目次
大工の種類別平均と給料について
大工は将来性のある仕事
大工の種類別平均と給料について
年収と給料①町大工
町大工の平均年収は約380万円です。
未経験で見習いとして働いてる方は年収200万円未満のこともありますが、経験を積んでいけば年収アップも期待できます。
年収と給料②宮大工
宮大工は特殊な技術と長い修行期間が必要とされ、大工の中でも特に専門性の高い職種です。
そのため見習いの平均年収で350〜400万円前後、一人前で600万円前後と、比較的高めの収入になっています。
年収と給料③型枠大工
型枠大工の平均年収は約400万円です。一人前になるまで7〜8年ほどかかる専門職でもあるため、比較的高い年収といえます。
資格を取得すればさらなるキャリアアップも見込めるかもしれません。
年収と給料④造作大工
造作大工の平均年収は約350万円と、ほかの職種と比べるとやや低めの収入です。
町大工と並行して造作大工をしている方も多いいようです。
大工は将来性のある仕事
資格と年収について
大工に資格は絶対的に必要なものではありません。資格がなくても大工になれますし、資格をもっているからといって必ずしも収入がアップするわけでもありません。
しかし、資格を取得すれば仕事の幅が広がったり、「向上心がある人」「まじめに取り組める人」といった良い印象を与えるので、もっていて損はないといえます。
最初に取得する資格としておすすめなのが「作業主任者資格」「2級建築施工管理技士」「2級建築士」です。そこまで難易度が高くないので、取り組みやすいでしょう。
また、責任ある立場に昇格したり、独立を考えている方は監督する上で資格取得が必要になるケースもあります。
上を目指している方は早いうちに、「建築施工管理技士」「建築士」「組立等作業主任者」の資格勉強をしておくと将来的に有利になるでしょう。
大工という職業の需要は大きい
日本の人口が減少している中で、新しく家を建てる人が減っていたり、ロボットの活躍が期待されたりと大工の需要が減少しているようにも感じますが、人手不足に悩む企業が多いのが現状です。
また、人がいる限り建物は必須ですし、繊細な作業や顧客に対する提案力などロボットにはできない仕事も多くあるのがこの職業です。そのため、今後も大工の需要は減ることはないでしょう。