【上京の決断!ピンチはチャンス!】
宮城県仙台市で、居酒屋、カフェ、ラーメン店を17年経営。今回のコロナ禍で2019年対比総売上-85%減で、150席の大型店舗など閉店しました。営業したくても飲食店しかない私たちは、手も足も出ません。このままでは、スタッフもほどんど解雇せざるを得ない状況で、私たちは考えました。「宮城がダメなら、江戸に行こうと!」コロナ真っ只中に上京を考えました。まずは今現在も食材の仕入れでお世話になっている【餃包 六本木店】にお昼だけの間借りを依頼しました。当時【餃包 六本木店】も営業休止している状況でしたが、「お互いに協業できたら良いですね」と承諾を頂き、地元(仙台市)に店舗を残し初めての上京。間借りでラーメン屋の営業でスタート。今年5月に三重県桑名産の蛤スープ専門のラーメン店をオープンしました。
【ラーメン業界大手一風堂さんとラーメンコラボのきっかけは?】
近所で一風堂さんのスタッフがたまたまチラシ配りをしていたところ、ご挨拶からはじまり、知り合いました。せっかく出会ったこのご縁、何か一緒にできないか考えました。そこで私たちの武器である日本の国民食[ラーメン]の力で少しでもこの街(六本木)が活性化できるのではないかと考えたのが始まりでした。お互いのストロングポイントを生かし、個人店の当店と大手一風堂さんを掛合せて、お互いの常連様への刺激と、新たに六本木に足を運んで頂くお客様へのアプローチとして[コラボラーメン]を提案いたしました。お互いのお店を行き来していただければ、街もお客様も私たちもWINWINになればと考えています。
お昼も夜も静まり返っている六本木を【ラーメン】の力で盛り上げようと意気投合し、約3カ月間の試作を繰り返し完成いたしました。