かっぱ寿司の「本格ラーメンシリーズ」第9弾、ラーメン海鳴監修「魚介とんこつラーメン」が3月18日に発売されました。地域で有名な味をかっぱ寿司で提供し続けている本シリーズ。第1弾から第8弾までの累計販売数は、600万食を突破しています。

 今回登場したのは福岡・博多の有名ラーメン店「海鳴(うなり)」の「魚介とんこつラーメン」。ここのお店は「ラーメンWalker福岡・九州」で3年連続1位を取った有名店で、普段は九州でしか食べられないラーメン屋さん。とんこつラーメンの本場で愛されるラーメンをリポートします。

■ まずは注文

 回転寿司屋さんに入店したら、まず何を注文するべきか?イカ、タコ、マグロにサラダ軍艦と、選び放題な回転寿司屋さん。最初の一品目というのは何にするべきか悩むもの。そういえば昔のかっぱ寿司ってベルトコンベアじゃなくて流れるプールで、寿司桶に寿司が入って回ってきてたな、なんでウニとイクラは200円だったんだろう等と思い出しつつ、今回頼むものは入店前からもう決まっています。海鳴監修「魚介とんこつラーメン」です。
 

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(画像=おたくま経済新聞より引用)

 いくら待っていてもコンベアにラーメンは流れてきませんので、着席と同時にタッチパネルでラーメンを注文。「魚介とんこつラーメン」(390円+税)、「味玉」(100円+税)、「追いネギ」(100円+税)、「追いしゃり」(100円+税)と、ラーメンフルコースを注文しました。「麺類、揚げ物はご提供までお時間がかかります」とのことなので、無限に供給される「ガリ」と「かっぱ茶(玄米茶)」で高まる胸の気持ちを抑えつつ、ラーメンの到着を待ちます。

■ ラーメンが到着!

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 そして到着したのがこれ!到着と同時にあたりにただようすばらしい香りです。これが博多っ子を虜にしている進化系博多ラーメンか、とまずはノーマルのままひと口いただきます。
 

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 博多のラーメンといえば極細麺を使用することが多いですが、こちらのラーメンはコシのある中細のストレート麺。口に入れた瞬間につややかな麺が踊り、噛んだ瞬間に小麦の美味しさが弾けるのを感じます。続いてスープもひと口。これも美味しい!海鳴公式WEBによるとお出汁には鯖節、カツオ節、ムロアジ節、煮干し、昆布と数多くの魚介類がスープに使われている様です。これだけでも十分美味しいのに、更にとんこつのスープと醤油のカエシが加わり、旨味のジェットストリームアタックです。

 とんこつラーメンなので獣臭系がするのかとも思いましたが、こちらは香りの気にならないマイルド系とんこつ。更に魚介や醤油が加わり、進化系博多ラーメンといわれる理由がわかりました。ラーメンとしてかなり完成度の高いものとなっています。

■ トッピング

 続いて「味玉」と「追いネギ」を追加してこのラーメンを完全体にします。
 

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やはりラーメンには味玉ですよね。ラーメンに味玉がトッピングできるだけで、そのお店は好感度高いです。ラーメン店で味玉が頼める場合は必ず注文します。今回トッピングできる味玉は醤油ベースの味付けながら、甘みの強いもの。この味玉はラーメンの美味しさを引き立ててくれると共に、満足感を追加させてくれます。
 

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 そして少し多めの追いネギは口直しにもぴったり。さっぱり感のある白髪ネギはこってりラーメンが苦手な人でも美味しくいただけるのでオススメのトッピングです。一度ネギとスープを絡めてから麺と共にほおばると、シャキシャキ食感の美味しいネギラーメンとしても楽しめます。ネギはオススメ。

■ 締めにしゃりを投入

 そして麺を食べ終えた後はスープを飲み干したいのをグッと我慢。最後に入れたいのが「追いしゃり」です。
 

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 ラーメンの残り汁にごはんを入れるという「ちょっといけないこと」をしている様な背徳感がありますが、絶対入れたいのがこの追いしゃり。だいたいのラーメン屋さんにはライスセットもあります。別にかっぱ寿司でラーメン雑炊なんて……と思われる方も多いと思います。しかし、逆にこれはかっぱ寿司でしかできないもの。実はこの「追いしゃり」、しゃりなので酢飯でできています。これを迷わずドボン。
 

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 本格ラーメンシリーズ第1弾からある「追いしゃり」ですが、これがめちゃくちゃラーメンに合う。ごはんに投入した途端、ホロリと解けてサラサラ極上な雑炊になります。少しの酸味がアクセントとなり、噛みしめれば口の中にほのかな甘味が広がるラーメン雑炊。これがすばらしい。ラーメン屋さんで美味しいラーメンとごはんは頼むことができますが、ラーメン屋さんで酢飯を頼んでも出てくることはないでしょう。
 

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 かっぱ寿司寿司の海鳴監修「魚介とんこつラーメン」とても美味しい一杯でした。
 

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(和泉宗吾)

提供元・おたくま経済新聞

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