目次
ガス代を節約する方法【キッチン編】
ガス代を節約する方法【お風呂編】
ガス代を節約する方法【キッチン編】
次にみていきたいのは、毎日の暮らしの中でガスを使用する場所として「キッチン」があります。キッチンは、調理を行う際に必ずガスコンロを使用するため、日々ガスを使用しています。
そんなキッチンで使用するガスを少しでも節約し、ガス代を安くおさえるための節約術をご紹介します。
ガス代節約術③電子レンジ調理を積極的に行う
キッチンで毎日調理を行う際にガスコンロばかりを使用していると、相当なガス代を使用することになります。そのため、調理の際に電子レンジを積極的に活用してみましょう。
意外と電子レンジを使用する方がガス代をグッと節約することができます。特に熱が通りにくい野菜などは、前調理の段階で電子レンジで加熱することで熱処理が行いやすくなり、ガス代の節約に直結します。また、汁物を温める際も、ガスを使用するのではなく電子レンジを活用すると上手にガス代を節約することができます。
このように、調理方法に電子レンジを活用することをおすすめします。
ガス代節約術④給湯器の設定温度を下げる
さらに、落とし穴になりやすいのが、給湯器の設定温度です。食器を洗う時、給湯器の温度が高めに設定されていれば、油汚れなどがすっきりと落ちやすいかもしれません。しかし、その分余計にガス代が嵩んでしまいます。
そのため、常に給湯器の設定温度を38〜40℃に設定しておくだけで、なんと年間1,580円ものガス代節約につながるのです。このように、給湯器の設定温度を少し下げておくことを意識するだけで随分と節約につながるため、ぜひ実践していきましょう。
ガス代節約術⑤予熱を利用した調理をする
キッチンで調理を行った際、ガスを使用して一旦火を止めても、予熱を上手に活用して調理を行うこともできます。その際、調理に蓋を活用してみましょう。
蓋は予熱を溜め込む効果を発揮してくれるため、蒸らし調理を行うことができます。そのまま自然と野菜が柔らかくなる、また、お肉に火が通るなど、火を止めるタイミングを見て蓋を活用して予熱調理を心掛けることをおすすめします。
ガス代節約術⑥落し蓋を積極的に利用する
あなたが料理をする時、ガスコンロでお鍋を使用し、煮物などを調理する際は、落とし蓋を使用することで調理時間をグンと短縮できるだけではなく、ガスの熱を効率よく具材へと届けることができ、ガス代の節約に直結します。
特にこれまで気が付かなかったという方は、調理の際に常に落とし蓋や鍋蓋を活用することをおすすめします。これは、熱伝導率が高く、よりガス代の節約になるため、ぜひ毎日の調理で意識して利用するようにしましょう。
ガス代節約術⑦大きい鍋を使って調理する
ガスの火を無駄なく使用し、お鍋全体を温め、たくさんのおかずを調理する際は、大きめの鍋を活用して調理を行ってください。お鍋が大きいと、火力が鍋底に均等に当たり、全体的にムラがなく加熱することができるため、断然ガス代の節約につながると言われているのです。
そのため、作り置きや家族が多い方など、一気に大量のおかずを準備しなければならないという時は大きい鍋を活用し、ガスの火力を最大限に活かした調理を行うことをおすすめします。
ガス代節約術⑧食洗機を設置・活用する
普段、食器洗いを行う際は、あなたはどのような方法で行っていますか?手洗いを行うという方、あるいは食洗器を設置し活用するという方、様々です。
この時、意外と手洗いで食器を洗う方が、水道代やガス代が嵩んでしまうことをご存知ですか?実は、食洗器の方が電気代はかかっても、水道代やガス代を考慮すると断然に省エネ効果を発揮することが分かっています。
そのため、使用する水量や電気代が各段に下がり、食洗器を活用した方が年間約8,800円もの光熱費削減につながるというわけです。
このようなことから、自宅に食洗器の設置があるという方は積極的に食洗器を活用するとともに、これから食洗器の購入を検討されている方も、ぜひ光熱費を節約するためにも設置をおすすめします。
