アパレル業界に常に新風を送り続けるユニクロ(UNIQLO)。コロナ禍でも最高益を叩き出している。 それではコロナ禍の中、従業員の年収はどう動いたのだろうか。有価証券報告書をもとに確認していこう。
ユニクロの親会社はファーストリテイリング
ユニクロで有名なファーストリテイリング。GU、Theory、PLSTなど複数のブランドを展開する。
世界のアパレル製造小売業の中でも3位の売り上げ規模を持つ同社。「服を変え、常識を変え、世界を変えていく」を企業理念に 掲げる企業だ。
ファーストリテイリングの平均年間給与は900万
2020年8月期の有価証券報告書によればファーストリテイリングの従業員数は1,589人。平均年齢は37歳10ヵ月。業種的にも若い人が多いようだ(2020年8月31日現在)。
平均年間給与は901万3,000円(2020年)。 2019年の平均年間給与900万4,000円 から微増となった。
フルタイムの初任給は?
それでは、初任給はどうだろうか。ファーストリテイリングのグローバルリーダー候補の新卒採用は月額 25万5,000 円。このグローバルリーダー候補とは世界に通用する人材という意図があり、場合によっては海外転勤も可能なグローバルな人材が求められている。
地域正社員の場合は地域により異なるが、17万7,500円~20万2,800円となっている。こちらは地域に根ざした働き方が求められる。
コロナ禍でも最高益のユニクロは平均年収も増加
新型コロナウイルスの感染が広がる中、ユニクロではこうした環境下だからこそ、「Life Wear」が大切と考えた。あらゆる人にとって着心地の良い服、快適な時間を過ごす服が必要と考え提供する。コロナ禍の巣ごもり需要とも相まって、コロナ禍でも最高益をあげたユニクロ。平均年収も増えているようだ。
文・しらいはるか
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