2020年に引き続き新型コロナウイルスの流行、ワクチン接種の開始、東京オリンピック、選挙や新政権発足など様々ことがあった2021年もあとわずか。
12月に入ってからもアフリカから広まったとされる新型コロナウイルス変異株“オミクロン株”の再拡大が全世界的に懸念されています。一方で感染力に対しての弱毒性である可能性や3回目ワクチン接種開始など今後好転していく可能性も見えてきました。
幸いにしてまだ本邦は感染者数の再上昇や医療機関のひっ迫には至っていませんが、海外の状況を見ていると、まだまだこれらの状況に注視していく必要がありそうです。
さて、年末年始といえば例年であれば忘年会やクリスマス、初詣に新年会、成人式に共通試験(旧センター試験)などイベントごとが盛りだくさん。
昨年までのすべてのイベントが中止・延期となっていた状況とは異なってきており条件付きで復活しているものも多いように見受けられます。
先行きが暗かった2020年までの状況から、2021年の初詣は地元に帰って初詣に行きたいと思っている人もいるのではないでしょうか?
本記事では北海道有数のパワースポット、「北海道神宮」について解説。初詣の参拝、楽しみ方などについて紹介していきます。
北海道神宮について
北海道有数のパワースポットとなっている北海道神宮は地元民から観光客まで幅広い層の参拝客が訪れる神社です。参拝や結婚式、祈祷の他、敷地内を散策して四季を楽しんだり、茶屋の甘味で一服といった楽しみ方があります。
北海道神宮は北海道が「蝦夷地」から「北海道」として名付けられた明治2年(1869年)に、明治天皇の詔によって北海道の開拓・発展の守護神として開拓三神を鎮斎されました。翌年その三柱が宿った御霊代が東京から札幌へ移され、別の場居にあった仮社殿をへて明治4年に現在の場所に社殿が建てられました。この時点では「札幌神社」という社名だったとのこと。
その後明治天皇自身を昭和39年に増祀し、「北海道神宮」と改称されました。
現在の社殿は昭和49年(1964年)に放火にあった後、昭和53年(1968年)に復興されたものです。

御祭神について
前述の通り、北海道神宮には開拓三神の三柱と明治天皇を合わせた四柱が祀られています。
開拓三神は北海道国土の神様の大国魂神(おおくにたまのかみ)、国土経営・開拓の神様の大那牟遅神(おおなむちのかみ)、国土経営・医薬・酒造の神様の少彦名神(すくなひこなのかみ)の三柱を指します。