イアゴ・エレリン(キャプテン翼)
ラ・リーガ2020/21シーズンをもってアスレティック・ビルバオを退団することとなったスペイン人GKイアゴ・エレリン(現無所属)も『キャプテン翼』が大好きな選手の1人だ。エレリンの左足には複数のアニメキャラクターが刻まれているが、大空翼、チームメート石崎了、東邦学園の日向小次郎、「フィールドの貴公子」と呼ばれる武蔵中の三杉淳、そして花輪中の双子「立花兄弟」のうちの1人がはっきり確認できる。
GKであるエレリンだが、タトゥーにはアニメで活躍するGK「若林源三」と「若島津健」の姿が見えないのが不思議である。
スティーブ・マクカ(キャプテン翼)
あまり知られてない選手であるが、コロンビア1部アトレティコ・ブカラマンガに所属するウルグアイ人DFスティーブ・マクカも『キャプテン翼』の熱狂的なファンであり、タトゥーももちろん入れている。タトゥーの全貌がはっきり確認できる画像はないが、「小学生編」に出てくる大空翼の技2つ、石崎了、若林源三が刻まれていることがわかる。
ちなみに、マクカと双子の兄弟の名前も『キャプテン翼』に由来しているようだ。母ミルタさんは双子が生まれると知った際、長男のエドワードにどんな名前を付けたいか聞いた。エドワードが、当時ブームとなっていた『キャプテン翼』を見ていたことから、スティーブ(ウルグアイでの日向小次郎の呼び方)とアンディ(三杉淳)の名前を選んだという。
アレハンドロ・ゴメス(キャプテン翼)
ここでお伝えする『キャプテン翼』が入った最後の選手は、2014年から2021年の夏にかけてアタランタでプレーし、攻撃の中心であったアルゼンチンFWアレハンドロ・ゴメス(現セビージャ)だ。シンプルであまり目立たないタトゥーだが、右足にはボールを持った大空翼が確認できる。ドライブシュートを打つ体制だと思われる。
なおゴメスの妻によると、ゴメスは伊メディア『コリエーレ・デロ・スポルト』が以前連載と共に毎週販売していた『キャプテン翼』のフィギュアを全て揃え、そのコレクションが1番の宝物であるという。