2021年でブランド創立230周年を迎える“GIRARD-PERREGAUX(ジラール・ペルゴ)”。1975年に誕生したアイコニック的な“ロレアート”や、単なる技術的な要素であったブリッジを文字盤に配したデザインが印象的な、“スリー・ゴールドブリッジ トゥールビヨン”など、数々んタイムピースを生み出してきた。
この度、そんな主力のスリー・ゴールドブリッジ トゥールビヨンのデザイン哲学を魅力的な“ひねり”を加え、新たに“スリー・フライング ブリッジ トゥールビヨン”として発表した。
》新作はブリッジコレクション最後のサブファミリー
現代的に見えるスリー・フライング ブリッジ トゥールビヨンだが、それでも高級時計にふさわしく、伝統的な技法が数多く駆使されている。
三つのブリッジは輪列、香箱、トゥールビヨンを支えているだけでなく、地板の役割も果たす。その結果、ブリッジは空中に浮かんでいるように見え、まるで重力の影響を受けていないかのようなデザインに。
こうした独特な構造とするためには、インデックスをフランジに取り付け、さらにフランジをケースに取り付ける必要があった。
さらにこの時計の顕著な特徴のは、文字盤のさまざまな要素を異なる高さに配置した三次元的なフォルムをしていること。これは世界屈指の精緻な建築物にも共通して見られることだ。