フジテレビの平均年収は？コロナ禍で大幅ダウン？！

テレビ業界の中でもずば抜けて年収が高いと言われているフジテレビ。平均給与はいくらでしょうか？コロナ禍での状況も踏まえてみていきます。

親会社はフジメディアホールディングス

フジテレビの親会社はフジメディアホールディングスです。フジテレビジョンを筆頭とするメディア事業、そして都市開発・観光事業なども行っています。

有価証券報告書によれば、フジメディアホールディングスの平均年間給与は801万2,000円（2020年）でした。

新型コロナウイルスの感染拡大により大きな影響を受けた2020年。広告収入の減少、イベントや劇場映画の中止や延期が大きな打撃となっています。年間給与にも影響が出たものと推測されます。

過去の年収も見ていきましょう。

2019年は2019年4月1日から2020年3月31日までの事業年度を指します。この時点で新型コロナウイルスの影響が出ていたと推察されますが、それ以前は1,100万円超えの平均年収でした。

2021年時点、新卒の募集要項では初年度参考月給　283,800円（2021年度実績）となっています。

また、中途採用では下記の数字となっています。

25歳参考月給　296,700円
30歳参考月給　385,700円
35歳参考月給　441,966円
（いずれも2019年度実績）

配属部署で給与は異なりますが、制作現場に行けば青天井といううわさもあります。

やはりコロナ禍での年収の落ち込みは避けられないようでした。新型コロナウイルスの影響が落ち着きつつある昨今、業界の再始動が期待されます。

文・しらいはるか