アナタは近所の「イオン(AEON)」でよく買い物をしているだろうか? もし、毎日のようにイオンで買い物をしているなら、できるだけ多くのポイントをもらえるような支払い方法を実践してほしい。毎日コツコツとポイントを貯めれば、1年間ではバカにならない金額になっているはずだ。そこで今回は、イオンカード、WAON、イオンペイ(AEON Pay)などを駆使して、イオンでポイントを最大3重取りする方法を紹介しよう。
イオンの支払い方法とポイントは非常に複雑!
2021年9月1日から、いよいよスマホ決済サービス「イオンペイ(AEON Pay)」を導入した「イオン」。イオンペイについては→こちらで確認してほしいが、イオンといえば、古くから電子マネーの「WAON(ワオン)」や「WAON POINT」、そして公式クレカの「イオンカード」などでも支払いができた。そのため、イオンで使える決済方法を組み合わせると、最低でもポイントの2重取り、裏ワザも駆使すれば最大3重取りまで可能なのである。どうせイオンで買い物するなら、少しでも多くポイントをもらったほうがいいだろう。
イオンでポイントを2〜3重取りするにあたって、まず確認したいのがイオンでの買い物でもらえるポイントのことだ。イオンでは現金払いのとき「WAON POINTカード」を提示すると0.5%、電子マネー「WAON」で支払うと0.5%(会員登録するとイオンでは1%)、公式クレカの「イオンカード」で支払う0.5%(イオン系列では1%)のポイントが還元される。これに、9月からはスマホ決済サービスの「イオンペイ」が追加された。
次に、これまでイオンでは、支払いごとにもらえるポイントがバラバラだったが、2021年9月11日からはどの支払い方法でももらえるポイントは「WAON POINT」に統一された。これについては→こちらで詳しく解説しているが、これはイオンで買い物をする際に大きなポイントになる。
■イオンで利用可能な支払い方法
【現金】WAON POINTカードを提示すると0.5%還元
【電子マネー】WAONで支払うと0.5%%還元(会員登録するとイオンでは1%)
【公式クレカ】イオンカードで支払うと0.5%還元(イオン系列では1%)
【スマホ決済サービス】iAEONの決済機能イオンペイで支払うと、登録したクレカの決済ポイントがもらえる(イオンカードは1%)※イオンペイアプリ自体のポイント還元はなし
イオンではポイントの2重取りすら難しい!?
一般的なスマホ決済サービスではポイントの2重取りや3重取りができることが多い。たとえば、au PAYでは「公式クレカau PAY カードからの残高チャージ」+「au PAYでの決済」でポイントの2重取りができる。さらに、支払い前にローソンなどで「Pontaポイントカード」を提示することでポイントの3重取りも可能となっている。au PAYで3重取りする仕組みは→こちらで確認してほしいが、イオンではこのような分かりやすい方法で、ポイントを2重取りするのが意外と難しいのだ。
たとえば、WAON POINTカードは現金支払い時にポイントが付与されるため、電子マネーWAONやイオンカードと組み合わせてもポイントの2重取りはできない。また、WAONに現金やイオンカードで都度チャージしてもポイントはもらえないのだ。もちろん、新登場のイオンペイはアプリ自体のポイント還元がなく、登録したクレカの決済分のポイントがもらえるだけなので、2重取りや3重取りにはまったく向かない。