キャッシュレス化が進む現在、読者のなかにもクレジットカード、デビットカード、QRコード決済などを利用して、キャッシュレスで生活している人は多いことだろう。その中ではマイナーな印象のあるデビットカードだが、利用者はどんな理由でデビットカードを使っているのだろうか今回は、MMD研究所がビザ・ワールドワイド・ジャパンと共同で実施した「デビットカードに関する調査」の結果を紹介しよう。

世代によってデビットカードを利用する理由が異なる

「デビットカード」の魅力、全世代の約7割が周りに勧めたいと思うその理由とは?
(画像=(ビザ・ワールドワイド・ジャパン、MMD研究所調べ)、『オトナライフ』より 引用)

 まずは、デビットカード利用者が、デビットカードを利用し始めたきっかけから。1位は「キャンペーン期間でポイントがもらえたから」16.2%、2位は「お金の管理がしやすいと思ったから」13.1%、3位は「ATMで引き出すのが面倒だったから」12.5%、4位は「新しく銀行口座を開設したから」11.8%、5位は「信頼できる銀行が発行しているものだったから」11.7%と並んだ。だが、60代利用者のきっかけの1位は「信頼できる銀行が発行しているものだったから」が24.1%と圧倒的。慣れ親しんだ銀行の勧めもあって入会する人が多いのかもしれない。