ガス代節約術⑨なべ底の水滴は拭いてから火にかけよう
あまり気にしたことがないという方も多いかもしれませんが、実は、調理を行う段階でお鍋を使用する際、鍋底に水滴がついている時、そのまま火にかけてしまうとガス代に大きく差が生じてしまいます。
そのため、調理を行う前は必ず水滴を拭き取り、ガスコンロで調理を始めるようにしましょう。これを行うだけで約2.5%ものガス代節約につながるため、ぜひ実践するようにしましょう。
ガス代を節約する方法【お風呂編】
そして、ガスを使用する場面は、日常生活の中で「お風呂」があります。お風呂は、湯船にお湯を張る時、また、温かいシャワーを利用する際に必ずガスを使用します。
そんなお風呂でガス代を節約するにはいったいどのような方法をとればよいかみていきましょう。効果的な方法をご紹介するため、ぜひ毎日の生活に取り入れていくことをおすすめします。
ガス代節約術⑩貯めるお湯の量を減らす
いつもシャワーだけでお風呂を済ます方もいれば、毎日湯船に浸からなければ疲れが取れないなど、入浴の際は様々な意見があります。
そんな時、あなたの家庭では、いったいお風呂場の浴槽にどれくらいのお湯を入れていますか?当然、湯船に満タンになるくらいの湯量を入れていた場合、ガス代は急激に跳ね上がります。そのため、これまでめいいっぱいの湯量としていた方は、約半分にまで湯量を減らしてみましょう。単純に計算するとそれだけでガス代が半分安くなると言えます。
半身浴状態になりますが、ちょうど身体がポカポカと温まる湯量のため、この機会にグンと湯量を減らしてみるのもガス代節約につながる方法だと言えるでしょう。
ガス代節約術⑪設定温度を下げる
ガス代と設定温度に密接な関わりがあるということをご存知ですか?実は、設定温度が高ければ高いほど、それだけ多くのガスを使用することになるため、ガス代がかかってしまいます。
そのため、できる限り設定温度を抑え、気温等に合わせ調節することも大切です。実際、シャワーの温度をたった1℃下げるだけでも0.2円/1分、3.5円/15分の節約につながります。
このように、その日その日の気温や季節に応じて、シャワーの設定温度をできるだけ低めにすると効果的な節約につながるため、ぜひ実践してみましょう。
ガス代節約術⑫追い焚きの使用を減らす
時間の経過と共に、特に肌寒い季節になると、せっかく湯船にためたお湯の温度が下がってしまいます。次にお風呂へ入る人は、お風呂の追い焚き機能を活用し、追い焚きを行うでしょう。
しかし、この追い焚きが最もガス代がかかる行為となり、一気にガス代アップにつながってしまうのです。そのため、少しでもお湯の温度を温かい状態に保っておけるようお風呂場に工夫を凝らすことが大切です。たとえば、
- お風呂の湯船には蓋をする
- 湯面に保温シートを活用する
- お風呂へ入る際は順番に時間をつめて入浴するようにする
- 何人かでまとめて入浴する
など、様々な工夫によって大幅にガス代の節約につながるため、家族一丸となって取り組むことをおすすめします。
ガス代節約術⑬浴槽のお湯が冷めない工夫をする
お風呂の湯船に溜めたお湯が冷めないようにするには、お風呂の蓋以外にも工夫を凝らしてみましょう。ぜひ活用してほしいアイテムを以下にご紹介します。
お風呂保温シート
アルミの保温シートは、湯船の上に軽く乗せておくだけで湯温を保ってくれる優れもの。自宅にひとつあると保温効果も高くぜひ使用をおすすめします。
節水シャワーヘッドを使う
節水シャワーヘッドは、通常の水量では多いくらいの湯量が出てくる他、極細穴のため、少量の水でも勢いのある水流を出せるため、自然とガス代の節約にもつながりおすすめです。
ガス代節約術⑭節水シャワーヘッドを使う
最近では、ホームセンターなどでも手軽に購入できる節水シャワーヘッドを使用すると、一般的に使用するシャワーヘッドと比較しても湯量をグンと減らすことができるため、必然的に節水につながります。
さらに節水が実現するとガス代もコストカットすることができるため、一石二鳥であると言えるでしょう。