なぜそんなに煩雑!?マイナポイントの受け取り方

2.「マイナポイント登録申請」半数以下と判明、ばら撒きが失敗に終わった原因とは!?
筆者も先に申し込みを終了した知人に聞いて、マイナンバーカードの申し込みからポイント付与まで教えてもらい無事に5,000円ゲットした。デジタル弱者には厳しい選択だったのかもしれない
(画像=『オトナライフ』より 引用)

そもそも、マイナポイントをばら撒いてマイナンバーカードの普及率をアップするという作戦が失敗に終わっているのは、マイナポイントの受取り方法が煩雑だったのも影響しているのではないだろうか。マイナポイントを受け取るにはマイナンバーカード申請し受け取ったら、キャッシュレス決済を1つ選びスマホかコンビニのマルチコピー機からマイナポイントを申し込む。後は還元されるのを待つだけだが、デジタル弱者には厳しく面倒だと思われても仕方ないだろう。

最大5,000円分の電子マネーを獲得できることは魅力だが、こんな煩雑な申込みを、しかも最も大切な個人情報とも言えるマイナンバーカードを使って行うのも、国民にとっては不安だったのではないだろうか。実際周りでも「マイナンバーカードは作ったけどマイナポイントは申請していない、よくわからない」という年配者の方が多いと聞く。

総務省は2020年6月30日に終焉した「キャッシュレス還元事業」の熱が冷めやらぬうちにとマイナポイントのばら撒きを考えていたのだろうが、ばら撒くこともできず、結果マイナンバーカードの普及率も伸びず、何がやりたかったの?という状態になっただけ。多額の国民の税金を使うならば、誰にでも分かりやすく、不安のない仕組みを考えて実行するべきだ。

文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ

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