本当の意味で悔しさも喜びも共有できる

【2020年最新】今話題のスクランブルゴルフとは?
(画像=『SPOSHIRU』より 引用)

田島社長:スクランブルゴルフではチームで協力してスコアを作っていくので、本当に心の底から「ナイスショット」「ナイスパッド」という声かけを自分のことのように喜んで仲間に伝えているのがとても印象的です。

記者:みんなで繋いだボールだからこそ、自分のことのように喜べるんですね。

田島社長:はい、なので参加者の皆様のほとんどが大会終了後に「やっぱりスクランブルゴルフって楽しいよね。」って言ってくれるのですがその言葉が本当に嬉しいです。逆に自分たちのスコアよりもさらに良いスコアを他のチームに出されて本当に悔しそうな表情をしている時もあるのですが、それだけ本気で取り組んでいるからこそだと思います。

記者:喜びも悔しさも共有できると。

田島社長:はい、そしてそれは通常のゴルフのチーム戦と比べて本当の意味で喜びも悔しさも共有できると思うんです。

記者:「本当の意味で」といいますと?

田島社長:ゴルフの通常の団体戦は4人中3人の良いスコアを採用するという方式が多いので、4人目の人がどうしても「自分は貢献できなかった」という気持ちになってしまいがちなんです。そのため、スコアはチームだけど、打っているボールは自分のボールなので、チーム戦のように見えて実は気持ち的には個人戦のような感じになってしまいます。

記者:なるほどです。

田島社長:しかし、スクランブルゴルフはみんなで一つのボールをカップまで繋いでいくので、本当の意味でのチーム戦になり、喜びも悔しさもみんな同じ気持ちで共有ができるのです。

スクランブルゴルフを作ったきっかけ

【2020年最新】今話題のスクランブルゴルフとは?
(画像=『SPOSHIRU』より 引用)

記者:今、スクランブルゴルフがこれだけ多くの人に愛され話題になっていますが、スクランブルゴルフを作ったきっかけはなんだったのでしょうか?

田島社長:きっかけは、近所のゴルフ練習場が潰れてしまったことです。私は父の影響でとてもゴルフが好きでした。親子3世代でゴルフをしたこともあります。ゴルフは小さな子供もからおじいちゃんおばあちゃんまでどの年代でも同じレベルで一緒に楽しめる唯一のスポーツだと思います。しかしある時、僕の近所のゴルフ練習場が潰れてしまったんですよね。

記者:ゴルフをする人が少なくなってきてしまったんですね。

田島社長:そして今年はゴルフ人口を支えていた団塊の世代が2020年を境に引退してしまい、ゴルフ人口が大幅に減ってしまう問題にも直面しています。そうなった時に、このまま何も策を打たずにいると昔のようにゴルファーも減り、ゴルフ場もなくなってしまい、本当にゴルフができなくなってしまうかもしれないと思いました。

記者:「2020年問題」は深刻な問題ですね。

田島社長:なので、ゴルフ人口をもっと増やすためにも誰でも真剣に本気で楽しめるスクランブルゴルフを5年前に作りました。当時はまだこんなにも流行っていませんでしたが、今では本当に多くのゴルファーに愛される大会になりました。

記者:最初はそれほど人気ではなかったのですか?

田島社長:始めた当初はこれほど多くの方にプレーしてもらえてはいませんでした。ですが、様々な工夫を凝らして、現在では約11種類ほどの大会を全国各地で年間100試合以上開催し、多くの方に参加していただけるゴルフになりました。

記者:11種類・年間100試合以上ですか!?それほど数の大会があったら、自分のにマッチした大会がありそうですし、仲間と一緒に探すのも面白そうですね。