごとに減少していくので、運動やストレッチでホルモンの分泌を促し、いつもまでも健康で若々しい身体を手に入れましょう。
ダイエット効果⑤冷え性の改善
「夏でも手先、足先が冷たい」そんな冷え性にお悩みではありませんか?体の冷えは、下半身のむくみ要因のひとつに挙げられます。冷え性の主な原因には自律神経の乱れや血流の悪化などがありますが、「筋肉量の不足」も大きな原因になります。
日常的にストレッチなどのエクササイズを実践し、筋肉を衰えさせないことが冷え性改善のポイントと言えるでしょう。冷え性の改善には「第二の心臓」と言われるふくらはぎの筋肉が特に重要です。
ふくらはぎの筋肉には、「ミルキングアクション」という血液の循環機能があります。この機能が衰えていると、下半身に溜まっている血液が心臓に戻りにくくなるため、下半身や足先が冷えやすくなるのです。そのため、冷えを改善するためには、ふくらはぎを中心としたストレッチがおすすめです。