不動産の売買・賃貸・仲介および空き家活用事業を展開する株式会社ジェクトワンは、2021年6月29日より、全国各地の空き家活用に取り組む事業者と提携した組織「アキサポネット」にて加盟事業者へのサポートを開始しました。 10月27日には、愛知県で初の加盟事業者となる太郎左衛門産業株式会社、新潟県で初の加盟事業者となる株式会社クラビスと静岡県で2社目の加盟事業者となる株式会社ハビタットが新たに加盟し、加盟事業者は8府県11社となっています。
「アキサポネット」発足の背景
株式会社ジェクトワンは、2015年に施行された“空家等対策の推進に関する特別措置法”を機に、2016年より空き家活用事業「アキサポ」をスタートさせた。「アキサポ」では、これまで首都圏を中心にさまざまな空き家をシェアキッチンや新店舗、バイクガレージ、宿泊施設などへリノベーションする再生活動を行なっていた。
問い合わせの増加を受け、2021年には「アキサポ」の全国展開を図り、日本の空き家問題の解決に向けて各地の事業者とパートナー提携する「アキサポネット」が発足された。
現在は、提携事業者として、石川県や大阪府、京都府などの企業の加盟が決定しており、これまでの実績を基に、全国の空き家所有者が抱える空き家問題解決を目指している。
「アキサポネット」の概要
「アキサポネット」は、地域の不動産会社や工務店などの空き家活用事業者とライセンス契約を結び、アキサポネットメンバーとして提携していくことで、全国の空き家問題解決を目指す。
アキサポネットメンバーには、ジェクトワンがこれまで蓄積してきた収支計画やルールなどの空き家活用ノウハウの共有や、スタートアップ研修、フォローアップ、PRサポートなどを行っていく予定とのこと。また、活用事例共有などでメンバー同士のコミュニケーションも図っていくようだ。
「アキサポネット」の目指すもの
ジェクトワンでは、地方の空き家に対する課題解決には、各地方行政・自治体と連携し、エリアが抱える空き家問題の解決に向けた具体的な対策が必要と考えている。全国の空き家を活性化させ、不動産市場の流通に乗せていくことを空き家活用のゴールとし、3年後には全国70社以上の加盟事業者を目指すとともに、ブランディングにも力を入れていくようだ。
地域が抱える深刻な空き家問題を解決する糸口として、これからの活躍が期待できるサービスだ。
詳細は下記サイトを確認してほしい。
アキサポネット:https://www.akisapo.jp/akisaponet/
文・MONEY TIMES編集部
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