目次
佐川急便の給料はどれくらい?
佐川急便の給料以外の待遇は?
佐川急便の給料はどれくらい?
様々な職種がある佐川急便ですが、実際に働くとなれば給料がどのくらいなのか気になるところです。こちらでは佐川急便の代表的な仕事であるセールスドライバーの給料をメインにまとめてみました。
記載されている年収・給料はおおよその相場であり、年齢や業績、勤務体制、勤続年数、役職など各要因によって異なるため、必ずしもその額ではありません。
佐川急便の平均給料
高収入と思われることが多い佐川急便ですが、実際の平均給料は年収450万~500万円前後だと言われています。
佐川急便では営業所によっては週休2日制と週休3日制があり、もちろんそれぞれで月収額が異なります。週休2日制の平均給料は33万~43万円、週休3日制では28万~35万円となっています。
近年ネットショッピング利用の急増により宅配業者も多忙になっているため、給料が上がる可能性もあります。佐川急便の給料は基本給+成果給+各種手当てになります。
そこから積立金や諸々の諸費をマイナスした金額が手取りになりますが、勤続年数やセールスドライバーと軽四ドライバーなど仕事内容によっても異なります。ドライバー以外の平均年収についてはこちらの表を参考にしてください。
【佐川急便の平均年収】
職種 | 平均年収 |
---|---|
カスタマー(正社員) | 260万円 |
カスタマーサービス(正社員) | 300万円 |
セールスドライバー(正社員) | 359万円 |
ドライバー(正社員) | 467万円 |
一般(正社員) | 430万円 |
一般職(正社員) | 370万円 |
主任(正社員) | 500万円 |
セールスデリバリー(契約社員) | 250万円 |
セールスドライバー(契約社員) | 300万円 |
営業(契約社員) | 360万円 |
配送管理課(契約社員) | 140万円 |
年齢別で見る給料の違い
給料は年齢よっても変わってきますが、もちろん早く入社することで同じ年齢であっても給料に違いが出てきます。年齢別に年収や給料、ボーナスなどの違いもチェックしてみましょう。
年齢 | 年収 | 月額給与 | ボーナス |
---|---|---|---|
20~24歳 | 235~285万円 | 18万円 | 71万円 |
25~29歳 | 305~355万円 | 22万円 | 89万円 |
30~34歳 | 290~390万円 | 24万円 | 98万円 |
35~39歳 | 341~445万円 | 28万円 | 111万円 |
40~44歳 | 379~500万円 | 31万円 | 125万円 |
45~49歳 | 438~560万円 | 35万円 | 140万円 |
50~54歳 | 490~600万円 | 38万円 | 150万円 |
55~59歳 | 485~595万円 | 37万円 | 149万円 |
60~65歳 | 305~405万円 | 25万円 | 101万円 |
上記の表を見て分かるように、年収・給料がもっとも多いのが50~54歳となっています。これは勤続年数が長い、役職手当などに該当する場合があると考えられています。
学歴別で見る給料の違い
給料は最終学歴によっても左右されます。こちらでは高卒・短大卒・大卒の3つを比較していますが、佐川急便では中卒採用者も在籍しています。
正社員では難しいかもしれませんが、準社員やパート・アルバイトなどでは学歴不問とされる場合も少なくありません。
その為現役スタッフが中卒という方もいるようです。比較したのは年収額がもっとも高い50~54歳を対象にしています。
最終学歴 | 年収(50~54歳) |
---|---|
高卒 | 480万円 |
短大卒 | 564万円 |
大卒 | 750万円 |
大卒が一番高い理由のひとつに、本社勤務率が高い傾向にあるからです。これは佐川急便だけでなく、どの企業でも最終学歴別に給料が異なり、大卒がもっとも高くなっています。
年収1000万の噂は本当なの?
巷では佐川急便は高給取り、年収1,000万円という噂がありますが、実際に年収1,000万円という時代もあったそうです。
昔の佐川急便はブラック企業のお手本のような労働環境で、長時間労働や残業はもちろん10日以上の連勤、ひどいときには日付が変わっても働き、徹夜や会社に寝泊まりしている方もいたようです。
そんな劣悪な環境下でも働いた分の給料は支払われていたため、年収1,000万円もありました。しかし現在はそのような労働環境は改善されています。
今でも残業があったり、繁忙期には忙しいこともありますが、休日がない、徹夜するといったこともなく、年収1,000万円はほぼありえません。しかし1,000万円とはいかなくても、運送会社のなかでは高めの年収ではないでしょうか。
佐川急便の退職金は桁違いの金額だった
佐川急便が高給取りと言われるひとつに退職金があり、定年後の退職金は役職や部署に関係なく1,000万円を超えることがあったそうです。
しかし現在佐川急便では退職金制度を廃止し、【確定拠出年金制度】を取り入れました。そのため退職時にもらえる額は一部で、あとは60歳になってからの引き出しになります。年金の運用によって受給額が異なるため、退職金額の相場予想が分かりにくくなっています。
佐川急便の給料以外の待遇は?
佐川急便で働く場合、給料面以外の勤務時間や福利厚生などの待遇もチェックしておきましょう。転職したものの、福利厚生に不安がある為再び転職した、ということも珍しくなく、やはり長く働くであれば職場の待遇はしっかりと確認することをおすすめします。
佐川急便の勤務時間
年収1,000万円の時代にはもはや勤務時間以外の労働は当たり前でしたが、現在佐川急便の労働時間は基本的に7時から16時となっています。
しかし仕事の多さや、夜の時間指定がある荷物も増えているので、実働21時までというのも珍しくありません。定時に帰宅することはなかなか難しいでしょう。
佐川急便の福利厚生
大手企業である佐川急便の福利厚生はかなり良い待遇です。社会保険完備と確定拠出年金制度、貸付金制度もあります。
さらに運転免許取得支援や安全運転基礎研修、土地勘のない場所でもサポートしてくれる独り立ち研修制度も整っています。通勤手当や独身寮のある営業所もあります。