時計の革ベルトの手入れ方法

天然素材でできている革ベルトは、乱雑に扱うとすぐに傷んでしまいます。一方で丁寧な扱いを日頃から心がけることで、寿命を延ばすことはもちろん、経年変化による風合いの変化を楽しむこともできます。

ポイント①:日常のお手入れと保管方法

時計の「革ベルト」の種類や手入れ方法、おすすめのブランドを紹介!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

まず日常的に行うこととして、使用後は必ず汚れを拭き取るようにしましょう。革には繊維が詰まっていて、その隙間に汚れが入り込むことによって沈着してしまいます。1日中時計を巻いていると、手首から汗や汚れが付着します。

その日付いた汚れをその日のうちに拭き取ることで、革の寿命が大きく変わります。拭くときはメガネ拭きのような柔らかい布で、優しく拭き取りましょう。ゴシゴシこすりつけるように拭くのはNGです。

また、保存方法にも注意が必要。汗などが染み込んだ状態で湿気の多い場所に置いていると、雑菌が繁殖し、最悪の場合カビが発生してしまうこともあります。特に雨で濡らしてしまったときなどは、直射日光や湿気の多い場所を避け、風通しが良い場所で陰干しするようにしましょう。

ポイント②:革用クリームで革に栄養を!

時計の「革ベルト」の種類や手入れ方法、おすすめのブランドを紹介!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

定期的に革用のデリケートクリームを使うこともおすすめです。人間の肌と同じく、何のお手入れもしていないと革は劣化していく一方。クリームを塗り込めることで保湿と栄養を革に与え、乾燥してカサカサになるなどの状態を避けることができます。

ポイント③:複数本所有が時計のベルトの寿命を伸ばす

時計の「革ベルト」の種類や手入れ方法、おすすめのブランドを紹介!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

また、もし腕時計を2本以上所有しているなら、同じ時計を連続で使用するのではなくローテーションで着用するのも効果的。ほどよく休息を与えることで、革の劣化が緩やかになります。

腕時計を1本しか持っていない場合は、ベルトだけを交換する方法もあります。例えば汗をかきやすい夏場はステンレス製のブレスレットを、その他のシーズンは革ベルトを付けるというように使い分ける愛好家も多いです。

革に困った時の参考に!おすすめ革ベルトブランド5選

モレラート(MORELLATO)

時計の「革ベルト」の種類や手入れ方法、おすすめのブランドを紹介!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

モレラートは、1930年に誕生した時計ベルトの専業ブランドです。

北イタリアのパドヴァに本社を構え、熟練の職人達のよる巧みな技術でベルトを製造。本国イタリアではおよそ80%の時計宝飾店で取り扱われ、約50%のシェアを誇ります。

オーソドックスなカーフレザーからパイソンやオーストリッチといった独自素材まで、豊富なバリエーションを展開。カラーバリエーションも多彩で、イタリア独特の発色が魅力的です。

同じ革ベルトでも、高級ブランドの腕時計に使われるようなエレガントなものもあれば、汗や水に強いスポーティなものも手がけるなど、幅広いニーズに応えるラインナップを揃えています。

ヒルシュ(HIRSCH)

ヒルシュは、オーストリアで1765年に創業された老舗ブランド。さまざまな時計ブランドのOEM生産を手がけるほか、世界各地へ向けて高品質な製品を発信しています。

使用されている革のほとんどは、イタリアのトスカーナ州にある老舗製革所の最高級品質のもの。伝統的な技法を用い、革職人の手作業によって洗練されたブレスレットを製造しています。

従来の革ベルトよりも耐水性に優れているのも特徴で、独自の「サウナテスト」を製品に課すことで熱や湿気、汗への耐性も高めるなど、細部までこだわりを持ったブランドです。

バンビ(BANBI)

バンビは、創業から80年を数える日本の老舗メーカー。日本国内で高い人気を誇るだけでなく、時計大国スイスをはじめとする海外の有名ブランドのOEMも手がけています。

革ベルトの弱点でもある梅雨の湿気や夏の汗を克服するため、協力撥水加工の「スコッチガードレザー」を開発。さらに、アレルギー体質の人でも安心して着用できる「エコピュアラ」など、多くの人の願いを叶える独自の素材を生み出しているのが魅力です。

カミーユ・フォルネ(Camille Fournet)

カミーユ・フォルネは、1945年にパリで創業されたフランスの高級時計ベルトブランド。世界的にも有名で、カルティエやフランク・ミュラー、ゼニスなど、ほとんどの一流時計メーカーがこのブランドの革ベルトを採用しています。

すべての製品に高級感があり、愛用している時計に相応しいベルトが必ず見つかると言っても大げさではないブランドです。

カシス(CASSIS)

時計の「革ベルト」の種類や手入れ方法、おすすめのブランドを紹介!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

カシスは、世界中から高品質な時計バンドを厳選して販売するセレクトブランドです。

ラグジュアリーなものからスポーティなものまで、幅広いバリエーションの革ベルトを展開。一級品のものばかりがセレクトされています。

まとめ

時計の「革ベルト」の種類や手入れ方法、おすすめのブランドを紹介!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

コーディネート全体で見るととても小さいパーツである革ベルトですが、選ぶ素材や色によって雰囲気が全く違うものになります。

メタルブレスレットと違ってデリケートの扱いや小まめなケアが求められるものの、経年変化によって味わい深くなっていくのも革ベルトならではの魅力。

普段金属製のブレスレットを付けている人は、革ベルトに付け替えるだけで、まるでいつもと違う時計を巻いているかのような気分になれるのでとてもおすすめですよ。

提供元・KASHI KARI

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