販売現場では強硬手段での転売対策も
転売対策は企業同士だけでなく現場レベルでも実践されている。前述のノジマではオンラインで抽選販売を実施するだけでなく、リアル店舗でも「目視で転売ヤーを排除」といった購入者のふるい分けや「PS5の外箱に購入者のフルネームを記入」「デュアルセンスコントローラーの包装袋を開封・破棄」といった荒業とも言える転売対策を実施しネット上で話題となった。対策方法についての賛否はあるだろうが、それだけ業界が転売を問題視していることは、ユーザー側としてありがたいことには違いないだろう。
ネット上では「何度か購入を試みたけど、あまりにも購入出来ないので購入欲求が消滅した」「出回らないからソフト会社もPS5専用ソフトをあまり出さない。欲しいソフトが無いからPS5もそこまで欲しくなくなった」など、PS5の購入を諦めたファンが続出。また、「国内累計販売数100万台突破したと発表されましたが、10万本越えたソフトが無いって明らかに異常」と、本当に欲しがっているファンに届いていない現状を改めて指摘する声や、「PS6を出すときはPSNやPS+に加入している人から優先的に買えるようにしてはいかがですか?」とソニーに対して転売対策を提案するファンも見られた。
任天堂のスイッチも、店頭在庫が普及するまではかなりの時間を要していたし、10月8日に発売された有機ELモデルの新型スイッチも品薄状態が続いている。果たして本当にファン全員が入手できるのはいつになるだろうか。一刻も早い半導体の供給不足の解消に期待したい。
参照元:「PS5購入者は箱に名前を書いてもらう」ノジマはなぜ転売ヤーを許さないのか? 苛烈な転売対策の背景を担当者に聞いた【ねとらぼ】 参照元:いつまで続く「PS5」不足、1周年も倍率は60倍!【Lmaga.jp】
※サムネイル画像(Image:charnsitr / Shutterstock.com)
文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ
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