転職するなら転職エージェントに相談するのがおすすめ
ここからは、30代半ばでのスムーズな転職をサポートしてくれる「転職エージェント」について詳しくご紹介します。取り上げる情報を参考に、自分に転職エージェントの利用が向いているかどうかを考えてみましょう。
転職エージェントとは?
転職エージェントは、採用したい人の経験やスキル、性格、給与などの条件を、採用を検討している企業に確認し、求人情報として保有しています。
そして、転職を検討している求職者の希望条件や希望と照らし合わせて、保有する求人情報の中から求職者の経験や希望に合った企業を紹介してくれます。
一般的に、求人の紹介や面接の調整など、内定・入社までのサポートを行うのが転職エージェントの役割です。採用に悩んでいる企業にとっても、適切な採用が可能となり、ミスマッチを防ぎます。
転職エージェントが保有する求人は、一般には公開されていない「非公開求人」が多く、自分の経歴や希望に合った仕事を紹介してくれるので、自分だけでは見つけられなかった意外な企業の仕事を紹介してもらえるメリットがあります。
転職エージェントの利用方法
- 転職エージェントに登録する
登録に必要な情報は、氏名、年齢、住所などの個人情報のほか、学歴や職歴、転職を希望する時期、希望する業界や職種、年収など、さまざまなものがあります。 - キャリアアドバイザーとの面談
登録後、キャリアアドバイザーから電話またはメールで連絡があり、面接の日程を決めます。面接の際には、履歴書と職務経歴書の持参が必要です。 - 希望の企業に応募する
キャリアアドバイザーが選んだ企業の中から、興味のある仕事をチェックし、希望する企業に応募してもらいます。 - 面接
応募書類の添削はもちろんのこと、アドバイザーが企業への自己アピールの仕方をレクチャーしてくれます。実際の面接では、あなたを採用することで企業にどのようなメリットがあるのかをしっかりと伝えましょう。 - 条件交渉をして内定を出す
キャリアアドバイザーが求職者本人に代わって、年収や雇用条件の確認・交渉を行います。双方の合意が得られれば、内定をもらうことになります。
面接できちんと希望を伝えることができれば、転職エージェントが応募する企業の選定や面接日程の調整を行います。仕事が忙しくて転職活動に時間を割けない方も多いので、転職に関する作業にかかる時間を短縮できるのは、転職エージェントを利用する大きなメリットと言えるでしょう。
キャリアアドバイザーとの面談は、自分の希望を伝えることができる大切なプロセスです。事前に十分な準備をしておきましょう。面接の前には、履歴書や職務経歴書などの準備が必要です。また、希望する条件をメモしておくとよいでしょう。
履歴書や職務経歴書は、応募するために必要なだけでなく、キャリア・アドバイザーがあなたの職務経験や能力を理解するためにも必要です。また、まだ転職を明確に考えていない段階で、キャリアアドバイザーと会ってもあまり意味がありません。
せっかく転職エージェントに足を運ぶのですから、希望する会社や業界、年収や福利厚生など、譲れないポイントを整理してから、次のステップに進みましょう。
転職エージェントの選び方
日本には、リクルートエージェントをはじめとする民間の職業紹介会社が約20,400社あります。転職エージェントは、あなたの転職活動をサポートしてくれる大切なパートナーであり、エージェントの質が転職の成否に直結すると言っても過言ではありません。
転職エージェントを選ぶ際には、以下のような点に注意すると良いでしょう。まず、転職エージェントには2つのタイプがあります。業界や職種を問わず多数の求人を扱う「総合エージェント」と、特定の分野や地域に特化した「専門型エージェント」です。
幅広い可能性の中から自分に合った仕事を見つけたい場合は「総合型エージェント」を利用します。特定の分野でより専門的なサポートを受けたい場合は、「専門型エージェント」を利用するとよいでしょう。
また、転職エージェントが扱う求人数は、選択肢の多さに直結します。ぜひ求人数が多い転職エージェントを選びましょう。
求人数が記載されていない場合は、「非公開求人」の数と割合を見てみるのがおすすめです。非公開求人が多いということは、その転職エージェントが特別な求人情報を持っているということです。
さらに、アドバイザーの選択も大切といえます。直接的なサポートは各転職エージェントのキャリアアドバイザーが行うため、そのアドバイザーが自分と相性が良いかどうかは非常に重要です。もし、相性が悪ければ、交代してもらうことも可能です。
プライバシーマークの確認も欠かせません。プライバシーマークとは、JIPDECが、個人情報を適切に取り扱っていると判断した企業に付与する認定証です。転職エージェントに詳細な個人情報を預けることになりますので、情報の取り扱いがしっかりしているエージェントを選ぶことが大切です。
年収をアップさせたいなら転職も考えよう
以上、35歳の年収事情についてご紹介しました。もし35歳の時点で年収が当記事で解説した額を超えていれば、周囲の人よりも年収が高いと考えてよいでしょう。しかし、年収が同世代・同業種・同学歴の平均を下回っている場合は、同世代の人たちに比べて遅れをとっている可能性があります。その場合は、副業や転職など、何らかのアクションを起こすことをお勧めします。転職をお考えの方は、まずは転職エージェントに相談してみてはいかがでしょうか。
提供元・工具男子
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