目次
+年明けのご挨拶回りで気をつけるべき7つのマナー
+年末年始のご挨拶回りは相手の負担にならないように気をつけよう

年明けのご挨拶回りで気をつけるべき7つのマナー

【年末年始のビジネスマナー】取引先へのご挨拶回りをするときに気をつけたい7つのこと
(画像=『U-NOTE』より 引用)

次に、年明けにするご挨拶回り時に意識しておきたい7つのマナーについて紹介します。

年明けのご挨拶回りマナー1:時期は松の内(1月7日)までに行う

年始の挨拶回りは松の内と呼ばれる1月7日までに済ませるのが理想です。

しかし、一般企業の場合は三が日(1/1〜1/3)には営業していないところがほとんどでしょう。担当者が有給を取得している場合や曜日の並びによっては、7日までに挨拶できない可能性があります。

もし7日までの挨拶が難しいときは、小正月である1月15日までには新年の挨拶回りをすませることを覚えておきましょう。

また、挨拶回りではなく、通常通りに取引先やお客様とのアポイントを入れていたとしても、15日までは新年の挨拶を行うようにしましょう。

年明けのご挨拶回りマナー2:玄関に入る前にコートなどは外しておく

ご挨拶回りもビジネスシーンのひとつ。仮に親しい取引先であっても、最低限のマナーを守って失礼のない振る舞いをしましょう。

ビジネスマナーとして、基本的にコートや手袋、マフラーなどはオフィスのエントランスに入る前に外すことは忘れないように。コートやマフラーなどの繊維がスーツについているかもしれないため、取引先のエントランスに入る前にはしっかりと払っておくことをおすすめします。

ただし、雪が降っている日など、屋外で上着を脱ぐとスーツが汚れそうな場合には、エントランスの状況を見つつ臨機応変に対応しましょう。

年明けのご挨拶回りマナー3:昨年中の感謝と、今年以降の更なる助力のお願いを伝える

新年の挨拶は、普段以上に言葉遣いには気を遣いましょう。特に仲のいい取引相手でも親しきものにも礼儀ありです。

年明けから相手に失礼な態度をとってしまっては、今後の関係性に暗雲が立ち込める可能性もあります。下記の言葉を参考に、新年の節目は、丁寧に行うようにしてください。

【取引先向け】新年・年始の挨拶例文

  • 明けましておめでとうございます
  • 昨年中は大変お世話になりました
  • 本年もどうぞよろしくお願いいたします

年明けのご挨拶回りマナー4:手土産は食べやすく、日持ちするものを

ご挨拶回りでは、手土産を持っていくのが主流です。手土産を持参する場合には、大人数でも食べやすいものを持っていくことをおすすめします。日持ちがして、個別包装のものなら衛生的にも安心ですね。

また、会社の近所のお店で買ったと一目でわかるものは避けておきましょう。取り急ぎ用意したもの、という印象を与えかね残念な印象を与えてしまいます。

なお、最近では様々な観点から挨拶回りの手土産を受けない企業も増えてきています。自分の取引先がどのような習慣なのか、上司や先輩に聞いたり、普段から社風を把握しておいたりして、相手に気を遣わせないようにしましょう。

年明けのご挨拶回りマナー5:手土産は上座側に置く

もしも挨拶回りで相手から手土産をもらった場合、上座側に手土産を置くようにしましょう。

上座とは基本的に入り口から遠い方向を指します。取引先の厚意を無下にしないためにも、手土産は丁寧な扱い方をしましょう。

年明けのご挨拶回りマナー6:不在の時は「謹賀新年」を朱印した名刺を置いていく

年明けの忙しい時期は、アポイントを取っていても急にスケジュールが合わなくなる場合もあるかもしれません。スケジュールの変更が難しく、別の担当者の方との挨拶となったり、目的の相手の同席が叶わないこともあるでしょう。

もしも担当者が不在の場合は、「謹賀新年」を朱印した名刺を受付や代理の人に預けておくことをおすすめします。

年明けのご挨拶回りマナー7:アポなしで訪問した場合は30分程度で退出する

もしも、アポイントを取らずに新年の挨拶に伺った場合は、長くても30分ほどで切り上げましょう。

先方が多忙である場合は玄関口のみでの挨拶にするなど、相手のことを気遣う必要があります。

アポイントメントをとってから訪問する場合でも、多忙な年始に相手の時間を取りすぎるのは避けるのがベター。挨拶回りに要する時間は30分を目安にすることをおすすめします。

年末年始のご挨拶回りは相手の負担にならないように気をつけよう

本記事のまとめ

  • ご挨拶周りをする際は、事前に上司と相談する
  • 相手の営業日の確認を行う
  • 1月7日までに年明けのご挨拶を終わらせる

本記事では、年末年始の挨拶で気をつけたいことや、新年の挨拶回りのマナーについてご紹介しました。

年末年始の挨拶は礼儀であり、新たなビジネスチャンスのひとつでもあります。しかし、相手の状況を検討せずに行うと逆効果になってしまう可能性もあるので注意しておきましょう。

本記事を参考に、年明けの挨拶をスマートに行い、新たな一年のビジネスにつなげていきましょう。


提供元・U-NOTE

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