懸念されていたiPhoneなどのプライバシー保護強化は影響を及ぼさず

実はネット広告の世界では、アップルによるプライバシー保護強化によってネット広告に影響が出るのではという懸念が浮上していた。これはiPhoneなどのOSである「iOS 14.5」で、広告のためにユーザーを追跡したり、データをアプリ間で共有したりするときに許可を求める、というもの。
しかし、グーグルではユーザーが入力した検索キーワードに関連する広告を表示するサービスが主体のため、アップルによる規制の影響を受けにくかったようだ。ただし、YouTube広告の収益は前年より拡大してはいるが、アナリストの予想は74億ドル(約8,440億円)であったことから、多少の影響はあったといっていいだろう。
グーグルとアップルといえば、ともに世界的IT企業を指す「GAFA」の一角であり、様々なデジタル技術の分野でしのぎを削っていることは読者の方々もご存知のことだろう。グーグルのCEOを務めるスンダー・ピチャイ氏も、AIへの投資を続けることを明言しており、その進化が止まることはなさそうだ。
そのうち身近なデジタル分野にグーグルが進出しすぎるあまり、ネット上での行動はグーグルによって丸裸にされ、消費行動が操られる…なんてこともあり得るかもしれない。
参照元:YouTubeの広告収益は過去最高の8200億円超、Google Cloudも5700億円の収益【GIGAZINE】
※サムネイル画像(Image:Alex Yeung / Shutterstock.com)(Image:Valeriya Zankovych / Shutterstock.com)
文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ
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