目次
+新卒で大企業に入って得た経験
+好きなものを仕事にするための秘訣

新卒で大企業に入って得た経験

-----サイバーエージェントに1年間勤めたとのことですが、そこで得た経験で今に活きていることはありますか?

松池さん:大企業で働くって凄くいいことだなというのは感じました。

先代の人たちが何年も掛けて積み上げてきて、それが上手くフォーマットに落とされた形が会社の組織だったり、事業の動かし方だったりするので、それは今でも参考になってます。

-----会社を作る際の参考になったということですね。

松池さん:そうですね。新卒の時も「5年で役員になる」と周囲に宣言して「絶対実現させる!」という強い気持ちで仕事に臨んでいました。

とにかく時間を増やして、通常の2倍やれば単純計算で2年分だから、新卒1年終わった時に2年間仕事をやったとほぼ同義という形にしたいなと思ったんです。だから、「一旦は量をやってみるか」という気持ちでした。

好きなことを仕事にするには?CityCamp代表に聞く、夢を叶えるための自分ルール
(画像=提供:CityCamp株式会社、『U-NOTE』より 引用)

-----凄い!アグレッシブですね。

松池さん:それが功を奏して、その時代は新人賞を受賞することができましたし、1カ月に1回のペースで賞を獲るくらい活躍できたので、このような成功体験が沢山できたのも自身の成長に繋がる貴重な経験でした。

最初のビジネスを始めるために1年程度で会社は辞めましたが、自分のある一定の指標の中で「ここは絶対譲れない」といった部分を定めたうえで「では、どうやってビジネスを進めるのか」という考え方や進め方は今でもとても参考になっています。

好きなものを仕事にするための秘訣

好きなことを仕事にするには?CityCamp代表に聞く、夢を叶えるための自分ルール
(画像=提供:CityCamp株式会社、『U-NOTE』より 引用)

-----力不足や経験不足を感じた時に起こしてよかった行動について教えてください。

松池さん:プロフェッショナルと一緒に仕事をするということですね。

僕らは物づくりをやっているので、少しでも良くないものは世の中に出したくないという想いが強いので、何かを出すならクオリティの1番高い商品を出したい。

それにおいてどこで技術を担保するかというと、1つ1つプロフェッショナルの人に頼むことなんです。

-----なるほど。

松池さん:あとは素直であることですかね。きちんと謝ることだったり、感謝することだったり。

僕は「徳を積む」とよく言うんですが、徳を礼儀や感謝で積んでいくことで、自分が大変な時に助けてもらえるきっかけになるので、そういうのは大事にしたいと思っています。

好きなことを仕事にするには?CityCamp代表に聞く、夢を叶えるための自分ルール
(画像=提供:CityCamp株式会社、『U-NOTE』より 引用)

-----仕事をする上で心がけている自分ルールはありますか?

松池さん:僕自身が前に進んでいないとモヤモヤするタイプなので、絶対目標に対して計量化して"1日どの程度進んでいるか"というのを明確に可視化するようにしています。

例えば抽象的な「ビットコインに詳しくなる」という目標があったとして、その目標に対してやることを考えたら「本を10冊読む」とか、「ビットコイン界隈の人に10人会う」とか、例えばそういうものになると思うんです。

それを1日に落とし込んだ時に「1日に何ページ本は読まなければいけないか」が分かってきますよね。そうやって、しっかりと目標を計量化していくことは、絶対どこの事業でもやります。自分の目標でもそうです。

好きなことを仕事にするには?CityCamp代表に聞く、夢を叶えるための自分ルール
(画像=提供:CityCamp株式会社、『U-NOTE』より 引用)

-----目標や夢を達成するための秘訣みたいなものですね。

松池さん:CityCampのメンバーは特に夢がある人が多いんですよ。でも、夢を持った人って、全員が全員その夢を叶えられている訳じゃない。

何が重要かというと、"1日単位で少しずつでも進めること"だと思います。

行動していない人が多い中、その中で"行動する"ことがとても重要で、世間一般の人が行動していない分、行動できれば目標が達成しやすいんですよ。

そのため、まず“夢に対してどうやって進んでいくか”という最初の一歩目を決めるのが重要だと思います。