目次
●グリューワインとは?
●グリューワインの歴史
● グリューワインの基本レシピと種類
・グリューワインの基本レシピ
・グリューワインの種類
●グリューワインで寒い冬を乗り切ろう!

寒さが身にしみる季節になってくると恋しくなるのが、暖かい飲み物や料理。温かい食卓を囲みながら冷えたビールやワインを飲むのもいいが、せっかくだから冬にぴったりなグリューワインに挑戦してみてはいかがだろうか。

グリューワインとは、ワインにシロップやスパイスを加えて温めたドリンクのことである。スパイスは好きなものを入れてカスタマイズ可能で、日本ではホットワインと呼ばれて愛されている。

今回は、これからの時期におすすめのグリューワインについて紹介する。

●グリューワインとは?

今年はグリューワインで一味違ったクリスマスを|自宅で作れる簡単レシピを紹介
(画像=『男の隠れ家デジタル』より 引用)

グリューワインとは、ワインにシナモンなどのスパイスやシロップ、フルーツなどを加えて温めたホットカクテルのこと。ドイツ語の「Glüh(グリュー):燃える・熱を帯びる」という単語が由来となっており、冬のヨーロッパには欠かせない飲み物として親しまれている。

入れるスパイスやフルーツに決まりはなく、好みに合わせてさまざまなレシピを楽しむことが可能だ。ほんのり甘くてスパイシーな風味が楽しめ、体をポカポカと温めてくれる効果が期待できる。

おもに赤ワインから作られるが、白ワインをベースにしたレシピも存在している。

●グリューワインの歴史

今年はグリューワインで一味違ったクリスマスを|自宅で作れる簡単レシピを紹介
(画像=『男の隠れ家デジタル』より 引用)

グリューワインの歴史は長く、古代ギリシャまでさかのぼる。古いワインや残ったワインをムダにしないよう、スパイスや砂糖を入れて熱することで悪味を隠したことが始まりだとされている。

ヨーロッパ全土に広まったのは、2世紀頃。ローマの兵士たちがイギリスの冬に備えてグリューワインを飲み、体を温めながら寒さを乗り越えていたという。6世紀頃にはレシピを記載した料理本も登場しており、今のグリューワインの原型が確立された。

現在は、ヨーロッパのクリスマスマーケットにおける定番の飲み物として定着したグリューワイン。英語では「マルドワイン」、フランス語では「ヴァンショー」と異なった名称で呼ばれているが、基本的には同じものである。