「LINE公式アカウント」の使い方【メッセージ配信】

LINE公式アカウントの便利な機能としては、メッセージ配信機能もある。LINEのトークに直接メッセージを送信できるので、宣伝やキャンペーンを展開したいときに、メッセージ送信で顧客へ直接通知できるメッセージ送信機能はとても便利だ。LINE公式アカウントのメッセージ送信機能には、一斉送信、ABテスト送信、セグメント送信がある。それぞれの使い方を解説する。

【使い方①】一斉送信

一斉送信機能とは、LINE公式アカウントの友だち全員に同じメッセージを一斉送信する機能である。一斉送信機能の使い方は次のとおりだ。

「LINE公式アカウント」の応答メッセージ、メッセージ配信、タイムラインなどの使い方を解説!
(画像=「配信先」で「絞り込み」を選択する、『オトナライフ』より 引用)

その画面でメッセージを一斉配信する日時とメッセージ本文を設定したら、画面の下の「配信」をクリックする。すると、ユーザーに一斉にメッセージを送信できる。

【使い方②】ABテストメッセージ配信

LINE公式アカウントの友達の数が5,000人以上になると一斉送信機能の他に、ABテストメッセージの送信ができる。Bテストとはメッセージ送信の対象を2つのグループに分けて、A2つの異なるメッセージを送信して、どちらのメッセージへの反応がいいのか調査する方法である。一斉送信する前にメッセージの精度を高めるための、マーケティングでは欠かせない手法なので、友達の数が増えてきたらぜひチャレンジしてみよう。

ABテストの使い方は次の通りである。一斉配信メッセージを作成したときと同じように、LINE公式アカウントの管理画面の左ペインから「メッセージを作成」をクリックする。

「LINE公式アカウント」の応答メッセージ、メッセージ配信、タイムラインなどの使い方を解説!
(画像=「高度な設定」で「ABテストを作成」をクリックする、『オトナライフ』より 引用)

友だちの数が5000人以上の場合には、ABテストの作成画面が表示される。ABテストの名前、テストの対象数と割合を設定したら、メッセージをバリエーションごとに作成する。ABテストのバリエーションは最大で4つまで追加可能である。

【使い方③】セグメント配信

LINE公式アカウントでは、100人以上の友だちがいれば、一斉送信やABテスト送信だけでなく、友だち登録してくれたユーザーの属性ごとに異なったメッセージを送信できるセグメント配信もできる。年代や地域などのユーザーの属性によって発信したいメッセージが異なる場合には、セグメント配信を活用するといいだろう。

セグメント配信の使い方は次のとおりだ。LINE公式アカウントの管理画面の「メッセージを作成」に入る。

「LINE公式アカウント」の応答メッセージ、メッセージ配信、タイムラインなどの使い方を解説!
(画像=「配信先」で「絞り込み」を選択する、『オトナライフ』より 引用)

するとそのすぐ下に、絞り込み配信の設定画面が開く。「オーディエンス」と「属性の絞り込み」でメッセージを送信する対象を細かく設定して、メッセージを作成する。

「LINE公式アカウント」の使い方【タイムライン】

LINE公式アカウントを運用する上では、タイムラインの使い方も重要なポイントとなる。トークルームでのやり取りはユーザーに友だち登録してもらわなければできないが、ホーム画面に投稿した内容は公開設定しておけば、タイムラインから簡単にシェアしてもらえるからだ。

友だち登録してくれたユーザーのタイムラインからシェアしてもらうことで、より多くのLINEユーザーに知ってもらえるきっかけになるのがタイムラインだ。LINE公式アカウントの管理画面からタイムラインへの投稿もできる。タイムラインもぜひ活用しよう。タイムラインへの投稿方法は次のとおりだ。

「LINE公式アカウント」の応答メッセージ、メッセージ配信、タイムラインなどの使い方を解説!
(画像=管理画面の上のメニューの「タイムライン」をクリックする。「作成」をクリックする、『オトナライフ』より 引用)
「LINE公式アカウント」の応答メッセージ、メッセージ配信、タイムラインなどの使い方を解説!
(画像=タイムラインの作成画面に入る、『オトナライフ』より 引用)

