筆者は日用品の買い出しにカインズホームをよく利用する。中でもオリジナル商品は、デザインがシンプルで機能的なところが気に入っている。今回は、カインズのオリジナル商品の中でも、掃除道具にプラスαの機能がついた商品にスポットをあてた。実際に使ってみて「これはいい」と実感したので紹介しよう。

カインズホームのオリジナル商品は見た目がシンプルでおしゃれ

 筆者がカインズホームを普段よく利用していて感じるのは、オリジナル商品の多さだ。キッチン用品から寝具、トイレットペーパーに至るまで、さまざまなオリジナル商品を展開している。

 それらのデザインはどれもシンプルで、商品名も分かりやすい。今回紹介する「玄関タイルの汚れを落とすブラッシングスポンジ伸縮柄」と「ケースが要らないワイヤーフレームカーペットクリーナー」の二点は、まさにそんな商品の代表格といえる。

玄関タイルの汚れを落とすブラッシングスポンジ伸縮柄

痒い所に手が届く!カインズホームのシンプルな掃除道具たち
(画像=「玄関タイルの汚れを落とすブラッシングスポンジ伸縮柄」(1480円) (cainzオンラインショップより)、『BCN+R』より 引用)

 最初に紹介する掃除道具は「玄関タイルの汚れを落とすブラッシングスポンジ伸縮柄」(以下、ブラッシングスポンジ)。玄関掃除をする時、普段はほうきとちりとりで砂やほこりを掃除するだろう。

 しかし、雨の日の玄関は砂やほこり以外にも、泥のついた足跡が残ったり、濡れているとほうきだけでは汚れが落ちなかったりする。かといって、いちいち雑巾で拭くのも面倒だ。それに、毎日ほうきで掃き掃除をしていても、いつのまにかタイルがくすんでいるものだ。

 「玄関は汚れるものだから仕方ない」「乾燥した泥汚れを見てみぬふりをする」というわけにもいかない。そんな時に活躍するのが、この商品だ。

ブラシ部分を水で濡らして立ったままササッと掃除できる

 ブラッシングスポンジの使い方は、スポンジ部分を水で濡らして玄関タイルを軽くブラッシングするだけ。洗剤を使用する必要はなく、水だけできれいになる。億劫だった玄関タイルの汚れを、気づいた時に手軽にササッと落とせる。

 スペアのスポンジが別売りしているので、スポンジ部分の汚れが取れなくなったり、くたびれたりしたら取り替えられるのがまたいい。

 見た目はフローリングワイパーに似ているが、違いはヘッドと柄が固定されている点。固定により、力がダイレクトに伝わるのだ。

 フローリングワイパーのヘッドと柄が稼働する理由は、狭い隙間に自在に入り込んでほこりをとったり、力を入れずに手早く掃除したりするためだろう。

 しかし、玄関の汚れを取る場合は、ヘッドと柄の固定で力が伝えられ、泥汚れも数回ブラッシングするだけできれいになる。汚れが筋のように残ることもあまりない。

痒い所に手が届く!カインズホームのシンプルな掃除道具たち
(画像=よく見ると緑と白のスポンジがギザギザに配列されている(筆者撮影)、『BCN+R』より 引用)

 注意点は、砂や砂利はあらかじめほうきで取り除いておくこと。砂や砂利を挟んだ状態で床をこすると、タイルを傷つけてしまうことになる。

 ブラシ面を触ってみると、歯ブラシのようにギザギザ状になっている。この凹凸でタイルのよごれを掻き出し、スポンジ部分が浮いた汚れを吸い取ってくれているようだ。

 しゃがむことなく、立ったまま玄関タイルを磨けるのはとても楽だ。

決め手はシンプルな見た目と使い勝手

痒い所に手が届く!カインズホームのシンプルな掃除道具たち
(画像=白とシルバーのシンプルな見た目がお気に入り(筆者撮影)、『BCN+R』より 引用)

 掃除道具を購入する際、掃除のしやすさはもちろんだが、どこに収納するかも考えたいもの。この商品は、シンプルでしかも柄が伸縮するので収納スペースを取らない。

 柄の部分はアルミ製なので、軽いのも魅力。何よりも筆者が気に入っている点は、洗剤を使わず水だけで汚れを落とせる上に、汚れたらヘッド部分だけを水洗いできることだ。

痒い所に手が届く!カインズホームのシンプルな掃除道具たち
(画像=ベリッと本体とブラシ部分が取り外せる仕様(筆者撮影)、『BCN+R』より 引用)

 本体部分には面ファスナーがついている。面ファスナーとは、トゲトゲの凸部分と、ふわっとした凹部分で接着する留め具のこと。外すときにベリベリッという音がする程度で、着脱はとても簡単だ。