エンゼルスの大谷翔平がア・リーグのMVPを獲得した。続けて、「エドガー・マルティネス賞(最優秀指名打者賞)」の受賞など、受賞ラッシュとなっている。一説には251億円の経済効果があるともいわれる大谷の活躍。詳細を確認していこう。
大谷翔平がア・リーグMVP
現地時間2021年11月18日。ア・リーグのMVPが発表された。MVPは全米野球記者協会の30人の記者の投票によるものだが。満票で大谷の獲得となった。2001年のイチローの受賞以来20年ぶりの快挙となる。
さっそく国民栄誉賞の声も上がったが、「まだ早いので今回は辞退したい」との理由で断っている。年齢的若さももちろんのこと、まだまだ上を狙っていきたいという気持ちの表れだろう。
大谷MVPの経済効果は251億円
実力・人気、そして人柄といい、非の打ち所がない大谷翔平。彼の経済効果も実に大きい。関西大の宮本勝浩名誉教授の試算によれば、その経済効果は実に251億9,247万円に上るとのこと。
宮本教授はスポーツ選手個人がもたらす経済効果としては空前絶後ではないかと語っている。
数字は日本両国における直接の効果を試算したものだ。スタジアムへの観客の動員数はもとより、応援ツアーやグッズの販売、そして大谷選手のメディアへの出演にかかる効果など金額は莫大だ。
アシックス・デサント株が急上昇
経済効果といえば、大谷のMVP受賞に伴いアシックス・デサント株が急上昇した。両社はともに大谷とアドバイサリー契約を結んでいる。大谷関連の銘柄ということで買いが入ったようだ。
ちなみに同じスポーツ用品メーカーでもミズノなどはマイナスとなっている。
メジャーリーガーによる経済効果
野茂英雄のメジャーリーグ挑戦以来、日本人のメジャーリーガー挑戦は増えている。実績を残せば、日本とはけた外れの報酬と名声が手に入るメジャーリーグ。選手個人だけではなく、経済に与える影響もメジャー級のようだ。
文・しらいはるか
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