作成した内容は、タイムラインへ投稿する前にプレビューで確認できる。内容をしっかりと確認した上で投稿しよう。

「LINE公式アカウント」の使い方【クーポン機能】

LINE公式アカウントでは、割引クーポンや無料プレゼントの引換クーポンなどとして使えるクーポンの発行もできる。友だち登録してくれたユーザーを店舗へ誘導するための動線としてクーポンは活用できる。LINE公式アカウントのクーポンの使い方について解説する。

「LINE公式アカウント」の応答メッセージ、メッセージ配信、タイムラインなどの使い方を解説!
(画像=LINE公式アカウントの管理画面の左ペインから「トークルーム管理」>「リッチメニュー」とクリックする。「作成」をクリックする、『オトナライフ』より 引用)
「LINE公式アカウント」の応答メッセージ、メッセージ配信、タイムラインなどの使い方を解説!
(画像=クーポン作成画面に入る、『オトナライフ』より 引用)

クーポン作成画面では、クーポン名、有効期限、画像、利用ガイドを設定する。必要に応じて、詳細設定で抽選、公開範囲、使用回数、クーポンコードなどを設定する。

「LINE公式アカウント」の使い方【ショップカード】

LINE公式アカウントを店舗で運用するのなら、ぜひ活用したいのがショップカードだ。LINE公式アカウントのショップカードとは、ポイントカードのことで、来店したユーザーに対してポイントを付与できる。

1回の来店でショップカードに1ポイント、10ポイントで1割引のクーポンと引き換え、といった特典の内容は店舗ごとに設定できる。ユーザー側としてもスマホ画面の提示だけでよくて、会計のたびに財布の中からポイントカードを出さずにすみ、会計の手間を省けるというメリットが大きい。

ショップカードを活用すれば、ユーザーのリピートが期待できるので、リピーターを増やしたい店舗はぜひ活用しよう。

LINE公式アカウントでのショップカードの設定方法は次のとおりである。

「LINE公式アカウント」の応答メッセージ、メッセージ配信、タイムラインなどの使い方を解説!
(画像=LINE公式アカウントの管理画面の左ペインから「ツール」>「ショップカード」とクリックする。するとショップカードの作成画面が開く、『オトナライフ』より 引用)

ショップカードの作成画面では、背景画像、デザイン、ゴールのポイント数、特典の設定、ショップカードの有効期限などを設定する。ショップカードの必要な設定ができたら、画面の下に「下書き保存」もしくは「保存してカードを公開」をクリックして、保存もしくは公開しよう。

「LINE公式アカウント」の使い方【リッチメニュー】

LINE公式アカウントの運用が成功するかどうかはリッチメニューにかかっていると言ってもいいだろう。リッチメニューとは、トーク画面の下に表示されるタイル状のメニュー画面のことだ。画面の占有率が高く、視覚効果が大きい。リッチメニューにはクーポンやWebサイトへのリンクなどを設定できる。ユーザーの動線を決定づける重要な要素になるので、リッチメニューはしっかりと作り込もう。

リッチメニューと混同しやすいのがリッチメッセージである。リッチメッセージは画像つきのメッセージのことである。どちらも視覚効果の高いツールだが、リッチメニューはトーク画面に常時表示されているのに対して、リッチメッセージは送信されなければ表示されない。

リッチメニューの使い方は次のとおりだ。

「LINE公式アカウント」の応答メッセージ、メッセージ配信、タイムラインなどの使い方を解説!
(画像=LINE公式アカウントの管理画面の左ペインから「ツール」>「クーポン」と選択する。クーポンの作成画面に入ったら「作成」をクリックする、『オトナライフ』より 引用)
「LINE公式アカウント」の応答メッセージ、メッセージ配信、タイムラインなどの使い方を解説!
(画像=リッチメニューの設定画面が開く、『オトナライフ』より 引用)

リッチメニューのタイトル、表示方法、画像、アクションなどを設定していく。

文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ

【関連記事】
ドコモの「ahamo」がユーザー総取り! プラン乗り換え意向調査で見えた驚愕の真実
【Amazon】注文した商品が届かないときの対処法を解説!
COSTCO(コストコ)の会員はどれが一番お得? 種類によっては損する可能性も
コンビニで自動車税のキャッシュレス払い(クレカ・QRコード決済)はどの方法が一番お得?
PayPay(ペイペイ)に微妙に余っている残高を使い切るにはどうすればいいの!?