(3)タブを目的ごとにフォルダに分類して整理
検索の目的は人それぞれ。仕事に関する内容を調べることもあれば、趣味に関することを調べる場合もあるだろう。このように異なる目的で開いたタブが混在していると、とっさに目的のものを見つけるのは難しい。そんなときは、新しく追加された「タブグループ」機能を使って、目的別にタブをフォルダ分けしよう。タブ一覧画面を開いて、分類したいタブを長押し。「タブグループへ移動」から新規タブグループを作成する。

最後に、フォルダの名前を入力すればOK。選択したタブがグループに分類された。同様の手順で、すでに開いたタブを同じグループに移動させることが可能。別のタブグループに切り替えたいときは、画面下部の「○個のタブ」をタップし、表示したいものを選ぶ。

移動したいグループを選択。空の新規タブグループを作成することも可能、『BCN+R』より引用)
(4)スタートページを編集してより自分好みに
iOS 15では、Safariを起動したときに表示されるスタートページも自由に編集できるようになった。「お気に入り」や「リーディングリスト」などの頻繁に使う機能を画面上部に配置したり、人に見られたくない「よく閲覧するサイト」、あまり使わない「Siriからの提案」などを非表示にしたりできるのだ。これらの機能を使うには、スタートページを表示して画面下部の「編集」をタップ。各機能のオン/オフを切り替えて非表示状態にしたり、右端の三本線を上下にドラッグして位置を変更したりしよう。

編集画面が表示され、各機能の表示/非表示や表示順序を変えられる(右)、『BCN+R』より引用)
さらに、スタートページの背景を自分の好きな壁紙に設定することも可能になった。あらかじめ用意された画像のほか、「写真」アプリに保存した写真を選択してもOK。Safariユーザーにとっては頻繁に目にする画面なので、自分好みの画像を設定すれば気分も上がるだろう。

iOS 15正式リリースからもうすぐ1か月経つが、日常使いしていたアプリの大きな変化にすぐ適応するのは難しい。とはいえ、今回紹介した4つの基本テクニックを押さえておけば、これまで以上にSafariを便利で快適に使いこなせるようになるはずだ。(TEKIKAKU・山崎理香子)
提供元・BCN+R
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