喜念浜ビーチで見つけたよ♪

ホソバワダン

浜歩きのすすめ 徳之島の喜念浜ビーチで漂着物を見つけよう♪
(画像=『たびこふれ』より 引用)

この黄色い花が咲くと秋だなぁと感じます。伊豆諸島に生えているワダンより細い葉をもつ植物で、ワタ(海の古語)の菜っ葉から名づけられ、人は古くから食べていたようですね。

サンゴ礁海域の模式図

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(画像=『たびこふれ』より 引用)

今は満潮なので海水面はここです。潮が引くと、沖に歩ける岩場が現れます。

スナヅル

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(画像=『たびこふれ』より 引用)

南西諸島に見られる植物で葉っぱはありません。浜に広がる他の植物に寄生して、カーペットのように覆います。黄緑色の球形のものは実、白い粒々は花です。花をよく見ると6枚のがくで包まれています。

ハマゴウ

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(画像=『たびこふれ』より 引用)

とても香りのよい植物で、漢方では蔓荊子(まんけいし)いう生薬として知られています。この実を集めて枕に入れると、アロマセラピーのような作用で安眠効果が期待でき、平安貴族もこの香りを楽しんだとか。青紫色の涼やかな花は海辺によく似合います。

ハマアズキ

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(画像=『たびこふれ』より 引用)

世界の熱帯や亜熱帯に生えていて、アズキに似た豆がつきます。波打ち際側へ向かって、茎を長く伸ばし、浜の植物の最前線に見られます。黄色の花は蝶々のようで、明るく元気な気持ちになります。

イソマツ

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(画像=『たびこふれ』より 引用)

秋から冬にかけてピンク色の花を咲かせます。今が見ごろ!大潮になると、ここはどっぷり海に浸かりますが、大丈夫。見た目は華奢ですが、たくましい植物です。

まるい塊状のサンゴの骨格

浜歩きのすすめ 徳之島の喜念浜ビーチで漂着物を見つけよう♪
(画像=『たびこふれ』より 引用)

浜にたくさん落ちているのはサンゴの骨格です。樹枝状やテーブル状など形はさまざまで、生きている時にはこの穴のひとつひとつにイソギンチャクのような姿をしたサンゴ虫(ポリプ)がすんでいました。

サンゴに付着した生き物

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(画像=『たびこふれ』より 引用)

落ちているサンゴには、海の中でくっついて暮らしていたいろいろな生き物が見られます。左はカイメンソウという海藻、右はコケムシやカイメン等の動物かな。

ガラガラ

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(画像=『たびこふれ』より 引用)

サンゴにくっついているのは海藻のガラガラでしょう。生きていた時は美しい紅色ですが、石灰質を多く含むため乾くと白くなります。

漂着した軽石

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(画像=『たびこふれ』より 引用)

小笠原諸島の海底火山が噴火し、その噴出物の軽石は約3か月かけて、この浜に漂着しました。人の暮らしに影響を及ぼす厄介者でもありますが、元は地球の内部にあったマグマ。手で触れられるなんて!浪漫を感じませんか。

カルエボシ

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(画像=『たびこふれ』より 引用)

軽石をよく見ると、烏帽子(えぼし)のような形の白いものが付いています。これは大きい!エボシガイという動物の仲間で軽石によく付きます。漂流している間にちゃっかり住み家にしたんですね。

ココヤシの果実

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(画像=『たびこふれ』より 引用)

熱帯の国からどんぶらこと海を旅してきました。厚く繊維質で被われているので、長い間水に浮きます。中には3つのくぼみのあるタネがあり、これが、ある動物の顔に見えたことがココヤシの名前の由来です。さて、何の顔に見えますか?

ビーチロック

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(画像=『たびこふれ』より 引用)

波打ち際には、砂などがセメントのように固まっている板状の岩が広がっています。日本本土ではなかなか見られませんが、島では普通にある光景です。

雨水が流れ削り取られた砂浜の断面

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(画像=『たびこふれ』より 引用)

海の堆積物が打ち上げられ、層状に重なっています。穏やかな日や荒れた日、そのときの海辺の様子を物語っています。

サンセット

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(画像=『たびこふれ』より 引用)

水平線に落ちる夕日。眺めていると自然と心が静まります。この一日に感謝。

文・写真 国内現地情報編集部/提供元・たびこふれ

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